- オフィスインタビュー
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「月曜日が楽しみになるオフィスにしたい」働きやすい環境作りにこだわる、カクテルメイク
プロクオリティの動画を簡単に生成できるツール「RICHKA」を提供する、カクテルメイク株式会社。
2018年秋にIBASHOでオフィス取材をしてから半年後、「渋谷区代々木へオフィスを移転した」との情報が入ってきました。
「働きやすさ」をテーマにした前オフィスでは、昼寝ができるハンモックなどの工夫を取り入れていたので、新オフィスにはどんなこだわりがあるのか気になるところ……。
というわけで、できたてホヤホヤの新オフィスにうかがってきました!
カクテルメイクの新オフィスがあるのは、南新宿駅から歩いて3分ほどの場所。徒歩圏内には新宿駅や代々木駅、参宮橋駅、北参道駅があり、アクセスの良さが特徴です。
ビルのエレベーターの扉が開くと、
オフィス移転プロジェクトのメンバーである、大坪さんが出迎えてくれました!
コーポレートDiv バックオフィスSec Secマネージャー
大学卒業後、株式会社ディーノシステムに入社し動画編集業務、画像編集業務を担当。画像編集チームの責任者を経て、会社の事業拡大とともに部署内の管理業務全般および社外対応、所属長アシスタントに従事。
2016年、同社で同期であった松尾が代表を務めるカクテルメイク株式会社に入社。現在は総務、法務等のバックオフィス業務に従事。
かしみん
前回の取材ぶりですね!本日もよろしくお願いします。
大坪さん
こちらこそ!よろしくお願いいたします。
目次
前オフィスのおさらいダイジェスト
カクテルメイクの前オフィスは、もともと人が住んでいた賃貸物件を作り変えた、アットホームな空間でした。
〜〜前オフィスのおさらいダイジェスト〜〜
▲ドアのガラスがおしゃれなエントランス
▲フリーアドレスのデスクが置かれた、執務スペース
▲息抜きに使われているリラックススペース
▲バーベキューなどのイベントも開催できるベランダ
>>もっと詳しく知りたい方はコチラ
「月曜日が楽しみになる環境を」カクテルメイクのオフィス紹介
かしみん
新オフィス作りは、どんなテーマを掲げたんですか?
大坪さん
「質の高いサービスを提供するには、まず社員が働きやすい環境を整えることから」。このテーマは、前回と変わっていません。
かしみん
前回も「サービスを作り上げるのは、働いてくれているメンバーなので、働きやすい環境作りが重要」とおっしゃってましたね。
大坪さん
はい。いま動画市場全体が伸びていて、弊社も「動画を作りたい」と多くの企業様から相談をいただくようになりました。「RICHKA」は、お客様の希望を一社でも多く叶えられるよう、カスタマイズの幅を広げるなど、アップデートし続けています。
そんなサービスの進化において、社員はぜったいに必要な存在。「RICHKA」がどれだけ便利なサービスになり、どれだけ多くのお客様の成功をサポートできるかは、社員次第なんです。
※導入企業 累計220社以上(2019年6月時点)
かしみん
社員なくしてサービスの成長はない、と。
大坪さん
そうです!だから、社員のみんなが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、働きやすいオフィス作りをすることにこだわっています。
今回の移転でも「どうしたら月曜日が楽しみになるオフィス環境にできるだろう?」と考え尽くしました!
かしみん
月曜日が楽しみに……!こだわりポイントを教えてください。
大坪さん
では、実際にご案内していきますね!
職種によって場所を区切った、執務スペース
まず案内してもらったのは、執務スペース。部屋の真ん中にロッカーが置かれていて、フリーアドレス席と固定席に分けられています。
大坪さん
こちらのスペースがフリーアドレス席です。コミュニケーションを取りながら業務を進める、営業などのメンバーがいます。
大坪さん
そして、こちらのスペースが固定席。クリエイターは、固定席で仕事をしています。
かしみん
どうして、執務スペースをふたつに分けたんですか?
大坪さん
職種ごとに働きやすい環境を作るため、です。営業は、社内でもコミュニケーションを取ることが多いので、フリーアドレスにしたほうがさまざまなメンバーと交流しやすくなります。
一方で、クリエイターは、作業に集中しなければなりません。人の動きが激しいと気が散ってしまうので、固定席で集中しやすい環境を作っているんです。
かしみん
その職種にとって最適な環境作りを実現しているんですね!
▲個人のロッカーには、チェキが貼られています
リフレッシュしながら働ける、カウンター席・ボックス席
次に案内してもらったのは、窓際にあるカウンター席とボックス席。
▲ボックス席。やわらかな光が差し込む空間です
▲カウンター席。大きな窓がついているので、とにかく明るい!
大坪さん
社員は、先ほどご案内した執務スペースで仕事をしてもいいし、カウンター席やボックス席で仕事をしてもいいんです。気分に合わせて、働く場所をチョイスできるようにしています。
かしみん
仕事で煮詰まったときに、カウンター席で作業したいなあ。
大坪さん
まさに、その使い方がおすすめです!
集中したり煮詰まったりしていると、どうしても視野が狭くなってしまいます。そんなときに、日差しがたっぷりと入ってくる席で仕事をすると、リフレッシュできますよ。
かしみん
気軽に息抜きできるスペースがあるの、うらやましいです……
大坪さん
社員にも好評のスペースです!
リフレッシュできると、頭がすっきりして、良いアイディアが生まれやすくなります。なので、気分転換できるスペースを作ることは、最終的に良いサービスを作ることにつながるんです。
▲企業ロゴのオレンジを壁に取り入れて、オフィスに統一感を出しています
イベントやセミナーを開催できる、フリースペース
大坪さん
わたしのイチオシは、この場所です!
と最後に案内してもらったのは、バーカウンターがあるイベントスペース。
▲バーカウンターにはお酒がズラッと並んでいて「カクテルメイク」の社名にぴったり
かしみん
ずいぶん立派なバーカウンターですね!このスペースはどんなときに使うんですか?
大坪さん
テラス席と同じように、ここで仕事をしているメンバーもいます。あとは、社外の方を招いたセミナーや、社内メンバーでワイワイと盛り上がるイベントでも使っていますよ。
社内のイベントは少し変わっていて……
大坪さん
先日は、このスペースがスナックになりました!
かしみん
オフィスがスナックに?!
大坪さん
メンバーが自由に使って良いスペースなので、日頃からさまざまなイベントが行われているんです。
以前、社外の方を招いた移転パーティーも開催しまして。そこでは、代表をはじめ社員がバーテンダーとなって、お越しいただいたゲストの方々にカクテルをご提供していました(笑)
大坪さん
ほかの社内イベントでは、手作り餃子とお酒が楽しめる「餃子屋」がオープンしたこともありました!
かしみん
なんだか、考えただけでワクワクしますね。文化祭みたいで楽しそう!
大坪さん
楽しいのはもちろん、バーカウンターの周りに社員が集まるので、会話も生まれやすくなりました。「おいしいお酒作ってね〜」「この餃子おいしい!何入ってるの?」って。
バーができたことで、社員同士のコミュニケーションも増えています。
かしみん
お酒片手だと、気分が明るくなって、さらに話が弾みそうですね。
大坪さん
普段からこまめに交流していると、話しかけやすくなったり、些細な仕事の相談もしやすくなったり、人間関係を円滑にするメリットがたくさんあります。その結果、オフィスの居心地も良くなるんです。
かしみん
確かに、楽しんで働くうえで、人間関係って重要ですもんね。
大坪さん
そうなんです。現在弊社は積極的に採用活動を行っていて、メンバーも去年から比べると約3倍になりまして。
メンバーが増えていくワクワクを感じると同時に、あまりコミュニケーションが取れていないメンバーが増え、部署間で認識のズレが起きやすくなっていました。そこで、「そのような事態が発生しない、働きやすいオフィスを作るにはどうするべきか」を考えていたんです。
かしみん
そこで、移転をきっかけに、以前よりもオフィス作りに力を入れたんですね。
大坪さん
はい。働きやすいオフィス作りをするには、設備やスペースなどの環境面を整備するだけでは足りないと感じています。コミュニケーションを取りやすい雰囲気作りも大切なんじゃないかな、と。
これからも環境整備とコミュニケーションの側面から、「月曜日が待ち遠しい」と思ってもらえるオフィスにしていけたらと思います。
最後に、大坪さんは「代表が昔バーテンダーをしていた経験から、カクテルメイクという社名には『さまざまな人・モノ・コトが混ざり合って新しいものが生まれる』『一人ひとりに最高の一杯を提供する』といった思いが詰まっています。
『社外のお客様』『協力いただいているパートナーの方々』『セールスやエンジニア、バックオフィス、クリエイターなどの社内メンバー』など、関わっている人たちの境界があいまいになって混ざり合う。そして、新しい最高の一杯が生まれる。そんな場所にオフィスを育てていきたいです」と話してくれました。
陽だまりのなかで働ける席や、交流しやすいバーカウンターなど、「働きやすさ」をテーマにしたカクテルメイクのオフィス。新オフィスでは、生産性を上げる環境と、コミュニケーションが捗る雰囲気というふたつの側面から、アプローチしていました。
そんなオフィスで働いているカクテルメイクのメンバーが、「RICHKA」を通して、今後も広がり続ける動画市場を支えていくのかもしれません。