目次
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運用方法別のオフィスレイアウト
オフィスの運用方法によって、レイアウトを決めるといった方針も考えられます。オフィスの運用方法を4パターン紹介するので、理想に近い形態を確認してみてください。
固定席
従業員ごとに座る席を用意する方法です。席が固定されているため、出社したら自席に座って業務を進めます。
従来のオフィスによくある運用方法です。
フリーアドレス
フリーアドレスには、各従業員の固定席がありません。出社したら各々が仕事をする席を選ぶため、座る場所は毎日異なります。
部署・チームごとのかたまりでデスクが配置されているわけではないため、組織の枠を越えた社内コミュニケーションの活性化が期待できます。
また、テレワークや営業などで使わないデスクの数を削減することも可能です。減らしたデスクの分を別の空間として有効活用する、オフィスの移転時に面積を縮小させるといったこともできます。
グループアドレス
部署やチームごとに座る場所を定めた運用方法。決められた範囲内であれば、従業員は自由に座る席を選べます。
完全フリーアドレスの場合は、チームメンバーがどこで働いているか把握しづらくなる欠点があります。しかし、グループアドレスなら部署・チームごとに範囲が決められているため、コミュニケーションが取りやすさを確保することが可能です。
ABW
従業員自らが働く場所や時間を自由に選べるワークスタイルです。自分の業務内容に合わせて、働く場所を選択できます。
- オフィスに出社する
- テレワークをする
- カフェやサテライトオフィスで働く など
従業員個人でパフォーマンスの上がる働き方を選択できるため、モチベーションアップや生産性向上につながります。
オフィスレイアウトを考える際のコツ
オフィスのレイアウトを検討するにあたっては、以下の7つのポイントを抑えると自社に合ったレイアウトが考えやすいです。
- オフィスレイアウトのコンセプトを明確にする
- 従業員の働きやすさを重視したゾーニングをする
- 会社のイメージやブランディングに合うレイアウトにする
- 従業員1人あたりの面積を考慮する
- オフィス内の導線を考える
- 基準寸法からデスクやオフィス家具の間隔を検討する
- オフィスのセキュリティも考える
おしゃれなオフィスレイアウトの事例
オフィスをレイアウトするにあたって「おしゃれで洗練されたデザインにしたい」というニーズも少なくありません。ここでは、おしゃれなオフィスレイアウトの事例を2つご紹介します。
株式会社ハイファクトリ
帰社したくなるような一体感を目指し、オフィスをレイアウト。
フリーアドレス制の執務スペースには、ファミレスのようなソファ席や従業員個人で使える集中ブースなどを配置しています。
また、おしゃれなバーカウンターをオフィス内に設置しています。コミュニケーションの活性化を図る場所として活用するのはもちろん、トイレやキャビネットを隠す役割も担っています。
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株式会社Legoliss
もともと工場だった4階建てのビルを一棟借りしてオフィスを設計。部署を越えたコミュニケーションを図りやすいようにレイアウトされています。
1階はイベントスペース、2階は執務スペース、4階はレクリエーションスペースというように用途によって空間を使い分けているところが特徴的です。執務スペースは固定席とフリーアドレスのエリアに分かれており、従業員の業務内容によって使い分けできるようになっています。
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オフィスレイアウトを設計するときのよくある質問
オフィスをレイアウトする際によくある質問について回答します。
オフィスレイアウトを依頼する業者の選び方は?
業者によってレイアウト設計と工事が別になるケースがあります。打ち合わせ回数・時間が多くなるなど工数がかかる可能性があるため、レイアウト設計から工事までワンストップで依頼できる業者の選定がおすすめです。
また、業者の実績や得意分野もチェックしましょう。工事後のフォロー体制があるか、といったところも確認しておくと安心です。
オフィスレイアウト費用は?
レイアウトの設計のほか、内装工事・電気工事などの費用が発生します。
費用感は業者によって異なるため、複数社から見積もりを取って比較するのがおすすめです。見積もり額が予算に合うか、といった金額面だけではなく、必要な作業範囲をカバーしているか、というポイントも確認するようにしましょう。
まとめ
オフィスのレイアウトには複数の種類があり、自社の働き方や目的に合わせて最適なものを選択することが大切です。
理想とするオフィスを構築するためにも、まずはオフィスのコンセプトを明確にし、その上でデザインや業務効率などを考慮しながら具体的な形に落としこんでいくことが重要と言えるでしょう。
今回解説したレイアウトの基本パターンや運用方法を参考にしながら、最適なオフィスのレイアウトを設計してみてください。