vol. 104   株式会社ロフトワーク
「社員が自然と集まる空間に」ーー工夫が詰まったテーブルが見どころのロフトワークオフィス

株式会社ロフトワークは、さまざまなクリエイターとのコラボレーションを通じて、Web・コンテンツ・空間などをデザインしているクリエイティブカンパニーです。

 

コワーキングスペース「FabCafe MTRL」や、レーザーカッターや3Dプリンターなどデジタル工作機械を設置しているデジタルものづくりカフェ「FabCafe」の運営なども行なっています。

 

2018年9月にはリニューアルを行ったという、ロフトワークのオフィスにお邪魔しました。

 

リニューアルを経た新しい執務エリアは、どんなすてきな場所へと変わったのでしょうか。早速紹介していきます!

2019年02月14日
text by ameri
photo by 竹井美砂子

この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。

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ロフトワークのオフィスがあるのは、渋谷駅から徒歩10分ほど歩いたところ。オフィスに到着すると、

 

 

FabCafe創設メンバー・ヒダクマ取締役副社長の岩岡さん(左)とロフトワークPRの原口さん(右)が出迎えてくれました。

 

ロフトワーク岩岡さん
岩岡 孝太郎さん (いわおか・こうたろう)
1984年東京生まれ。千葉大学卒業後、慶應義塾大学大学院に進学しデジタルものづくりの研究制作に従事。2011年、“FabCafe”構想を持って株式会社ロフトワークに入社し、FabCafeのディレクターとして企画・運営する。2015年、岐阜県飛騨市にて官民共同企業である株式会社飛騨の森でクマは踊る(通称:ヒダクマ)の立ち上げに参画し、2016年FabCafe Hidaをオープン、森林資源を起点とした新たなプロジェクトに挑戦する。2018年4月より同取締役副社長を務める。

 

ロフトワーク原口さん
原口 さとみさん (はらぐち・さとみ)
慶應義塾大学SFC卒。英治出版株式会社にて出版プロデューサーとして書籍企画、編集、DTPデザイン、プロモーション等を担当した後、NPOにて新興国のスタートアップや社会起業家支援プログラムのPR等を経て、2015年ロフトワーク入社。人やプロジェクトの文脈を丁寧に伝えることを心がけるPR活動を行う。

 

テーマは「“社員同士の”コラボレーションの活性化」。コミュニケーションを取れる仕掛けを施した新たな執務エリア

 

ロフトワークインタビューカット1

 

ameri

今日はどうぞよろしくお願いします!

 

原口さん

よろしくお願いします。

 

ameri

ロフトワークは、現在どのような事業を行っているのですか?

 

原口さん

ロフトワークは、クリエイターと企業のプロジェクトがつながるプラットフォーム「loftwork.com(現:AWRD)」を軸に、さまざまなプロジェクトを行う企業として2000年に創業しました。「クリエイティブの流通」をミッションに掲げています。

 

手掛ける領域は徐々に広がり、現在はWebを軸としたデジタルコミュニケーション、新規事業、空間や都市など、幅広くデザインを手がけています。国内外で年間250件ほどのプロジェクトを行なっています。

 

ほかにも、デジタルものづくりカフェ「FabCafe」、素材をテーマにしているクリエイティブラウンジ「MTRL」の運営も行なっています。

 

ロフトワークインタビューカット3

 

ameri

社員のみなさんも、「FabCafe」や「MTRL」は利用しているのですか?

 

岩岡さん

そうですね。同じ建物の中にイベント&ミーティングスペース、FabCafeとMTRL、コワーキングスペース、プロジェクトルーム、そして執務エリアとスペースを広げてきたので、社員がさまざまな場所で仕事をするようになりました。

 

ロフトワークインタビューカット2

 

ameri

バラバラに仕事をするスタイルに変わったんですね。

 

岩岡さん

新しいコラボレーションも生まれますし、外のクリエイターたちとつながることはとてもいいと思います。

 

しかしその結果、執務エリア以外で作業する社員が増え、オフィスの空洞化が起こってしまったんです。ふと内側を見たときに、日常的な社員同士の交流や意見交換、共創が希薄になっていると感じました。

 

ameri

それがきっかけで、8・9Fにある社員用の執務エリアのリニューアルを行なったのですか?

 

岩岡さん

それも理由のひとつですね。そこで、新たな執務エリアのコンセプトは、「社員同士のコミュニケーション、コラボレーションもより活性化させること」とし、固定の席からフリーアドレスへと変えました。

 

ロフトワーク執務エリアデスク

 

ameri

以前は固定席だったんですね!

 

岩岡さん

今までは一人ひとりに自席がありました。自由に動けないので、打ち合わせや作業で席を外す人が多いテーブルは、誰かひとりがポツンといることが多発していたんです。それではコミュニケーションは生まれないですよね。

 

ameri

たしかに。

 

岩岡さん

しかも、四角いテーブルにモニターをドンと置いて作業していたので、モニターに隠れて、そもそも前の人の顔が見えなくなっていたんですよ。

 

ameri

話したくてもなかなか話しかけづらい雰囲気ですね。

 

岩岡さん

なので、リニューアルの際にはテーブルにこだわりました。

 

ameri

どうしてテーブルなんですか?

 

岩岡さん

一番使うところだからこそ、使いやすくすることで、みんなが集まって来ると考えたからです。集まることで、自然とコミュニケーションを生み出したいと思いました。

 

ameri

なるほど。

 

岩岡さん

ロフトワークの空間にフィットした、細かいこだわりを詰め込んだテーブルにしたかったので、既製品ではなくデザインから建築家と相談して行いました。

 

ameri

すごい!デザイン事業を行なっている、ロフトワークならではですね。

 

岩岡さん

ロフトワークは空間デザインのクライアントプロジェクトも行なっているので、経験やノウハウがありました。テーブルへのこだわりはイメージ通り実現できたと思います。

 

それではここからは、こだわりが詰まったオリジナルのテーブルをご紹介していきます。

 

自分のスタイルに合わせて使い分け!使い心地◎の高さの異なるテーブル

 

ロフトワーク執務エリア

 

ameri

執務エリア内に背の高さが違うテーブルがたくさんありますよね。理由があるんですか?

 

岩岡さん

いろいろな場所が用意されているのは、それぞれの働き方や時間帯によって、働く位置やスタイルを変えていけるようにと考えたからです。

 

ameri

働き方や時間帯によってテーブルを使い分けているんですね!

 

岩岡さん

そうですね。落ち着いて仕事をしたいときには普通のテーブル、集中したいときはスタンディングテーブル、気軽に誰かの意見を聞きたいと思ったときには高めのテーブルと、自然と使い分けています。

 

ameri

時間帯によっても変わるんですか?

 

岩岡さん

日中は普通の高さのテーブルで作業していることが多くあります。夕方外出先から戻ったメンバーが高いテーブルに集まり、「今日どうだった?」という話などをしている様子を見かけますね。

 

ameri

テーブルの高さを選ぶことで、それぞれが集中する時間とコミュニケーションを大切にする時間をコントロールできそう!使い心地がいいと、執務エリアに戻ってきたくなりますね。

 

次ページコミュニケーションが生まれる、ユニークな形状をしたテーブルとは?

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category : オフィス取材

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この記事を書いた人

IBASHO編集部

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