目次
元々の素材の良さを活かしたBPMフロア
まずは、特に「未完成」を感じるこだわりが詰まっているという、イベントスペース&カフェ「BPM」のフロアを紹介してもらいました!
こちらのスペースでは、アートの展示や音楽イベントなどが行なわれています。また、社員のみなさんは、BPMで作業をすることもあるとのこと。一般の方もカフェとして利用できます!
ameri
壁が特徴的な模様をしていますよね。これにもこだわりがあるんですか?
阪田さん
はい!TABI LABOのオフィスは、元々OAフロアになっていた空間をリノベーションして作りました。作るときに壁を剥がしてコンクリートを剥き出しの状態にしたら、地の壁に格子柄の模様があったんですよ。その柄を活かして壁を作ろうとなり、ソファの後ろの壁も格子柄にしました。
ameri
なるほど。
阪田さん
作り込みすぎず、素材の良さを活かすという意味で「未完成」を表していますね。
ameri
他に、BPMフロアでのこだわりはありますか?
阪田さん
オフィス全体を通してですが、カスタマイズしやすい作りになっていることです。
ameri
カスタマイズしやすい作りですか?
阪田さん
はい!家具が移動できるようになっているんです。
ameri
なるほど、動かせるからカスタマイズしやすいんですね。BPMでは、開催されるイベントごとに配置を変えられそう!
阪田さん
そうですね。音楽イベントのときは、机を取っ払って椅子を並べています。
そして、「自分たちのオフィスだから自分たちで作ろう」と考え、ペンキを自分たちで塗ったり、机を手作りしたりしたんです。
ameri
家具の手作りまで!
阪田さん
プロではなく素人が作ったことで、ある種「未完成」になりましたね。
執務室にも未完成さが。変化が新しい発想を生む
続いて案内していただいたのは、3階と4階にある執務スペース。ロゴ入りの卓球台や木目調のデスクが並んでおり、自由さのある空間が広がっています。
ameri
執務スペースにも、テーマの「未完成」は反映されていますか?
阪田さん
はい!全体として、最初から作り込みすぎず、DIY的に作っていける空間となっています。
ameri
どうして自分たちで作っていけることを大切にしているんでしょう?
阪田さん
未完成であるということは、自分たちで変化していかなくてはいけないですよね。あえて未完成さを残しているのは、変化する過程で、新しい発想や知恵が生まれると考えているからです。
ameri
なるほど。
阪田さん
執務室もBPMと同じで家具の移動ができるので、何回もオフィス内で引っ越しをしているんですよ。自分たちのアップデートとともに、家具の配置も変えています。周りの環境を変えることで、新しい考えが浮かんでくることもありますね。
ameri
自分たちの手で作り込んでいけるのが面白いですね!
発信するには体験が必要。サウナ補助金で世界を広げる
ameri
TABI LABOならではの制度はありますか?
藤井さん
福利厚生で、サウナ補助金が出ますね。
ameri
サウナ補助金ですか?!
藤井さん
弊社、サウナ好きが多いんですよ。代表も大好きで。毎月サウナにかかる費用を一部会社が負担してくれる制度です。
ameri
サウナの経験も業務につながっていますか?
藤井さん
そうですね。元々サウナ補助金ができたのも、発信するだけではなく自分たちが体感するべきだという考え方が背景にあったんです。
自分たちが体験して世界を広げることで、より人に伝えられるようになると思うんですよね。
「未完成」なオフィスとともに、ビジョンへ向けてアップデートし続けている株式会社TABI LABO。
今後の展望について伺うと、「元々TABI LABOというメディアは、気づきときっかけを提供したいという思いからはじまりました。体感しないことには、気づきときっかけは得られないと考えているので、BPMを通して鼓動が高鳴るきっかけを提供していきたいと思っています。」と話してくれました。
アートの展示や音楽、古着の期間限定ショップなど、鼓動が高鳴る面白いイベントがたくさん。アップデートを続けるTABI LABOのオフィスに、また遊びに行きたくなりました!