vol.  
オフィスレイアウトでおすすめの無料ソフト5選紹介!選び方も伝授

この物件の関連情報

オフィスレイアウトを考える際に使える、無料ソフトを5つ紹介します。紹介するソフトはすべて手軽にダウンロードでき、中にはブラウザ上で使用できるものもあります。気になったものは、まずは気軽に使ってみましょう。無料ソフトの選び方も解説するので、自分に合ったソフトを探す参考にしてみてくださいね。

 

2020年06月13日


この記事を読むのに必要な時間は約 15 分です。

 

オフィスレイアウトで無料ソフトを使うメリットとデメリット

オフィスレイアウトを考える際は、まずは無料ソフトを使ってみることをおすすめします。手軽に使える無料ソフトなら、新しいオフィスのレイアウトを、簡単に考えられますよ。

 

まずは、オフィスレイアウトで無料ソフトを使うメリットとデメリットを紹介しましょう。

 

オフィス レイアウト 無料 ソフト

 

メリット1:簡単にレイアウトが作れる

無料ソフトは簡単にダウンロードでき、操作性もシンプルなものが多いです。無料で、簡単にレイアウトを作れるのが、無料ソフトのメリットです。

 

有料ソフトを使う場合、オフィスレイアウトを考える以前に、どのソフトを選ぶかも重要になってきます。いきなり細部のレイアウトまで考えるよりも先に、新しいレイアウトをざっくりとイメージすることは大切です。

 

手軽に、簡単にレイアウトを作れる無料ソフトで、まずは新しいレイアウトの大枠を考えてみましょう。

 

 

メリット2:色々なソフトをダウンロードして使いやすいものを選べる

無料で気になるソフトをダウンロードして、使ってみてから選べるのが、無料ソフトのメリットです。

 

ダウンロードに費用がかかる有料ソフトでは、レイアウトソフトを選ぶのも一苦労です。使ってみて気に入らなかったり使いづらかったりすれば、かけた費用は無駄になってしまいます。

 

無料ソフトなら、気になるソフトはまずは使って試すことができます。重要なのは、新しいオフィスのレイアウトを考えることであり、ソフト選びではありません。ソフト選びに時間をかけて迷うよりも、使ってみて気に入ったものでレイアウトを考えたほうが、効率よくレイアウト変更を進められるでしょう。

 

 

メリット3:プロのデザイナーに依頼する前のイメージ共有に便利

無料ソフトを使えば、オフィスのレイアウトデザインをプロに依頼する前に、デザインのイメージ社内で共有できます。

 

いきなりプロのデザイナーに依頼するよりも、社内でイメージを共有し、社員で意見を出し合ったほうが使いやすいオフィスが作れます。オフィスを使うのは社員ですから、レイアウトデザインを決める際に社員の意向を聞くのは重要です。

 

すべての社員の意見を取り入れられるわけではありませんが、社員とイメージ共有することで、現状のオフィスの問題点が見つかりやすくなります。

 

 

デメリット1:細かいレイアウトができない

有料ソフトと比べると、無料ソフトは細かいレイアウトデザインができません。

 

有料ソフトにははじめから、様々な種類の家具や什器が設定されているものが多いです。あらかじめソフト内に用意された家具などを使って、細かいレイアウトまで考えられるのが、有料ソフトのメリットです。

 

無料ソフトにも、デスクや書棚などの基本的な家具はあらかじめ用意されていますが、有料ソフトほど充実しているとはいえません。

 

自分で家具を作成できるものもありますが、労力がかかります。細かいレイアウトまで考えるのであれば、有料ソフトのほうが使いやすいでしょう。

 

 

デメリット2:他の人に共有ができない

有料ソフトには、作成したレイアウトの共有機能が備わっているものが多いです。しかし、無料ソフトで共有機能が整っているものは少ないです。

 

作成したレイアウトを、自分のPC画面を使って社内のメンバーに見せるだけなら、無料ソフトでも問題ありません。しかし、他拠点やデザイナーなどの拠点外の人に共有しようとなると、共有機能は必須です。

 

無料ソフトの中にも、共有機能の備わっているものはあります。しかし数が限られるため、無料ソフトの「様々なソフトを使える」というメリットが薄れてしまうでしょう。

 

 

デメリット3:レイアウトを作っても実際の寸法とは異なることも

無料ソフトのレイアウトは、簡易的なものが多いです。実際のオフィスや家具の寸法とは異なることも多いので、気をつけましょう。

 

オフィスや家具のパターンがソフト内に用意されていたとしても、あくまで参考程度に留めておいてください。ソフトで寸法ぎりぎりのレイアウトをすると、実際の寸法と異なっていた場合に、イメージ通りの配置ができません。

 

無料ソフトで作ったレイアウトは、新しいオフィスを具体的にイメージするための材料です。本格的にレイアウトを決めるのであれば、実際のオフィスや家具の寸法を測るようにしましょう。

 

 

オフィスレイアウトの無料ソフトの選び方

実際にソフトをダウンロードしてみて、手軽に使える点が無料ソフトの大きなメリットです。無料ソフト選びでは、ソフトを実際に使ってみて、使用感を確かめることが重要です。

 

とはいえ、膨大な種類の無料ソフトの中、何の指標もなく自分に合ったものを見つけるのは難しいでしょう。

 

無料のレイアウトソフトの選び方を解説するので、ソフト探しの参考にしてみてくださいね。

 

 

選び方1:3D機能が付いている無料ソフトなら想像がしやすい

なるべく3D機能が付いた無料ソフトを選び、実際のオフィスレイアウトをより具体的に想像できるようにしましょう。

 

オフィス レイアウト 無料 ソフト

 

2Dの無料ソフトでも、家具の配置や動線のイメージなど、おおまかなイメージは可能です。しかし、実際のオフィスでの家具の圧迫感や、見通しの良さまではわかりません。平面図のときは問題なく感じたレイアウトも、実際に家具を配置しオフィスに入ってみると、違った印象を感じることもあります。

 

3D機能を使い、実際のオフィスを視覚的にイメージすることで、失敗を避けられます。

 

 

選び方2:より細かいパーツまでデザインできるものを

ソフト内に、あらかじめ家具などのパーツが用意されているソフトは多いです。パーツの豊富さも重要ですが、パーツを自分で新しく作ったり、細部を微調整できるものを選びましょう。

 

オフィス レイアウト 無料 ソフト

 

オフィスで使う家具は、会社ごとに異なります。中にはレイアウト変更を機に、特徴的なデザインの家具を使いたいという会社もあるでしょう。

 

レイアウトを本格的に決めるときは、家具などのパーツの寸法や形を、可能な限り細部まで調整してみましょう。実際のオフィスに配置可能か、置いたときの印象はどんなものかを確かめられます。

 

 

選び方3:自分に合った使いやすいものを

いくら評判のいいソフトでも、自分に合わないものは使いにくいです。無料ソフトは実際に使ってみて、自分に合っていると感じるものを使ってみると良いでしょう。

 

オフィス レイアウト 無料 ソフト

 

使いづらいソフトを使っていては、レイアウトデザインを考えるのに余計な時間がかかってしまいます。無料ソフトでレイアウトを考えるのは、あくまでイメージを膨らませるため。家具の配置や動線の確保など、様々なパターンを試してみることでイメージが膨らみます。

 

自分にとって使いやすいソフトを使って、たくさんのパターンを考えてみましょう。気に入るソフトが見つかるまで色々なソフトを試せるのも、無料ソフトのメリットです。

 

 

おすすめのオフィスレイアウト無料ソフト5選

オフィスレイアウトの無料ソフトの中でも、おすすめのものを、5つ紹介します。

 

【おすすめ無料ソフト5選】

  • Cacoo
  • せっけい倶楽部
  • DraftSight
  • Sweet Home3D
  • オフィスレスキュー119

 

それぞれ特徴の異なるソフトで、中にはダウンロードなしで、ブラウザ上で使用できるものもあります。どれも無料なので、気になったものは実際に使って試してみてください。

 

ダウンロードなしで使用できる『Cacoo』

 

Cacooは、ソフトをダウンロードなしで利用できる、無料のレイアウトソフトです。無料トライアル登録をするだけで、PCのブラウザ上でオフィスレイアウトを作れます。

 

操作性はシンプルで、テンプレート図に配置された家具をマウスで移動させたり、自由な向きと確度で回転させたりできます。壁の移動や回転も可能なので、特殊な形状の部屋への移転でも、具体的なイメージの作成が可能です。

 

3D機能は付いていませんが手軽に使えるので、まずはCacooでレイアウトの感覚を掴んでみるのもいいでしょう。

 

Cacoo

 

パーツの種類が豊富な『せっけい倶楽部』

せっけい倶楽部パーツの種類が豊富なレイアウトソフトで、400以上のパーツをマウス操作で移動させたり組み合わせたりして、レイアウトを作ることができます。

 

本体は住宅用のソフトですが、平面図の作成機能を利用し、オフィスのレイアウトにも対応可能です。無料でダウンロードできるのはもちろん、気に入ったら有料版への切り替えもできます。

 

レイアウトした図面を、公式サイト内に投稿することも可能です。投稿機能を使ってレイアウトを共有したり、人のレイアウトを参考にしたりもできますよ。

 

せっけい倶楽部

プロも愛用している『DraftSight』

DraftSightは、デザイン事務所や設計事務所などのプロが使う「AutoCAD」に近い操作性を持った、無料のレイアウトソフトです。

 

プロが使っているものに近いソフトで、無料のソフトの中でも細かなレイアウト図面の作成が可能です。AutoCADと操作性が近いので、AutoCADを使ったことがある方は操作にもすぐに慣れるでしょう。基本操作はコマンドラインに沿っているので、マニュアルを読まずに感覚的に使うことも可能です。

 

有料版も出ているので、気に入ったら切り替えることもできます。

 

DraftSight

3Dで設計できる『Sweet Home3D』

Sweet Home3Dは、3D機能付きのレイアウトソフトです。

 

無料ソフトにも関わらず、詳細な3Dグラフィックを作成することが可能です。レイアウト図面には、様々な家具や什器を自由に配置できます。配置後の図面を3Dに切り替えることで、実際のオフィス空間を視覚的に確認できます。3Dグラフィックの中を歩くことも可能です。

 

基本的にマウスでレイアウトを作成できるので、操作性も高いです。ダウンロード版のほかに、ブラウザ上で利用できるオンライン版もあります。

 

Sweet Home3D

操作が簡単な『オフィスレスキュー119』

オフィスレスキュー119は、オフィス家具を販売する「オフィスレスキュー119Happy」が提供する、無料のレイアウトソフトです。

 

エクセルタイプのレイアウトソフトなので、エクセルを使ったことがある方なら簡単に扱えます。ソフト内には様々な種類の家具テンプレートが用意されており、コピー&ペーストで図面上に配置できます。

 

3D機能はなく、難しい図面の作成はできませんが、大まかなレイアウトなら簡単に作成できます。扱いやすいオフィスレスキュー119で、まずは新しいオフィスのイメージを掴むといいでしょう。

 

オフィスレスキュー119

フリーソフトを使ってオフィスレイアウトをイメージしよう

【本記事のまとめ】

  • オフィスレイアウトは、無料ソフトで大まかなイメージを掴む
  • 無料ソフトは自分に合っているものを使う
  • 実際のオフィス寸法を測り、無料ソフトで作ったレイアウトは参考程度に留める

 

オフィスレイアウトに使える無料ソフトは数多く出ていますが、自分に合ったものを使うことが重要です。まずは色々なソフトを使ってみて、しっくり来るものを探しましょう。

 

また無料ソフトで作ったレイアウト図面は、参考程度に留めるよう気をつけてください。実際のオフィスや家具の寸法と、図面の寸法が異なり、図面どおりのレイアウトができない可能性もあります。

 

無料ソフトを使って新しいオフィスのイメージを掴んだら、実際の寸法を測り、きちんとした図面を作りましょう。

 

オフィス レイアウト 無料 ソフト

 

この記事を書いた人

IBASHO編集部

オフィスで働くことをもっとたのしく・働く場所としてもっと快適に。株式会社オフィスバンクは「はたらく人を幸せにするメディア」IBASHOを運営しています。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
オフィス賃貸・物件紹介サイト Runway

この記事を書いた人

IBASHO編集部

オフィスで働くことをもっとたのしく・働く場所としてもっと快適に。株式会社オフィスバンクは「はたらく人を幸せにするメディア」IBASHOを運営しています。
オフィス取材を希望する方はこちら!!