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オフィスデザイン

【コンセプト別】おしゃれなオフィスの内装デザイン11選

注目のコンセプトを取り入れたオフィスの内装デザイン事例

では、実際に注目のオフィスコンセプトを採用した内装デザイン事例を紹介していきます。

どのような想いを込めて内装デザインを決めてきたのかなど、オフィスの誕生にまつわるエピソードに触れることができるため、「いいな」と感じたオフィスはぜひチェックしてみてください。

自然を感じられるオフィス【3選】

オフィスに自然の要素を取り入れることは、従業員の健康とウェルビーイングに多くのメリットをもたらします。

オフィス内に配置された植物は、従業員のストレスを軽減し、仕事のパフォーマンスと生産性を高める効果を生み、自然光や自然換気を取り入れることで室内環境が向上し、従業員の職場に対する満足度も高まります。


ここでは、自然の要素を効果的に取り入れた内装デザインを実現したオフィスを3つ紹介していきます。

株式会社ユニバーサル園芸社

株式会社ユニバーサル園芸社のオフィス

観葉植物のレンタルから造園・空間プロデュースまで、「植物」を軸に幅広い事業を展開しているユニバーサル園芸社のオフィスは、まるで植物園の中で仕事をしているかのように、オフィス内の至るところにグリーンが使用されています。

空間のコンセプトや目的ごとに、適したグリーンの種類や飾り方が取り入れられている同社のオフィスは、オフィスそのものがショールームとしても機能しており、オフィス緑化のお手本のような内装デザインとなっています。

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株式会社サイバード

株式会社サイバードのオフィスエントランス

女性向け恋愛ゲームをはじめとする様々なコンテンツ事業を展開するサイバードのオフィスは、グリーンや自然素材を取り入れながらも、エンターテイメントカンパニーらしい「遊び心」が随所に光る内装デザインが施されています。

事業拡大フェーズにある同社では、部署を超えた社内横断型コミュニケーションの活性化を大切にしており、リラックスした雰囲気の中での交流から、新しいアイディアがどんどん誕生しそうなオフィス空間となっています。

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株式会社プレミアムウォーターホールディングス

株式会社プレミアムウォーターホールディングスのオフィスエントランス

富士山や北アルプス、南阿蘇といった日本各地の天然水のウォーターサーバーレンタル事業を展開するプレミアムウォーターホールディングスのオフィスは、「自然の恵みを頂いてお客様にお届けしている会社」を具現化する、グリーンに彩られた自然を感じる内装デザインが施されています。

ガラス張りの会議室や開放感のある執務エリアは、役員と従業員の距離が非常に近くなる設計となっており、風通しの良いカルチャーが根付いている同社らしさが感じられるポイントです。

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活発なコミュニケーションが生まれるオフィス【3選】

従業員同士のインタラクティブで活発なコミュニケーションが生まれる職場環境は、生産性向上につながるとして、多くの企業のオフィスコンセプトとして採用されています。

コミュニケーションの活性化を促すオフィスでは、効果的なゾーニングによって従業員が現在取りかかっている仕事に最適な環境へ移動できるような設計となっている点が特徴です。

POD(※)やカフェ、屋外テラスやフリースペースなど、その時の気分や仕事内容によって最適なコミュニケーションが生まれる空間をあらかじめゾーニングしておくことで、従業員は集中とリラックスをうまく使い分けながら、適切に仕事を進めることができるようになります。

(※)POD:オンライン会議などに使用される1人用のワーキングブース


ここからは、活発な社内コミュニケーションが生まれる内装デザインをオフィスに取り入れた3つの企業を紹介します。

株式会社 Cogent Labs

株式会社 Cogent Labsのオフィス内フリースペース

AIの研究・開発や関連サービス事業を展開する株式会社Cogent Labsのオフィスは、「タイムレス」をコンセプトとしたシンプルな内装デザインの中に、コミュニケーションを活性化するための様々な仕掛けが隠されています。

社員の約半数が外国籍で、出身国は20カ国以上になるというインターナショナルな組織ということから、ボーダーレスで有機的なコミュニケーションが生まれやすいよう、フリースペースから会議室、執務エリアと全てのエリアが回遊できるようにつながっており、全ての部屋から青空が見える設計となっている点が特徴です。

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株式会社スマートドライブ

株式会社スマートドライブのフリースペース

車やバイクの移動データを収集し、分析・解析をすることで移動の利便性や安全性を高めるサービス提供を行っている株式会社スマートドライブのオフィスは、エントランスを入ってすぐの場所に設けられた、高い天井とナチュラルな内装デザインの開放感たっぷりのフリースペースが目を惹きます。

立席で100名、着席で50名収容できるフリースペースは、「コミュニケーションのきっかけとなる空間」がコンセプトとなっており、出退勤時はもちろん、執務エリアや会議室との行き来でも必ずフリースペースにいる人と顔を合わせる設計となっています。(2023年8月時点では移転済)

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株式会社ノースサンド

株式会社ノースサンドのオフィス内に設けられたビーチロード

デジタルテクノロジーを活用してクライアント企業のビジネス支援を行うコンサルティングファーム、株式会社ノースサンドのオフィスは、オフィス全体にハワイアンなサーフカルチャーのエッセンスが散りばめられ、心地よいリラックス感が漂う内装デザインが施されています。

クライアント先に常駐するコンサルタントが「戻ってきたくなるオフィス」をコンセプトに、海を彷彿とさせる会議室や会議室に向かうまでのビーチロードなどの「ちょっと寄っていこうかな」と感じる工夫を施すことで、オフィスが重要なコミュニケーションハブとなっています。(2023年8月時点では移転済)

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自宅のようにくつろげるオフィス【3選】

多くの仕事がノートパソコン1台で完結するようになり、自宅や地方などの遠隔地から仕事をする働き方が浸透する中、従業員が仕事をする環境に求めるものにも変化がみられるようになっています。

リモートワークやハイブリッドワークに慣れた従業員は「くつろいで」仕事ができる環境を求める傾向が高くなっており、企業も緊張感のある堅苦しいオフィスデザインよりも、家庭的でリラックスした状態で仕事に取り組めるオフィスデザインを採用するケースが増えています。

ここでは、アットホームな内装デザインを取り入れることで、従業員が快適に仕事ができるオフィスを実現した3社の事例を紹介します。

株式会社HANABISHI

株式会社HANABISHIのオープンスペース

Webサイトの開発・運営を行っている株式会社HANABISHIは、東京・原宿にある一軒家をそのままオフィスとして活用していました。

4階建ての建物の外観は煉瓦造りで、オフィス内は白を基調としたナチュラルなヨーロピアンテイストで統一されています。キッチンを会議室にしたり、フリースペースのテーブルにビリヤード台をリメイクしていたり、まるで友人の家に遊びにきたかのような内装デザインも特徴的です。(2023年8月時点では移転済)

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株式会社コスモスモア

株式会社コスモスモアのオフィス

モデルルームのプレハブ建築やオフィスの設計・施工事業を展開する株式会社コスモスモアのオフィスは、「SWICH」をコンセプトに、階層ごとに働き方や気分が変わるように、内装デザインに様々な工夫が取り入れられています。

社員同士がコミュニケーションをとりながらにぎやかに仕事ができるエリアに設けられたファミレスブース(写真)は特に若い社員からの人気が高いエリアで、複数名で和気あいあいとアイディアを話し合いながら仕事している光景がよく見られます。

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株式会社asken

株式会社askenのオフィス

食事管理アプリ「あすけん」の開発・運営事業を展開している株式会社askenのオフィスは、アメリカでダイエットの象徴とされている青リンゴをイメージした黄緑色が随所に取り入れられています。

健康的な食生活を推奨する同社の事業内容通り、オフィスの内装は全体的にシンプルでナチュラルにまとめられている中、畳の小上がりエリアは、リラックスしながらも集中して仕事ができると人気のエリアとなっています。

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工業的なムードのクリエイティブなオフィス【2選】

風化した木材や剥き出しのコンクリート、工業用の照明器具や家具などを取り入れた内装デザインは、その独特の無骨さや未完成感がクリエイティブな印象を与えることから、近年はデザインオフィスやアパレル企業以外に、IT関連企業でも人気が高いオフィスコンセプトとなっています。

インダストリアル(工業的な)デザインが採用されたオフィスは、配線・配管・ダクトなどが剥き出しのままの状態で、大きな窓、高い天井、広いオープンフロアやコンクリートまたはレンガの壁がある点が特徴です。

ここからは、インダストリアルデザインを採用することで、クリエイティブな組織という空間演出に成功しているオフィスを2社紹介していきます。

旧:株式会社データドック

旧:株式会社データドックの新潟データセンター

日本でも珍しい寒冷地型データセンター事業を展開する株式会社データセンターの新潟データセンターは、一般的なデータセンターのイメージを覆す、おしゃれでクリエイティブな内装デザインが目を惹きます。

サーバーなどのIT機器を預かるだけでなく、ゲノム解析などのよりクリエイティブな事業の展開を目指す同社では、新潟データセンターのコンセプトを「クリエイティブな仕事ができる、ゆとりのある空間」と設定しました。

テーブルや壁に新潟県内の古民家から出た廃材を活用したインダストリアルデザインを取り入れることで、クリエイティブな企業というイメージ発信にも成功しています。(2023年8月時点では事業譲渡)

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株式会社Legoliss 

株式会社Legolissのオフィス

データマーケティング事業を展開する株式会社Legolissのオフィスは、社名の由来となったレゴブロックのイメージ通り、有機的なつながり、クリエイティブなアイデアが生まれるオフィスを目指した内装デザインが施されています。

元々印刷工場だったというビルをフルリノベーションしたオフィス内は、大きな窓や天窓によって自然光がたっぷりと入る設計となっており、鉄骨やコンクリートが剥き出しの無機質な空間にも温かみが感じられる空間となっています。(2023年8月時点では移転済)

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まとめ

オフィスの内装デザインは、企業にとって重要な経営戦略の一つです。

魅力的なオフィスは、ブランドイメージを高める他に、組織の生産性・創造性の向上、チームワークの強化、従業員の健康・ウェルビーングの促進など、多岐にわたるポジティブな効果を生み出します。

新しいオフィスへの移転を成功させるためには、戦略的に内装デザインを考えていくことが重要です。「おしゃれなオフィスに移転したい」「今抱えている課題をオフィス移転で解決したい」という方はぜひ参考にしてください。

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