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企業の個性が光る!コーポレートカラーが印象的なオフィス5選
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企業ブランディングの1つ、コーポレートカラー。会社のありたい姿、大切にしたい社風などを考え、色を選んだという会社は多いことでしょう。
本記事では、そんなコーポレートカラーをオフィスの内装に効果的に使っている事例を紹介します。
個性あふれる各社の事例を、ぜひご覧ください。
目次
コーポレートカラーとは?
コーポレートカラーとは、企業のイメージやブランドを象徴する色を指します。会社の価値観やビジョンを反映し、社内外の人に対して、企業の一貫したイメージを伝えることが役割です。ブランドの色彩が商標として登録できるようになっていることからも、色や複数色の組み合わせがいかに人の印象に強く残るのかがわかります。
コーポレートカラーがよく用いられているのは、企業ロゴやウェブサイト、広告などの印象が強いのではないでしょうか。
オフィスの内装にコーポレートカラーが使われる例も増えており、コーポレートカラーの色選びについてはこちらの記事で紹介しておりますのであわせてご参考ください。
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IBASHO.が選ぶコーポレートカラーが印象的っだオフィス
今回は、IBASHO.が取材をしてきたオフィスの中から、個性あふれるオフィスを5つご紹介いたします。
セルソース株式会社(英文表記: CellSource Co., Ltd.)
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再生医療の領域で治療を行う医療機関にサービスを提供しているセルソース株式会社。渋谷に「ZERO BASE」と名付けた本社オフィスを構えています。
オフィスデザインを担当したのは、社内のデザイナーです。移転と同時期にコーポレート・アイデンティティのアップデートを行い、それがオフィスの内装にも反映されました。そのうちの1つが、3色あるコーポレートカラーをオフィスに使用することです。
同社のコーポレートカラーは、アイデンティティであるセルソースグリーン、持続可能な社会を表すインフィニティブルー、可能性に満ちたフリーダムホワイト。エントランスを始めとしたオフィス内の壁面を中心に、単色や3色のグラデーションで使われています。
「医療」という事業領域にもそぐう、清潔感のあるオフィスです。
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株式会社ナハト
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インフルエンサーマーケティングやSNS広告を中心とした支援会社であり、広告領域以外で運営する事業会社でもある株式会社ナハト。「広告の街」渋谷に構えたオフィスは、訪れる人の印象に残るよう意識して作られています。
その意図が1番よく伝わるのが、コーポレートカラーを全面的に使ったエントランスです。同社のコーポレートカラーは、黄色からオレンジにかけた暖色中心の色で、「ブレイズ(BLAZE)」という意味が込められています。ブレイズは炎と直訳される言葉で、炎には太陽、キャンプファイヤーといった昔から人が集ってきた歴史があります。「人が集う場所を表現したい」という同社代表の思いを込めて作られました。
エントランスはオフィスを訪れる人が最初に目にする場所。ナハト様のエントランスは採用候補者やお客様にとって、狙い通り忘れられない印象に残るものとなっています。
なお、コーポレートカラーは会議室に続く廊下や、会議室内の壁面にも採用されています。執務室に並ぶゲーミングチェアも、アクセントカラーがオレンジのもの。エネルギッシュなカラー使いは、若手メンバーの多い同社の社風にぴったりです。
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株式会社KITEN
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広告事業、ECメーカーや不動産仲介サービス、AGAクリニックのオンライン診療と、多様な事業を展開する株式会社KITEN。オフィスづくりにあたり目指したのは、「普通じゃないオフィス」です。
同社がキーカラーとしているのはグリーン。効果的に使われているのはエントランスの壁面です。
向こう側が見えるガラスの壁面をグリーンにし、同じく「グリーン」である盆栽を設置。黒が基調となっているため、2つのグリーンが映えるインパクトのある空間となっています。
また、執務室内は落ち着いたモノトーン中心の空間ですが、会議室内にあるイミテーショングリーンなどでもグリーンを目にすることができます。
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株式会社 mediba
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KDDIグループ企業で、au関連サービスの運営から企画、新規サービスの立ち上げなど、幅広く事業を展開する株式会社 mediba。これまでのオフィスは、会社らしさを出しているわけではない、いわゆる「おしゃれなオフィス」でしたが、現在のオフィスに移転するにあたり、初めて社内デザイナーがオフィス作りに参画。会社らしさを落とし込んだ内装になっています。
同社のコーポレートカラーは、あたたかみのあるオレンジ。そこのグラデーションで明るい黄緑色をポイントとして入れています。
エントランスの脇にあるベンチの下部、飾り棚に並べられているインテリア雑貨類など、あらゆる箇所にオレンジ色を見ることができます。
オープンスペースである来客スペースは、木目や白を基調とした明るくナチュラルな雰囲気。そのなかにも、オレンジ色のクッションなど、コーポレートカラーをアクセントとして取り入れています。
同じく来客スペースでは、天井にもコーポレートカラーを採用。抜いた天井全体は白く塗装されていますが、ダクトだけはオレンジに。アクセントとしてだけではなく、同社の先進性と挑戦を表す意味が込められている色使いです。
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株式会社マツリカ
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株式会社マツリカは、購買活動に従事されているマーケティングや営業の方々、カスタマーサクセスの方々など、会社の売上を上げるミッションを担っている職種の方に向けた次世代型営業DXプラットフォーム「Mazrica(マツリカ)」、デジタルセールスルームという営業と顧客のための商談情報共有ツール「DealPods」を提供している会社です。
同社のオフィスは、ある程度家具が揃っているハーフアップ物件ですが、エントランス部分に手を加えることで、同社らしさを感じられるオフィスに仕上がっています。
エントランスで特に目を惹くのが、コーポレートカラーであるオレンジと青を効果的に使ったひな壇スペースです。オレンジ色の椅子は市販品で、コーポレートカラーに近い色合いのものをネット通販で探して購入されたものです。
エントランスの壁面には、コーポレートカラーを使ったオリジナルのイラストが描かれています。
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コーポレートカラーをオフィス内装に採用することで、会社らしさを体現したオフィスに
コーポレートカラーは、その会社のブランディングの1つです。自社サイトやロゴ、名刺、広告など、社内外の人が目にする場所に使用している会社は多いでしょう。
コーポレートカラーの説明のところでもご紹介したように、コーポレートカラーは企業のイメージやブランドを象徴する役割を担います。色が見る人に与える影響は大きく、日ごろオフィスで働く社員の方たちの目に入るところにコーポレートカラーを使うことで、社風の醸成にもつながるのではないでしょうか。オレンジ色のコーポレートカラーの会社は元気でエネルギッシュな社風に、白や青をコーポレートカラーとしている会社は落ち着いて洗練された社風といった具合に。
色が持つ力を使って、社内外に会社らしさを伝える。オフィス内装を検討される際には、コーポレートカラーの効果的な活用をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。