どこまでも「繋がり」を重視するコミュニケーション特化のオフィス
まどか
東京の新オフィスには2018年の9月に移転したんですね。
森田さん
はい、前オフィス同様に五反田にオフィスを構えました。
まどか
なぜ、五反田を選ばれたのですか?
森田さん
ベンチャー企業の集積地となっており、情報共有がしやすいことや、アクセスがいいことから五反田を選びました。
まどか
そうなんですね!広々とした開放感のあるオフィスですね。
森田さん
新しいオフィスは「オープンコミュニケーション」をコンセプトにしています。
まどか
あ、だからオフィスの中に壁がないんですか?
森田さん
そうなんです!仕切りを作らず、フリーアドレスでどこに座ってもいいことから、自然なコミュニケーションが生まれる空間になっています。
また、どこにいても話している声が聞こえやすいのもポイントです。
大西さん
名古屋の本社や、大阪支社とも常時画面でつながっているんですよ。
まどか
ほんとだ!違うオフィスが見えてる!
大西さん
マイクをオンにしたら音声も聞こえるので、ソファに座って会議をすることもあるんですよ。
▲実際に名古屋本社とつなげて会話してくれる大西さん
まどか
オフィスの中央にはデスク、外側には違ったスペースがあるんですね。
森田さん
集中できるスペースとリラックススペースを分けているんです。立って作業できるスタンディングバーは、夜はお酒を飲むスペースにもなっています。
▲スタンディングバーでは、立って作業したり休憩したりできる!
▲ホワイトボードと壁で区切られた集中できるブルペンスペース
森田さん
集中するときにはブルペンスペースを使っています。
まどか
ここだけ仕切りがあって、確かに一人の世界に入り込めそうですね!
▲鐘の音は思ったより大きくてびっくり!
まどか
あれ、壁にかかっている鐘…私の大好きな映画「マイ・インターン」みたい…!
森田さん
まさにそうなんです!社長が映画から影響を受けて、全拠点に鐘を設置することにしたんです。実はこれ、船につけるための鐘なんですよ。
まどか
えっ、すごい!映画のように、お祝いをするときに鳴らすんですか?
森田さん
「ナイスプレーの鐘」と呼んでいて、鳴らすときには名古屋本社・大阪支社にも声をかけて鳴らしています。
まどか
まさにスターになれる瞬間ですね!ナイスプレーを讃えあえる素敵な文化ですね。
▲社員の要望で集められた本がズラリ。
まどか
本棚にたくさん本が並んでいますね。
森田さん
こちらの本は、「ホンサポ」という制度で、社員が読みたい本を購入したものです。制度を使って購入した本は、TUNAGに感想をあげています。「スタメン図書」として会社にストックしてシェアしています。トータルで400冊以上あります。
まどか
インプットを会社が支援してくれるのは、嬉しいですね。TUNAGでアウトプットをすることで、より知識が定着しそうです。
まどか
オフィスの家具には、何かこだわりがあるのでしょうか?
大西さん
実は、オフィスにある家具はほとんど全て社員たち自身で組み立てたんですよ。
まどか
え!この大きな机もですか?
大西さん
はい、引っ越しも自分たちでしているんです。自分たちで作り上げたオフィスだからこそ、自分たちで環境を作りあげたという実感がわくのだと思っています。
▲社員さんたちがオフィスの家具を組み立てる様子
▲大きな机も自分たちで組み立てます!
大西さん
東京で構えた最初のオフィスは、エレベーターが空いたらすぐ背中が見えるような手狭な場所で、本当に始まったばかりのベンチャーだな、という環境でした。
そのような小さなところからスタートして、仲間が増えて、今のオフィスにつながっています。
まどか
自分たちでオフィス環境を作り上げたんですね。
大西さん
数字として、積み上げていった売り上げを具体的な形で実感することは難しいですが、環境という形で成長を可視化しています。これからもベンチャー企業らしく、スピード感を持ってオフィスを拡大していきたいと思っています。
▲何もなかったオフィスからこれだけの空間を自分たちで作り上げたと思うと感慨深いです。
従業員全員で創り上げてきた、スタメンのオフィス。従業員同士のコミュニケーションが取りやすい「オープンスペース」にするための工夫がたくさん詰まっていました。
壁をつくらず、声をかけやすい空間を作りつつも、集中できるスペースとリラックスできるスペースに分ける。TUNAGや制度を利用して、より密にコミュニケーションを取る。ナイスプレーは讃えあう。スタメンの想いが込められた設計になっています。
オフィスとは、「仲間が増えて、船を大きくしていくようなもの」と語ってくれた大西さん。前回のオフィスから新オフィスまでの移転は1年。これからさらにスピードアップしていきたい、というスタメンの活躍に注目です!