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オフィスインタビュー
vol.272 日東電工株式会社

イノベーション実現の場としてのオフィス 〜「新しい働き方」を形に〜

変化が激しく、これまでの価値観が通用しない時代。どの分野、どの企業においても必要不可欠といわれる「イノベーション」は重要かつ、最も難しい課題ではないでしょうか。その難題にどう取り組むべきか――。
1918年の創業から100年以上にわたり、持続的に成長し続けてきた日東電工株式会社(以下、Nitto)。その高い技術から、世界トップシェアの製品が多いことで知られています。今回のオフィスツアーは、2016年大阪府茨木市に同社が設立した、研究開発と人財育成の融合施設「inovas(イノヴァス)」へ。オフィス見学とともに、働き方を通じたNittoのイノベーションへの取り組みについてお伺いしてきました。

藤田 浩之
インタビュー
藤田 浩之(ふじた ひろゆき)
グローバルイノベーション推進部 inovasイノベーションセンター

【担当業務】inovasへご来場になるお客様との共創案件創出をサポート。
【略歴】2010年Nittoに入社。機能設計技術センターで電気絶縁材料、自己修復材料の開発に取り組み、その後、基幹技術研究センターで防汚材料、着雪防止材料の開発に従事。
2023年から現職。

大泉 新一
インタビュー
大泉 新一(おおいずみ しんいち)
人財本部 茨木事業所

【担当業務】 茨木事業所の地域貢献活動の企画・運営。
【略歴】1985年Nittoに入社。R&D、技術企画、イノベーションセンター運営に携わる。

中村 慶子
インタビュー
中村 慶子(なかむら けいこ)
コーポレート人財本部 戦略企画部 タレントマネジメントグループ長

【担当業務】 人財戦略、人的資本、選抜教育・階層別教育の企画運営を担う。
【略歴】2017年Nittoに入社。新卒採用、中途採用、人事制度、労務、育成、エンゲージメント、秘書を担当。

 「出会う」から生まれる無数のアイデア

西村(IBASHOライター) :

まずは事業内容からお聞かせください。

藤田さん :

私たちの事業は3つのセグメントに分かれています。1つめがインダストリアルテープです。さまざまな機能をもつ産業用テープを製造しています。2つめがオプトロニクス。偏光板や、ディスプレイに使用される光学フィルムなどを扱っています。そして3つめがヒューマンライフ。地球や暮らしに貢献する製品を提供する事業で、次世代医薬として注目されている核酸医薬の受託製造や膜分離技術を用いた水資源の再利用化、身近なものだとおむつなどの衛生品も製造しています。

新しい価値の創造を目指し、10年ほど前から世界各地にイノベーションセンターを設立し、こちらの「inovas」を含め現在5カ所あります。

Nitto 藤田様
西村 :

inovasというお名前が印象的ですね。構築の背景や目的をお聞かせください。

大泉さん :

2018年に100周年を迎えたのを機に、これまで通りではなく、今後は新しい価値を見い出していかなければならない。そんな強い思いがありました。グローバルにさまざまな事業分野でイノベーションを起こしていこう。そのためには何が必要か。私たちがこれまで大事にしてきたDNA、つまり既存の強みを土台に新しい需要を創造するNittoグループ独自のマーケティング活動「三新活動」、自社に優位性があるニッチ市場で、独自の技術でトップシェアを目指す差別化戦略「ニッチトップ戦略」これらの本質を十分理解した上で、「新しい働き方」によってイノベーションを起こそうという思いがベースになっています。こうした強みが掛け合わさって、Nitto流のイノベーションモデルが形作られています。

Nitto 大泉様
西村 :

inovasというお名前にもそういった思いが込められているのでしょうか?

藤田さん :

社内募集で誕生したんですが、inovasとは「イノベーション」とラテン語の「ノヴァ」をかけ合わせた造語なんです。ノヴァは「新星」を意味し、ここから新しい星々を生み出していこうと名付けられました。

西村 :

訪れたお客さまの反応はいかがですか?

藤田さん :

楽しんでいただいています。お客さまが自社に戻られ、「Nittoのinovasで議論するのってすごく楽しいよ。inovasに行って一緒に話をして来たらいいんじゃない?」とご紹介いただいて、今度は他部署の方がいらっしゃる。そしてまた私たち研究員と話をしてと、続いていく案件が非常に増えました。

大泉さん :

お客さまとの接点が増えることでアイデアが生まれ、一つひとつのテーマにつながる確率が高くなったのが大きな変化であり、一番の成果かなと思います。

新しい価値を生み出す「7つの働き方」とは?

西村 :

デザインのコンセプトについてはいかがですか?

藤田さん :

inovasをつくる際に「7つの働き方」が設定されたんですね。

大泉さん :

「出会う」「もてなす」「話し合う」「やってみる」「こもる」「協働する」「魅せる」の7つです。これらの新しい働き方をコンセプトに inovas はつくられました。 その中で、キーポイントとなったのがコミュニケーションです。衝突回数、接点回数を増やす、そのためには仕切りや壁をなくしオフィスはワンフロアに。そうすることで、さまざまな部署のメンバーが偶発的に出会い、そこからコミュニケーションが生まれます。一方お客さまとは、私たちのテーマセレクションをご覧いただきながら、コミュニケーションを図ることができます。そういった接点すべてが新しい価値の創造につながると考えています。

西村 :

お客さまが次のお客さまに紹介するというと、非常に満足されている様子がうかがえます。

大泉さん :

それは7つの働き方の1つ「おもてなし」につながっています。お客さまにはとにかく気分良くなっていただくこと。それで会話がスムーズに進むことが大事だと思っています。

プレゼン時は、ただ説明するだけでなく、実際にプロトタイプに触っていただき、感じていただく。そうすることで、お客さまに驚きや感動が生まれ、心を開いて話していただけるようになります。「魅せる」の部分ですね。 その後、お客さまと一緒に会食し、さらにコミュニケーションを深める機会をつくる。そういった時間がお客さまとの共創につながっています。

西村 :

確かに一方的な説明だとお客さまが話すタイミングは限られます。自身で触れて感じることができれば高揚し、どんどんおしゃべりになりますね。イノベーションには双方向のやりとりが欠かせないということですね。

藤田さん :

それでは実際に各エリアをご覧いただきましょう。

西村 :

よろしくお願いします。

集うからこそコミュニケーションがはじまる「イノベーションゾーン」

藤田さん :

inovas は「イノベーションゾーン」「人財育成ゾーン」「研究開発ゾーン」と大きく3つに分かれています。まずはイノベーションゾーンからどうぞ。

誰もが行き来するみんなの「庭」

西村 :

入った瞬間に広がる大空間は非常にインパクトがありますね。

藤田さん :

こちらが「Garden(ガーデン)」です。4階まで吹き抜ける広々とした空間で、来られたお客さまは、まずこちらで驚かれます。ここでお客さまの気持ちをぐっと引き寄せられているのかなと思います。

奥の大階段を演台にスピーチしたり、スクリーンがあるので他拠点と中継でつないだり、入社式ではライブ配信をし、他拠点のメンバーと共に新入社員を迎えます。新たに働く気持ちを高めてもらう場でもあります。休日には社員の家族を招いたスポーツイベントなどにも使用しています。

休憩中に利用できる卓球台も。
西村 :

昼休みには木の下でランチしたり、コーヒー片手に談笑したり、皆さん思い思いに過ごされていましたね。好きな場所で、自由過ごされている空気感が心地良かったです。

大泉さん :

リラックスできるように、できるだけ自然に近い形にしています。木々はすべて本物の植物です。自然光が入るよう窓の造りも大きく、朝、昼、夕方、夜で照明が変わります。

藤田さん :

だから夕方になると雰囲気が変わるんですよ。仕事に集中していると、昼夜が分からなくなることも多いと思いますが、ここでは少しずつ日が落ち、夕方の気配とともにだんだん暗くなっていく。今日の仕事が終わっていくなと、気持ち的にも自然と切り替わります。

いつでも、どこでも話し合えるニッチスペース

藤田さん :

「話し合う」「こもる」のコンセプトから、オープンスペースの隋所にニッチな場所を盛り込んでいます。人数にかかわらず、すぐに集まって顔を合わせ議論できるように。会議室を予約するほどでもないとき、思い立ってすぐに集まりたいとき、さまざまな場面で活用されています。

西村 :

確かに「ちょっと集まれる場所」がたくさん!椅子の数や種類も豊富ですね。

藤田さん :

バランスボールのような少し不安定な椅子だと、やや座り心地が悪いので長居せず短時間で話をしようという使い方ができます。一方で、キャンプのような椅子を置いてリラックスできる場所もあります。ゆっくり時間をかけて考え事をしたいときなどに向いています。
いろんな場所にいろんな椅子があることで、ちょっと立ち止まって腰を掛けて考えてみよう、話をしてみようということがストレスなくできる空間になっています。

西村 :

1人用のブース席やGardenのベンチ、あらゆる場所でお仕事される従業員さんをお見かけしました。

藤田さん :

やはりオフィスですので、集中して仕事ができることは重要だと考えています。個人でもグループでも、どこでも集中して仕事ができる環境づくりを大事にしています。

ホワイトボード代わりになるテーブルや壁。
えんぴつマークのある壁やテーブルには自由にメモができる。
広めのオープンスペースにはNittoの製品を展示。お客さまへの実演の場としても利用。
奥に見えるエリアがカフェ。
ランチミーティングやコーヒーを飲みながらのちょっとした相談、大人数での立食パーティーなど、カフェも使い方は自由。奥にはソファー席があり、ゆっくりと話したいときに最適。

自由で楽しいエネルギーに満ちた共創空間

藤田さん :

こちらが inovas の中心に位置する「Big Bang(ビッグバン)」という会議室です。社内だけでなく、社外のお客さまを招き入れ共に議論し、新しいテーマを共に創る「共創」の場ですね。

Big Bang を中心に新たな星々=アイデアを生み出していく。そんな思いから名付けられました。周りには「Mars(マーズ)」など、星の名がつく部屋が配置されています。お客さまとの打ち合わせや実験など、ここを起点にさまざまな活動を行います。

円形に近い特徴的な造りになっていて、通常の会議室のような前方、後方の概念はありません。スクリーンは北側、南側どちらにもあり、テーブルレイアウトは自由。その場の雰囲気や会議の内容に応じてセッティングできます。

藤田さん :

壁がホワイトボード代わりになっているのでどこに書いても大丈夫。カーテンで仕切ることもできるので、議論が進む中でいったん二手に分かれて話し合い、その後カーテンを開けて意見をぶつけ合うといった使い方もしています。

大泉さん :

床にクッションを置いて利用する人もいますし、使う人のアイデア次第でいかようにもなります。 Big Bang に限らず、自由なレイアウトが多いのがinovasの特徴です。いざ使ってみるとこんな使い方があるのか!という驚きが生まれます。それも新しい働き方の1つ「やってみる」という考え方です。

西村 :

使い方はどんどん増えているんですね。 何だか楽しそうでワクワクします。

藤田さん :

ここでは研究員がお客さまに向け、技術のデモンストレーションをすることも。フェイスtoフェイスの距離感でプレゼンできるので、お客さまの声をタイムリーに聞けます。

大泉さん :

研究員のモチベーションも上がります。

藤田さん :

お客さまとの接点を増やすことで、研究テーマを前進させるという意味も大きいですが、研究員は外に出てお客さまと話す機会が少ないので、人財育成の面においても非常に有効です。お客さまの前で自身の研究成果を説明する。それは1つのスキルであり、人財育成だと考えています。

場のもつパワーがマインドを変える「人財育成ゾーン」

藤田さん :

こちらの人財育成ゾーン、畳ルームは全体で150畳と非常に広い空間です。集合研修や、大人数での報告会などに利用しています。仕切りで3部屋に分けることもできるので、少人数の会議にも。こちらもテーブルレイアウトは自由です。

西村 :

他の場所とはかなり印象が変わりますね。

藤田さん :

畳にしているのには、「膝を突き合わせて議論する」という意味があります。「腹を割って、近い距離で話をしよう」と、議論を深めるための空間です。靴を脱いで畳に上がればリラックスできますし、特別感も感じられます。

大泉さん :

この畳ルームにはマインドセットを変えるという役割も大きいんです。

中村さん :

Nittoで実施する研修の大半は inovas で行っています。7つの働き方の1つ「出会う」には、参加メンバーとの出会いはもちろん、そこで生まれたアイデア、自分の知らない自分、さまざまな出会いがあります。そしてその出会いは、この場だからこそ生まれているという実感があります。

Nitto 中村様
藤田さん :

海外のメンバーはここでの懇親会を楽しみにしていますね。お客さまともここで会食し、交流を深めます。

畳にちょうどいい高さの椅子があり、正座の心配もなく食事を摂れるようになっている。研修会後にここで懇親会をすることも。
西村 :

確かに心和む空間ですね。研修会の様子は以前と比べていかがですか?

中村さん :

場があたたまるスピード感というのはすごく感じでいます。「さあやるぞ」「どんどんアイデアを出していこう」みたいな意気込みを感じますね。研修会のワクワク感をキープしながら、仲良くなったままの温度で、さらに懇親会で交流を深められるので、すごく盛り上がります。

西村 :

参加者皆さんの発言が増えそうですね。

中村さん :

おっしゃるとおりです。特にキャリア採用で入社された方は、日東 の雰囲気にどうやって馴染んでいこうかという中で、ここでの研修会を機にメンバー同士の距離感がぐっと近くなっているのを感じます。まさに場のもつパワーです。

育成担当者としては、研修する時の場づくりってすごく重要なんです。部屋に入った瞬間の空気感で、今日一日頑張ろうという意欲が左右されます。畳ルームなら、柔らかい雰囲気でどんなアイデアを言っても大丈夫という心理的安全性が生まれる。Big Bangでプレゼンすると、ゼロイチを生み出そうという思いが刺激される。場から受ける影響で、自分の内面がどんどん活性化されていくんです。

多様な人との関わりが研究テーマを加速「研究開発ゾーン」

藤田さん :

こちら研究開発ゾーンにはオフィスと実験室があります。

西村 :

こちらにも新しい働き方が反映されているんでしょうか?

藤田さん :

オフィスはフリーアドレスで、固定席という概念はなく、自由な場所で働くということは日々実践されています。デスクをあえてランダムに配置。もちろん避難経路の動線は確保していますが、入り組んだような形にし、くねくねと歩くうちに前から来た人と「出会う」。そこで生まれる偶発的なコミュニケーションが狙いです。

西村 :

オフィスを出てすぐのこの場所にも集まれるスペースがありますね。

藤田さん :

ここは Big Bang の真下にあたるんですが、Big Bangはお客さまと利用することが多いので、こちらは私たち専用のベース基地のような場です。広めの円卓で10人程度が集まって議論できます。

オフィス真上の3階、4階に実験スペースがあり、オフィスから直接実験室へ行って実験するのが研究員のメインの動きです。オフィスから実験室へ行くとき、オフィスからGardenへ出るときとはまた違った意識、違った会話になっているようで、やはり場所によって気持ちが上手く切り替えられているんじゃないでしょうか。実験室も仕切りがなく、隣で実験しているメンバーと気軽にコミュニケーションがとれます。

西村 :

従業員さんの感想はいかがでしょう?

藤田さん :

ここに来てから、人と出会う頻度が増えたという声はずっとあります。それが部署を越えたコミュニケーションにつながっているのかなと思います。

また、inovasを使った実証実験や研究活動も増えています。実はいろんな場所に実験中のものやブースがあるんです。空間の造りを活かした実証実験や、建物全体を使った研究活動、会議室を改造して実験しているグループもあります。実験室では分からなかったことが分かるので、テーマとして加速しています。

大泉さん :

いろいろな方に研究を見ていただく機会が増えたことで、一人で研究しているだけでは分からなかった気づきや新しい発見が増えています。

「inovas」を最大限に活かし、事業・人財のイノベーションを

西村 :

最後にinovasに込める思い、働く皆さんへのメッセージをお願いします。

藤田さん :

inovas にはいろんな仕掛けがあることをもっと知ってもらいたいと思います。 どう使って、どう研究や自分の成長につなげるか。与えられるのではなく、自分で考えていくことが必要かなと思います。自分事として考えてトライする。Nittoが考える人財育成のでもあるので、突拍子もない使い方をしてもらいたいと思います。

大泉さん :

やっぱり、あくまで inovas はツールだと思うんですね。新しい価値を生み出すための道具。新しい価値の創造にはお客さまはもちろん、さまざまなステークホルダーの皆さんとの接点をつくることが重要です。そのきっかけをつくる、雰囲気をつくるのが私たちの仕事であり、それをもとに次のステップへ進めるのが働いている皆さんの仕事かなと思います。だからこのツールをどんどん使って、新しいお客さまを一緒につくっていきたいと思っています。

中村さん :

Nittoらしさの1つに「チャレンジ」があります。これまではチャレンジする人を応援しますという、どちらかというと会社が従業員を応援しますというメッセージだったんですね。それが2023年度からチャレンジを楽しむというキーワードに進化しました。この主語は私たち従業員です。従業員一人ひとりがチャレンジを楽しむ。だから、この inovas を使っていろんなチャレンジをして、従業員やお客さまと関わり共創する。その中でESG経営を実現し、社会や地球に貢献できる人財へと共に成長していきたいと思います。

この私たち3人の間でも今日、すでにイノベーションが起きているのを感じてきます。藤田さん、大泉さんのお話を聞く中で、「私もやってみよう」「そんなふうに使ってみよう」といろんな発見がありました。もうその瞬間がイノベーションですね。

時代と共に変化し続けるNitto 。イノベーションを目指すことで、社内的なバックグラウンドにも変化が。これまで化学のメンバーが中心だった研究開発に電気や機械といった新メンバーが加わり、バックグランドの違う人たちが社内でどう交流していくかといった課題もあったと言います。

「物理的な衝突」を繰り返し、コミュニケーションを重ねるうちに、それぞれの知識や経験が溶け合う。その瞬間に今までにない新しい価値が生まれる。さらに既存の価値とのシナジーから、それはより大きな価値に。イノベーションとはコミュニケーションからしか生まれないのだと改めて実感しました。

事業所一覧

豊橋事業所

豊橋事業所は国内生産拠点のうち最古かつ最大敷地面積を有しています。愛知県と静岡県の県境に位置しており関東、関西方面どちらにもアクセスしやすい事業所です。

Nittoのベース事業である粘着技術応用製品を生産するテープ事業の主力工場であり、時代のニーズを先取りし高機能製品を提供しています。    

豊橋事業所内オープンスペースにある向日葵珈琲店
豊橋事業所 事業所内写真

亀山事業所

亀山事業所は、従来よりNittoの成長を牽引してきた3つの事業に加え、新規製品を創出する本部の計4つの事業が共存する事業所です。

主に精密回路付き薄膜金属ベース基板等のエレクトロニクス関連、液晶用光学フィルムや半導体関連等の製品を取り扱っています。     

亀山事業所の執務エリア外観
亀山事業所 Nestショールーム

尾道事業所

尾道事業所がある広島県尾道市は「箱庭的都市」として日本遺産に登録されており、新幹線や高速道路、空港からも近く、アクセスの便利な場所で、歴史的遺産やしまなみ海道、瀬戸内のグルメを目当てに国内外から多くの観光客が訪れる観光地です。

尾道事業所は私たちの生活には欠かすことのできない光学フィルム製造のマザー工場で、世界の様々なデバイスに使われ、デバイスとともに進化し続けています。      

尾道事業所 食堂
尾道事業所 多目的ホール

取材先

日東電工株式会社

https://www.nitto.com/jp/ja/ 公式サイト

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