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オフィスレイアウト【代表例8パターン】オフィスの運用方法も解説

オフィスレイアウトの代表例8パターン!オフィス運用別の方法も解説

オフィスのレイアウトは、生産性向上につながる重要な部分のため、自社の働き方にあった適切なレイアウト設計が必要です。しかし、レイアウトを考えるにあたって、何を参考にすればよいか、どういったポイントを考慮すればよいかなど迷われる方も多いと思います。

本記事ではオフィスのレイアウトを考える際に役立つ、代表的なレイアウトパターンを紹介します。オフィスの運用方法によるレイアウトの種類も解説するので、改装や移転を検討するときにお役立てください。

オフィスレイアウト基本の8パターン

オフィスレイアウトの代表例8パターン!オフィス運用別の方法も解説

代表的なオフィスのレイアウトには、8つのパターンがあります。それぞれの特徴を捉えて、各従業員の作業内容やコミュニケーションの取りやすさを考慮しながら、レイアウトのパターンを検討してみてください。

【パターン1】対向式レイアウト

オフィスレイアウトパターン1【対向式レイアウト】

同じ部署やチームでかたまりをつくり、お互いが向かい合わせになるようにデスクを配置する方法です。「対向島型」とも言います。

一般的な企業によくある、スタンダードなレイアウトと言っても良いでしょう。

メンバーとコミュニケーションを取りやすくなるところがメリットで、部署やチームで協力し合いながら業務を進める組織に向いています。従業員それぞれに自席を用意する場合は、誰がどこで仕事をしているのか把握しやすいところも利点です。

【パターン2】背面式レイアウト

オフィスレイアウトパターン2【背面式レイアウト】

部署・チームメンバーの背中が向き合うようにデスクを配置するレイアウトです。

席に着いた状態で振り返るとメンバーがいます。そのため、従業員個人の集中力を高めつつ、振り返ればメンバーとも交流がしやすいところが特徴です。

デスクの前方に高さの低いパーティションなどを設置すると、グループ単位のまとまりを確保できます。振り返ったときの通路にミーティング用の小さなデスクを置いておくと、メンバー同士のコミュニケーション促進に効果的です。

コミュニケーションの取りづらさを感じることがないよう、通常よりも通路の幅を広くしましょう。

【パターン3】同向型レイアウト

オフィスレイアウトパターン3【同向式レイアウト】

すべてのデスクの方向を同一にするレイアウト。別名、並列式レイアウトと言います。学校や塾でも採用されていることから、スクール式レイアウトとも呼ばれます。

コミュニケーションの取りやすさは維持しつつ、各従業員が業務へ集中できる環境にしたい場合に最適です。コールセンターや金融機関など、業務の流れが定まっている場合に向いています。

【パターン4】ブース型レイアウト

オフィスレイアウトパターン4【ブース型レイアウト】

デスクの間にパーティションを設置して、個別のブースを設ける配置。まわりの視線や音を遮断しやすいため、各従業員の集中力を高めて業務を進めたい場合に有効です。

個人で業務を進めることが多い職種で効果を発揮します。

【パターン5】クロス型レイアウト

オフィスレイアウトパターン5【クロス型レイアウト】

デスクの配置をあえて不規則にすることで、通路をジグザグにするレイアウトです。デスクを縦向き・横向きに繰り返すことで通路が直線ではなくなるため、従業員の導線が一定になるのを防ぎます。

導線が複雑になると、普段のメンバー以外にも顔を合わせる機会が増えます。さまざまな人の顔が見えることによって話しかけやすくなり、気軽な会話も生まれるでしょう。社内のコミュニケーション活性化を図りたいときにおすすめの配置です。

【パターン6】ブーメラン型レイアウト

オフィスレイアウトパターン6【ブーメラン型レイアウト】

席に着いたときのデスクの角度が120°になる、ブーメラン型のデスクを活用したレイアウトです。リンク式レイアウトとも言います。

複数のモニターを使って作業をする、パソコンと書類の両方を見ながら業務を進めるといった場合に効果的です。

従業員1人あたりの作業面積が広くなるため、個人のパフォーマンス向上が期待できます。メンバーとのコミュニケーションの取りやすさも維持が可能です。

【パターン7】左右対向式レイアウト

オフィスレイアウトパターン7【左右対向式レイアウト】

隣にあるデスクの向きを左右反対にした配置です。クラスター型とも言います。

たとえば自分の席が南向きだった場合、隣の列は北向きにデスクを配置します。従業員個人のプライバシーを確保しやすいため、パフォーマンス向上に効果的です。

デスクの間に低めのパーティションを設置すると、集中力アップが期待できます。また、デスクと同じ高さのキャビネットを間に配置できれば、作業スペースを広げつつ収納を増やすことも可能です。

【パターン8】卍型レイアウト

オフィスレイアウトパターン8【卍型レイアウト】

デスクを4台1組で卍型に配置するレイアウトです。同じ島の中でコミュニケーションが取りやすいほか、従業員個人の集中力アップも期待できます。

チームメンバーとのコミュニケーション機会を確保しつつ、個人での作業が中心になる業務におすすめです。

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