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リフレッシュルームがあるオフィス10選!取り入れる効果や作るポイントも!
あなたの会社のオフィスには、こだわりのポイントがありますか?「社員にゆったりと休憩してもらい、業務で高いパフォーマンスを発揮してほしい」とリフレッシュルームを取り入れる会社が増えています。
そこで、オフィスにリフレッシュルームを取り入れる効果や、リフレッシュルームを作るときのポイントについて解説。最後は、IBASHO編集部が取材した、リフレッシュルームを取り入れているオフィスをご紹介していきますね。
オフィスでリフレッシュルームを取り入れる効果
集中して疲れたときや、ランチタイムの休憩をするときなどに使われることが多い、オフィスのリフレッシュルーム。リフレッシュルームがあることで、オフィスの雰囲気が柔らかくなります。
では、具体的にオフィスでリフレッシュルームを取り入れるのには、どのような効果があるのでしょうか?
集中できなくなったときの気分転換
ひとつ目の効果として挙げられるのが、集中できなくなったときの気分転換。オフィスはもちろん仕事をする場所なので、集中力が必要です。しかし、必死に取り組むあまり、集中力が切れてしまうことも。
そんなとき、リフレッシュルームがあれば、頭をスッキリさせられて集中力を回復できるのです。
他部署の社員とのコミュニケーション
ふたつ目の効果として挙げられるのが、他部署の社員とのコミュニケーション。
普段業務をしていると、自分の席から離れる機会があまりありませんよね。周りの人と話そうにも、同じ部署でデスクが固まっているため、同じ部署間でのコミュニケーションしか生まれにくいのではないでしょうか?
しかし、リフレッシュルームは、オフィスにいる人全員が利用する場所。「最近、調子はどう?」「あのプロジェクトうまくいってる?」など、他部署の社員とコミュニケーションを取りやすいのです。
デスクとは違い、普段なかなか相談できないことも話せるため、部署を横断したプロジェクトが進めやすくなるメリットもあります。
新しいアイディアが生まれる場所になる
3つ目の効果は、新しいアイディアが生まれる場所になること。
自分のデスクばかりで仕事をしていると、だんだん気分が閉じこもってしまい、煮詰まることがあります。「新しい企画を出さないといけないのに、どうしてもアイディアが思いつかない」という経験をしたことがある人もいるでしょう。
ひとつ目の効果である「集中できなくなったときの気分転換」にも結びつきますが、リフレッシュルームにいると、新鮮な気持ちになり、アイディアが浮かびやすくなるのです。
従業員の満足度が高まる
4つ目の効果は、従業員の満足度が高まること。
執務スペースしかない会社よりも、リフレッシュルームを備えている会社の方が働きやすいのは一目瞭然。リフレッシュルームで休憩できることは、福利厚生にもなります。リフレッシュルームがあると、従業員は「働きやすい環境を会社が整備してくれる」と感じ、結果的に満足度が高くなるのです。
社外向けにアピールできる
5つ目の効果は、社外向けにアピールできること。リフレッシュルームを作ることは、従業員が働きやすい環境を整えるだけではなく、社外の人にとって魅力的なポイントにもなるのです。
新卒採用の場合、暖かい雰囲気のリフレッシュルームがあるオフィスは、「働くのが楽しくなりそう」と思ってもらえるでしょう。中途採用の場合、「従業員の働きやすさをしっかりと考えてくれている会社だな」と感じてもらえるはずです。
今や、オフィス環境も会社選びの基準になる時代。社外の人から魅力的な会社だと思ってもらうためにも、リフレッシュルームはあなどれません。
リフレッシュルームを作るときのポイント
「集中できなくなったときの気分転換」「他部署の社員とのコミュニケーション」など、さまざまな効果をもっているリフレッシュルーム。しかし、実際に作ろうと思っても、どのように作ればいいのか分からない方も多いでしょう。
そこで、リフレッシュルームを作るときのポイントをご紹介していきます。
勉強できる設備を設ける
リフレッシュルームといっても、ただ休憩するだけの場所にするのはもったいない。せっかくなら、勉強できる設備を設けてみてはいかがでしょうか?
本棚やちょっとしたデスクを置けば、従業員は休憩の時間に、興味がある分野や業務について勉強できます。知識が多いに越したことはありませんし、業務のパフォーマンスを上げる重要な学びになるかもしれません。
社員がよく通る場所に設置する
リフレッシュルームを作っても、誰も利用しないなら意味がありません。より多くの従業員に使ってもらうためにも、社員がよく通る場所に設置するのがおすすめです。
人の流れが多くなれば、その分リフレッシュルームのなかでコミュニケーションが生まれる可能性も大きくなります。
執務スペースとの違いを明確にしたデザイン
リフレッシュルームを作ったとしても、執務スペースとあまり変わらないデザインで、気分転換ができない……なんて事態は避けたいですよね。リフレッシュルームを作るときは、執務スペースとの違いを明確にしたデザインにしましょう。
暖色系カラーを使えば、ホッとひと息つける温かみのある空間に。木目テイストの家具を取り入れたり、オレンジ色のライトを取り付けたりするのもイチオシです。
IBASHO編集部が取材!ステキなリフレッシュルームを持っている会社10選
最後に、IBASHO編集部がこれまでに取材してきた、ステキなリフレッシュルームを持っている会社をご紹介していきます。リフレッシュルームを取り入れたいと考えているなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
株式会社マネーフォワード
壁をペンキで塗るなど、社員が手作りした株式会社マネーフォワードのオフィス。
リフレッシュルームは開放感があり、レインボーブリッジやお台場が見渡せるようになっています。壁のカラフルなイラストがおしゃれな雰囲気です。
株式会社ネットマーケティング
働くと遊ぶを同時にできる環境を追求した、株式会社ネットマーケティングのオフィス。
大きな窓から暖かな日差しが降り注ぎ、木目テイストの床がほっこりさせてくれるリフレッシュルームが特徴です。コーヒーメーカーもあるので、淹れたてコーヒーを片手に、ゆったりとした時間を過ごせますよ。
株式会社オレンジ・アンド・パートナーズ
「もし、NYのブルックリンに支店があったら…」というコンセプトをもつ、株式会社オレンジ・アンド・パートナーズのオフィス。
フリーアドレスの社内に置いてあるアンティークの家具がいい味を出していて、オフィスのなかにいるとは思えません。ニューヨークの隠れ家的なバーのよう。
株式会社オレンジ・アンド・パートナーズのオフィスをもっと見る
株式会社Casy
「切り替え・閃き・価値観を変える」という3つのスイッチを大切にしている、株式会社Casyのオフィス。
近くにキッチンやカフェスペースを置いた「わいわいエリア」は、社員同士が気軽に話せる空間を目指しています。
株式会社ism
「女性の働くを楽しく」することを目指している、株式会社ismのオフィス。
リフレッシュルームにはクッションがたくさん置いてあり、安らげるような空間にしています。この場所でパソコンを持ち、仕事をしている従業員も。
日本オラクル株式会社
壁に大きくサムライのアートが描かれていたり、床に枯山水があったり、日本文化を大切にしている日本オラクル株式会社のオフィス。
窓際にある「縁側」と呼ばれるスペースは、体を包み込むようなソファや個室空間のソファなど、リラックスしながら働ける工夫があります。
株式会社mediba
「コミュニケーションプラネット」がオフィスデザインのコンセプトになっている、株式会社medibaのオフィス。
仕事したり休憩したり、思い思いに過ごせるカフェスペースが社員に好評のポイントです。木目が優しげな空間は、開放感があり、伸び伸びと過ごせること間違いなし。
株式会社ビーボ
「チャレンジ・成長」「感謝・思いやり」「つながり・絆」「笑顔」「自分らしさ」の5つの要素を取り入れている、株式会社ビーボのオフィス。
リフレッシュルームには、デスクや寝転べるスペースがあります。パステルカラーの家具がかわいらしく、温かい気持ちになりますね。
株式会社OKAN
まるで実家に帰ってきたかのような雰囲気がある、株式会社OKAN(旧社名:株式会社おかん)のオフィス。
リフレッシュスペースには、畳が敷かれており、ちゃぶ台が置いてあります。思わず「ただいま」と言ってしまいそうになる空間です。
株式会社f4samurai
家族と過ごすような居心地のいい環境を目指している、株式会社f4samuraiのオフィス。
オフィスのいたるところに、リフレッシュできる空間があります。小上がりの畳スペースや、仮眠スペース、最新のマッサージチェアが置いてあるスペースなど、見どころが盛りだくさん。