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【事例15選】おしゃれなオフィスデザインのコンセプト決めから最新トレンドまで徹底解説

会社の転機にもなりうるオフィスのデザインやレイアウト変更の時に、実際にどんなデザインにしようか悩むものですよね。

 

この記事ではデザイン前のコンセプトメイクの方法や、実際のオフィスデザインのご紹介と一緒にデザインのポイントをご紹介していきます。

2020年06月27日


この記事を読むのに必要な時間は約 17 分です。

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オフィスデザインのコンセプト決めのポイント


会社には企業理念があるように、オフィスのデザインをする時も重要になってくるのが「コンセプト」です。

そもそもコンセプトとは”企画・広告などで、全体を貫く基本的な観点・考え方”を言います。オフィスデザインにおいては「おしゃれなオフィスにしたい」「かっこいいオフィスにしたい」などという漠然とした理想ではなく、コンセプトを決めてデザイン決めをしていくことが理想的なオフィスを完成させるためには必須になります。
ここからはその”コンセプト”決めに必須となる重要なポイントをご紹介していきます!


企業理念や事業内容からオフィスで表現したいことを決めよう


IBASHOでは多くの企業様にオフィス取材を行っておりますが、その際に”企業理念”や”事業内容”を元にオフィスのコンセプトを決めたというお話を多く伺いました。
先程も述べたようにイメージする雰囲気だけではなく、オフィスを見ると事業内容が連想できたり、大切にしている理念が表現されていることが重要になってくるのです。

例えば社員のコミュニケーションを大切にし、そこから生まれるアイディアを大切にしている企業は「家のようにくつろげるオフィス」をコンセプトにしたり、事業内容が自然と関わる企業であれば「森林を彷彿とさせるオフィス」など、一目で表現したいことがわかるようにするのがコンセプトメイクのカギになります。
オフィスのコンセプトを決める際は、改めて自社の企業理念や事業内容に向き合い、表現するポイントを社員全員で話し合って決めていくのが良いでしょう。


基調とするメインカラーを決めよう


コンセプトを決める際にあわせてデザインで使用するメインカラーを決めておくと良いでしょう。

会社によってはオフィスの各エリアによってデザインを変えることもあるかと思いますが、その際もコンセプトに沿ったメインカラーを決めておくと展開がしやすくなります。
コンセプトが「カフェのようなおしゃれでスタイリッシュなオフィス」だった場合、エントランスやフリースペースでカフェの雰囲気をしっかり出しつつ、会議室や執務スペースはメインカラーだけを取り入れて作り込むこともできます。

オフィスも洋服のコーディネート同様、取り入れる色は3色程度に抑えると統一感が生まれます。企業ロゴに使用されている色が明るすぎたり奇抜な色の場合は、基調とする色のトーンを抑えて3色展開し、差し色にコーポレートカラーを使用するとまとまりが出ますよ。


オフィスデザインの社員変更がもたらす効果とは


デザインを変更すると、会社の雰囲気が変わることで社員にとっても良い影響があります。ここからはコンセプトを元にデザイン変更をしたことによって、変化した社員の動きをご紹介していきます。


生産性の向上とコミュニケーションの活性化


東急不動産株式会社では、働き方改革で働く場所や働き方が多様化する中で「わざわざ行きたくなるような場所」を作られたのだとか。


グループ会社全体のコミュニケーションが取れるようなスペースや、一人で集中したり仮眠をとったりできる個室を用意することで、人が集まり働く場所の選択肢が増えることで必然的にコミュニケーションが活性化し、生産性が向上するオフィスを作られていますね。

フロア数がなく規模感が違っても、オフィスに様々なスペースを用意することで、社員・会社の双方にとって大きなメリットがオフィスのデザイン変更にはありそうですね。


「この会社で働いている」という自信と誇りに繋がる


オフィスがおしゃれであることは社員にとっては自慢に思えることなんです。
おしゃれなオフィスは社員の生産性が向上するため、仕事へのやりがいも感じやすくなります。必然的に自分の自信へと繋がることが多いようです。

また来客から「おしゃれなオフィスですね」などと褒められると嬉しくなることはありませんか?小さな積み重ねが社員にとっては会社への愛着にも繋がります。
会社に愛着を持って仕事ができれば、勤続年数も伸びて会社全体にとっても良い影響を及ぼすので、たかがデザインと言わずしっかり社員のことも考えてしっかり作り込むことが重要です。


おしゃれなオフィスにすると来訪者へのイメージ戦略にも繋がる


オフィスをおしゃれにすることで、変わるのは社内だけではありません。規模感が変わることで、収容できる人数が増えたり、接待できるエリアが増えたりしますよね。
これは企業のブランディングに繋がってきます。「会社に遊びに行きたい」と思わせるような素敵なオフィスがもたらす対外的なメリットをご紹介していきます。


お客様を招けるオフィスになる


株式会社ジブンハウス様はオフィスを移転されてこんな変化があったとか。


「オフィスを出入りする人が圧倒的に増えました。前のオフィスは手狭で、お客さまを呼ぶのは少し気が引けましたが、今のオフィスには相手からどんどん来てくれます。オフィスで打ち合わせができるようになったことで、仕事がまとまる時間が短くなりましたね」

移転でオフィスの規模感が変わっただけでなく、ブランディングに関する部署も立ち上がり、本格的に会社全体のブランディングもはじめられたそうです。

会社のブランディングが強化されることで、事業に与える良い影響も多くありそうですね。


社内の雰囲気が伝わり、安心感を与えられる


エントランスを全面鏡張りにすることで来訪者に社内の雰囲気が伝わる構造にしたり、働く社員の顔が見えやすいオフィスは取引企業にとっては安心感に繋がります。

またセミナースペースなどを設けることで、大人数の来客を可能にさせることも企業ブランディングに繋がりやすいでしょう。

テレワークなどが主流になりオフィスに足を運らずともコミュニケーションを取れてしまう時代だからこそ、顔を合わせられるオフィスではたくさんの社員と触れ合える環境を整えておくのが良さそうですね。


採用にも有利に働く


ALH株式会社様は新卒採用にオフィスの存在が一役買っているそう。


「オフィスのおしゃれさを積極的に打ち出してはいないんです。ただ、写真はあちこちで使用しているため、好印象を抱いていただいているようです。福岡や大阪でも採用を実施しているんですが、わざわざ東京の本社に来てくれる学生さんが増えましたね」

オフィスのおしゃれさも入社の動機になることがあるとのお話でした。リクルーティングに頭を悩まされる企業も多い中で、オフィスがおしゃれだと「ここで働きたい」と思ってもらえるのは社員にとっても嬉しいことですよね。


実際のオフィスデザイン事例


これまではオフィスのデザインコンセプトの決め方や、デザインをしっかり作り込むことのメリットなどをお伝えしてきましたが、ここからは実際の事例を用いておしゃれなオフィスのご紹介をしていきます。


本当にオフィス?トレンドのカフェ風オフィス


1_西海岸風カフェがコンセプト|Xtra株式会社様


海外出身者の社員の過ごしやすさも考えて作られたおしゃれなカフェ風オフィスです。エントランスはデザイナーによって書かれたメニュー風のドアが印象的。

オープンスペースは社員同士のコミュニケーションや作業スペースとしても使われるエリアだとか。

執務スペースは作業効率を考えてフリーアドレスにはせず、壁に向かって作業ができるコワーキングスペース風にしているとのことです。


2_くつろげるカフェ風オフィス|バレットグループ株式会社様


2ビル体制だからこそ、社員同士がくつろぎながらもコミュニケーションを取れるようなオフィスを、とデザインされている事例です。

たっぷり取られたスペースはまさに人が主役のオフィスにはぴったりのカフェ風オフィスですね。会議室のイラストには役員の顔をモチーフとなっており、これも個性的で可愛らしい空間になっています。


作業効率UP!働きやすさ抜群のオフィス事例


1_対話重視!アイディア満載のオフィス|株式会社プリンシプル様


社員数が増えてもリモートワークではなく対話でのコミュニケーションを大切にしているという株式会社プリンシプル様。フリーアドレスを導入しているものの、オフィスとしての課題は社員の性質によって働くオフィス環境の好みが違うことだったそう。

そこで導入されたのが集中ブース。中からの音は聞こえないが、外の音は聞こえる仕組みだそうで、隔離されつつもオフィスと人との繋がりを大切にしているデザインですね。


2_オフィスが柔軟に変形する?多様性のあるデザイン|株式会社POL様


イベントの開催など社員以外の来客が多い株式会社POL様はオフィスのスペースをしっかり取ることで、たくさんの人を集客できるようにしているのだとか。

可動式の家具を使うことでイベント時でもレイアウト変更できるようにしてあるそうです。またこちらでも集中ブースは導入後人気のスペースだとか。働く場所を選択できるのは社員の方にとっては嬉しいようですね。


気持ちやすらぐ、オフィスグリーンのある事例


山や森に行くと心が落ち着きますよね。リフレッシュに出かける方も多いのではないでしょうか。そんなスポットがオフィスの中にあったら、仕事をしながら癒やされることができそうですよね。

ここではオフィスにグリーンを取り入れた働く人々の心を癒やすデザイン事例をご紹介していきます。


1_本物の草木をたっぷり使った緑あふれる癒やしのオフィス|株式会社サイバード様


エントランスや会議室に続く通路には植物園さながらのグリーンがたっぷり茂っています。これはレプリカではなく、本物の草木なんだとか。

またフリースペースにもグリーンが散りばめられていて、オフィス全体が癒やし効果バツグンのデザインになっています。

働く人々にとって過ごしやすい環境間違いなしの、朝から早く行きたくなるようなオフィスですね。


2_事業とリンクさせた「自然」の緑がいっぱいのオフィス|株式会社プレミアムウォーターホールディングス


エントランス会議室まで続くスロープの両サイドにはふんだんに緑が使用されています。これは事業内容が自然に関わることから、自然にまつわるグリーンを導入しているのだとか。

会議室にもたくさんの観葉植物が置かれ、心地よく会議ができそうな空間になっていますよね。この部屋の机は特オーダーで作られたものだそうで、ここも自然にこだわっているようですよ。


リフレッシュエリアがあるオフィスデザイン事例


オフィスらしさはありつつ、様々なエリアを設けているオフィスが増えているようです。気分転換ができるリフレッシュスペースが作り込まれているデザインの事例をご紹介していきます。


インスタ映え必須のテラスがあるオフィスデザイン


株式会社コスモスモア様のオフィスは”気分によってエリアやフロアがSWICHできる”豊富な種類のスペースが用意されています。


オフィスデザインや土地活用のアドバイスを行っている企業様なだけあって、様々なコンセプトを元にエリアを作り込まれています。

中でも注目はテラス席。オフィスの一角とは思えない、まさにインスタ映えの空間です。気候が良いシーズンには外で作業をする方もいるのだとか。まさにリフレッシュできそうな空間ですね。


三角スペースを活用!小上がり畳スペースでリフレッシュエリアを設けている事例


株式会社asken様のオフィスは企業ロゴに合わせたグリーンで執務スペースの椅子もコーディネートされていてまとまりのあるデザインです。


この奥にリフレッシュスペースとして設けられているのが小上がりの畳スペース。移転前のデザイン検討中に急遽決まったとのことですが、今では社員の人気スポットだとか。本棚が窮屈な印象は与えずに執務スペースとの区切りになっているのも良いですよね。

今では社員のランチタイムや休憩スポット、お誕生日会の開催など様々な用途で活用されているようです。


おしゃれなオフィスに取り入れられているデザインTOP3


これからオフィスのデザインを行う企業にとっては、最新のトレンドを取り入れておきたいですよね。そこで取材からわかった、おしゃれなオフィスに導入されているアイテムやデザインなどをご紹介していきます。


TOP3:ネオンサイン


おしゃれなアパレル店やカフェなどには多く見られるネオンサイン。実は海外の企業では既に多く導入されているようです。企業のロゴサインで使っても良し、オフィスのアクセントにもしてもおしゃれに見えるため、日本でも更に導入されることが多くなりそうですね。

リラックススペースや、カフェスペースのちょっとしたアクセントに導入してみるとおしゃれ度が上がりそうです。


TOP2:靴を脱いでくつろぐタイプのリラックススペース


リフレッシュスペースの導入を検討されているなら是非検討していただきたいのは靴を脱ぐタイプのリフレッシュスペースです。

カウンタータイプやボックスタイプのリフレッシュスペースももちろん好評かと思いますが、靴を脱いで仕事をするとかなり気分転換になるのではないでしょうか。

また椅子がない分、社員同士の距離も近くなるため、自然とコミュニケーションも生まれそうですよね。今後ますますトレンドになってきそうです。


TOP1:プロジェクターの活用


会議などでプロジェクターを導入している企業は多いかと思いますが、オフィスのデザインの一部としてプロジェクターを使用している事例が増えています。

前途しましたが、最近は家庭でもプロジェクターを使っておしゃれな空間を演出するのがブーム。また映像コンテンツだけでなく、こちらの事例のようにロゴを映すことでエントランスにフューチャー感が出ていますよね。

活用方法が多様だからこそ、色々なタイプのオフィスで導入しやすいため、今後更にトレンドになりそうですね。


オフィスデザインを行うときのポイントおさらい


いかがでしたか。オフィスののデザインは企業にとっては多くのメリットをもたらすことがわかりましたね。最後にもう一度、この記事のおさらいをしておきましょう。

・オフィスデザインはコンセプトをしっかり決める
・社員や来客にとって良い環境を作ることが会社にとって良い効果をもたらす
・事例を見て取り入れられるポイントは真似してみる
・トレンドを抑えて自慢できるオフィスデザインを考える

オフィスデザインは何度も行うものではないからこそ、担当者だけでなく、社員みんなで作り上げていくもの。しっかりと話し合って、社員全員が納得いくデザインを完成させましょう。

この記事を書いた人

IBASHO編集部

IBASHO編集部

オフィスで働くことをもっとたのしく・働く場所としてもっと快適に。「はたらく人を幸せにするメディア」IBASHOを運営しています。
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