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業務内容や気分に合わせて利用できる5タイプの執務エリア
続いて案内してもらったのは、執務エリア。小上がりやカフェスペースなど、いろいろな高さや形の机と椅子が並んでいます。
佐藤さん
執務室は5つのエリアに分かれているんです。
ameri
どうしてエリアを分けているんですか?
佐藤さん
コミュニケーションを取りたいとき・集中したいときなど、自分の働き方に合わせて場所を選べるようにしたかったからです。
ameri
なるほど。「スイッチ」が反映されているところはありますか?
佐藤さん
執務室には「閃きのスイッチ」が関係しています。
ameri
閃きのスイッチはどのあたりに?
佐藤さん
私たちは、コミュニケーションを取り、他人の価値観を知ることで、閃きが出てくると考えています。なので、フリーアドレス×オープンスペースで、コミュニケーションを誘発できるような仕組みを作りました。
ameri
なるほど。執務室に込められた思いの大きさが伝わってきました。
では、5つのエリアを1つずつ、紹介お願いしてもいいですか?
佐藤さん
エントランスから入ってすぐにあるのが、「わいわいエリア」です。気軽に会話を交わせるようにキッチンやカフェスペースがあり、休憩をしたりイベントスペースとして使ったりしています。キャストさんへの研修は、わいわいエリアのキッチンを使って行なっています。
ameri
なるほど。SWICH!!!の大きなロゴも映えていますね!
佐藤さん
続いて、こちらのスペースが「わくわくエリア」です。
佐藤さん
高さや大きさの異なる机と椅子があり、自分で選べるところが特徴です。基本的に数人がけの机なので、他部門のメンバーとの会話も生まれ、リフレッシュしながら作業ができます。
「わいわいエリア」とつなげて、大きなイベントスペースとしても使えます。
ameri
居心地がいい空間を探して作業できるのがうれしいですね。
佐藤さん
「わくわくエリア」の奥にあるのが、「さくさくエリア」です。一人ひとりのブースに仕切りがあるので、作業に没頭したいとき、重要な情報を扱っているときなどに使っています。
ameri
なんだか自習室みたい!
佐藤さん
「さくさくエリア」の隣にある小上がりスペースが、「まったりエリア」です。
移転前のオフィスがマンションの一室だったので、その名残りでここのエリアは靴を脱いで仕事ができる「小上がり」になっています。
ameri
エリア名の通り、まったりと落ち着ける空間ですね!
佐藤さん
そうですね。そして、「さくさくエリア」と「まったりエリア」の奥にあるのが、「じっくりエリア」です。主に、カスタマーサクセス部門のメンバーがいる集中スペースとなっています。
ameri
「さくさくエリア」と「じっくりエリア」の境目に、大ぶりなグリーンを置いているんですね。
佐藤さん
そうなんです。カスタマーサクセス部門のメンバーは、メンバー相互に密に連携しながらユーザーや家事キャストからの問い合わせ対応をしているので、ある程度固まって仕事ができる環境でなくてはいけませんでした。オフィス内に壁を作りたくはなかったんです。
また、カスタマーサクセス部門では、時にはお客様からのご指摘対応をすることもあります。それがオフィスを来訪している方々に筒抜けになるのもよくありません。なので、グリーンで緩やかな仕切りを作ったんです。
ameri
完全に壁を作って遮るのではなく、グリーンで壁の代わりを作ったんですね!
佐藤さん
そうです!
ちなみに、先ほど執務室には「閃きのスイッチ」が背景にあると話しましたが、「切り替えのスイッチ」も関わっています。
ameri
どういった風に関わっているのでしょう?
佐藤さん
エリアによって過ごし方を分け、何をしたいかによって作業をするエリアを選ぶ。そして、自分の意思で場所を選ぶことで、自分が今どんな業務をすべきなのか、客観的に自覚し切り替えられるスペースになるよう作りました。
右脳と左脳をスイッチ!会議室エリア
最後に案内してもらったのは、入り口にRとLが書いてある、2つの会議室があるエリア。
ameri
どうして会議室の名前をRとLにしたのでしょうか?
中村さん
会議室エリアには、「切り替えのスイッチ」を反映させています!
ameri
切り替えのスイッチが会議室に……?
中村さん
はい!RとLは、右脳と左脳を表しているんです。右脳と左脳の切り替えをしながら業務に取り組んでいこうという思いを込めています。
ameri
なるほど!そして、意味ももちろんですが、壁の色が鮮やかでステキですね。
中村さん
ありがとうございます。RはRightで右脳、「創造的な」「情熱的な」意味合いを込めて赤。LはLeftで左脳、「論理的な」「冷静な」意味合いを込めて青にしたんです。
実は、壁は社員で塗ったんですよ。
ameri
そうだったんですか!
自分たちで作ることで、よりオフィスに愛着が湧きそうですね。
「スイッチ」をオフィスコンセプトにしたCasy。CaSyのオフィスには、「切り替え」「閃き」「価値観」を変えるスイッチが散りばめられていました。
より多くの人が気軽に家事代行を利用し、「大切なことを、大切にできる時間」が生まれて、笑顔の暮らしがあたりまえになっていく。そんな未来が楽しみですね!