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IBASHO.が選ぶ、おしゃれな内装デザインのオフィス7選
おしゃれな内装のオフィスは、そこで働く人のモチベーションアップだけでなく、クライアントや取引先など社外の人に対する企業のイメージアップやメッセージ発信に貢献します。
本記事では、オフィス移転に伴いおしゃれなオフィスを実現した7つの企業の内装事例を紹介していきます。
内装を決める際のベースとなったコンセプトや、新しい内装によって社内に生まれた効果についても紹介していくので、これからオフィスの内装デザインを検討される方も、すでに検討中の方もぜひ参考にしてください。
目次
厳選!おしゃれな内装デザインのオフィス7選
数々のオフィスインタビューを重ねてきたIBASHO.編集部が、内装デザインのおしゃれさと機能性のバランスが素晴らしいオフィスを7つ厳選しました。
目を惹くおしゃれなデザインだけではなく、その内装デザインに込められたコンセプトや想い、オフィスではたらく人のことを考えた機能面など、詳しくはそれぞれのインタビュー記事からどうぞ!
株式会社KiteRa
社内規定などの規定業務効率化を実現するクラウドサービスを提供している株式会社KiteRaのオフィスは、拡大する組織に柔軟に対応できる広さを活かした空間設計が特徴です。
照明が印象的なエントランスから、間仕切りなくバーカウンター、ラウンジエリア、フリースペース、会議室エリアへと続いており、各スペース同士がゆるやかにつながり合いながら、広々とした開放感を感じることができます。
エリアごとにコンセプトを分けて内装を施すケースが多い中、同社ではエントランスから会議室までの複数のエリアにおいて、使用する照明や床材、什器のテイストをシックなヨーロピアンスタイルに揃えることで、温かみのある落ち着いた統一感を生み出しています。
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株式会社トリドールホールディングス
全国に展開するうどんチェーン店「丸亀製麺」をはじめとする飲食店を運営する株式会社トリドールホールディングスのオフィスは、「オフィスらしくない、オフィス作り」というテーマ通り、オフィス内のどこを見てもおしゃれなカフェやラウンジのような内装のオフィスです。
事業拡大に伴い採用強化を図っていた同社では、求職者に対して外食チェーン店が持つネガティブな印象を感じさせない、既存の飲食業界イメージを払拭できるようなオフィスを目指し、そこで働く人のテンションが上がるような空間作りにこだわっています。
また、執務室にキャビネットや個人用袖机を置かず、終業後のデスク上には何も置かれていない状態を作るなど、一般的なオフィスによくみられる雑多な要素を排除することも内装計画において意識されています。
「おしゃれなオフィス」と「ペーパーレス・ABW(※)を促進するオフィス」の両方をバランスよく実現する内装に成功した同社では、社員一人一人の働き方だけでなく、社内コミュニケーションの活性化にも効果が生まれています。
(※)ABW:「Activity Based Working」の略。仕事内容や気分に応じて、従業員自らが働く場所・時間を選択することができるワークスタイルを指す
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株式会社WILLCO
医療・士業領域に特化した人材サービスを展開する株式会社WILLCOのオフィスは、コーポレートカラーである青を効果的に散りばめた内装が特徴です。
白を貴重としたミニマルなデザインに複数の色調の青が取り入れられることで清潔感を演出しながらも、随所に散りばめられたポップで遊び心のある要素により若々しい企業イメージを与えるオフィス空間となっています。
従業員の連帯感強化や企業イメージの向上などに効果が期待できるコーポレートカラーを、上手にオフィス内装に取り入れた事例といえます。
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SHE株式会社
女性専用のキャリアスクール「SHElikes」を運営するSHE株式会社が東京・銀座に構える拠点「SHE Ginza」は、柔らかなピンクと青が印象的な内装のオフィスです。
ミレニアル世代の女性を中心とした会員たちとのコミュニケーションハブとしての機能も持つ同オフィスは、什器や家具・照明・壁と内装の細部に至るまで、どのようにこの場所を使いたいかという想いが込められています。
まるでファッションフォトの一コマのような統一感のある内装により、オフィスに入った瞬間にSHE独自の世界へ没入することができるオフィスです。
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INSTYLE GROUP
経営コンサルティング会社のインスタイル株式会社をはじめ、飲食や不動産など様々な会社で構成されているINSTYLE GROUPのオフィスは、多種多様な事業内容とリンクさせた内装となっている点が特徴です。
「秩序あるカオス」という、異なる事業を展開しながらもグループ全体が同じ方向を向いて進んでいくというコンセプトを具現化するため、来客スペースの家具はすべて特注品で揃えられています。
ミッドセンチュリー感漂うソファやローテーブル・照明と、執務室に続く螺旋階段によって、ショールームのような雰囲気が一層強くなっており、「カフェに行くように出社する」という同社の遊び心のあるカルチャーにマッチしています。
あえて素材や形状・大きさが異なる家具を内装の中心に置くことで、オフィスに入るとまず、同社の多様性溢れる自由な風土を感じることができるオフィスとなっています。
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株式会社バークインスタイル
モデルエージェンシーの株式会社バークインスタイルのオフィスは、映画のセットのようなクラシカルな雰囲気の中に、壁一面に飾られた所属モデルの写真がモード感を漂わせる内装が印象的なオフィスです。
ミーティングルームは部屋ごとに照明や壁を異なるコンセプトで仕上げていることから撮影に使われることも多く、単なるエージェンシーとしてだけでなく、撮影スタジオとしての機能も持ち合わせた内装となっています。
レッスンや撮影のために毎日多くの人が集まる同社のオフィスは、新たなモードが生み出されていくエネルギーとクリエイティブな感覚を刺激する遊び心のある内装デザインとが絶妙に調和した心地よいムードが漂っています。
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株式会社エーピーコミュニケーションズ
ITインフラ事業を展開する株式会社エーピーコミュニケーションズのオフィスは、エンジニアリングな雰囲気を強める工業的なデザインのアイテムや内装を、白を貴重としたカラーパレットで統一することで、明るくクリーンな雰囲気の演出に成功しているオフィスです。
開放的なエントランスはそのままフリースペースにつながっており、クライアント先で仕事をすることが多いエンジニアたちが気軽にオフィスに戻ってきやすい空間となっています。
エンジニア同士はもちろん、他部署のメンバーとの有機的なコミュニケーションの活性化を図るために、フリースペースとその奥の執務室との間をガラスで区切ることで、物理的・心理的障壁を取り除いています。
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おしゃれと機能性がちょうど良いバランスのオフィス内装を目指そう
おしゃれな内装のオフィスは、従業員の帰属意識を高めたり、交流を活性化するうえで、大きな効果を期待することができます。
その一方で、デザイン重視でオフィスの内装を決めてしまうと、実際に働いてみた際に働きづらい・使い勝手が悪いと感じるオフィスになってしまう可能性が高くなります。
本記事で紹介した事例のオフィスはいずれも、そのオフィスを利用する従業員やクライアントの視点から機能性・利便性の高いオフィスであることを前提に、内装デザインを考えています。
オフィスはあくまで仕事をする空間ですので、快適に仕事を進めることができ、会社や事業の成長に貢献するように設計されることが大切です。
「おしゃれ」と「機能性・利便性」。どちらも大切な要素ですので、その両方がバランスよく叶えられる塩梅を意識しながら、実用的でおしゃれなオフィス内装を検討しましょう。