目次
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オフィスのコンセプトは「学ぶ人が主人公になれる場所」
かしみん
エントランス、きれいに輝いてて見とれちゃいました!どんなコンセプトでオフィスを作ったんですか?
中島さん
「訪れた人が主人公になれる場所」をコンセプトにして作りました。サービスにも共通するように「学ぶ人が主人公になってほしい」という思いを体現したかったんです。
かしみん
どんなオフィスなのか気になります。
中島さん
では、ご案内しますね。
学びの世界へようこそ、エントランス
まずは、最初に見たエントランスから。キラキラと七色に輝いている壁の前に、受付台が置いてあります。
かしみん
シンプルで気分が明るくなるような空間ですね。
中島さん
ありがとうございます。受付台にヒミツが隠されているんです、気づきましたか?
かしみん
え、なんだろう?
かしみん
……わ、古書になってる!しかも、ミッションが書いてありますね。
中島さん
そうなんです。パラパラとめくると、どこかに「Dive to Learn(学習者のためにやろう)」「Fail Forward(どんどん失敗しよう)」「Far Together(違いに寛容であろう)」の3つのバリューも隠されているんですよ。
かしみん
(パラパラパラ)……あった!ワクワクする仕掛けがたくさんありますね。
中島さん
勉強のイメージをネガティブからポジティブに変えられるよう、工夫を加えました。エントランスのテーマは「学びの世界へようこそ」です。
中島さん
実は、古書自体を一度漂白していて。「ここから、どう自分たちの色に染め上げていくのか」。エントランスは、そんな物語の始まりの場所なんです。
かしみん
新たな冒険が始まるみたい!なんだか胸が弾んできました。
カラーレスの空間を自分で色付ける!ステージ
次に案内してもらったのは、エントランスの後ろに広がる、ステージと呼ばれる広いスペース。色がほとんど使われていなくて、シンプルでスタイリッシュな空間です。
このスペースが使われるのは、主に勉強会や情報共有会。奥の大きくて白い壁に、プロジェクターの映像を投影できるようになっています。
かしみん
かっ、かっこいい……。なんだかオフィスじゃないみたい。
中島さん
このステージという場所は、カラーレスを意識しました。
▲特注したシルバーのテーブルと、透明のイス
かしみん
どうしてカラーレスなんですか?
中島さん
エントランスの古書を漂白したのと同じく、主人公が自分色に染め上げていける場所にしたかったんです。このスペースで、積極的に学びながら、自分の物語を作り上げてほしいと思っています。
かしみん
自ら進んで勉強したくなる空間ですね。
▲ステージの後ろには、真っ白なバーカウンターが
リラックスして学びを深める、本の森
次に案内してもらったのは、「本の森」と呼ばれる、本棚がたくさんあるスペース。オレンジ色のライトで、温かみのある雰囲気です。
かしみん
カラーレスの空間とはひと味違って、リラックスできるスペースですね。
中島さん
本を読んで学びにつながる場所にしたかったので、ホッと安らげるよう、居心地の良さにこだわりました。
▲ボードゲームのコレクション。息抜きも大切です!
かしみん
「どの本を置くか」は誰が決めているんですか?
中島さん
主にメンバーですね。月一回、メンバーが欲しい本を募集して、要望があった本をすべて購入する「ライブラリ制度」を取り入れているんです。この制度を通して、メンバーが新しい学びを得られるといいな、と思っています。
かしみん
「学ぶ人が主人公になれる場所」というオフィスのコンセプトにもあるように、勉強を推進しているんですね。
▲本を開いたみたいな珍しいライト
「本の森」の中には、長いソファのフリースペースもあります。本を読んだり、仕事をしたり。ベージュ系の色合いの家具でまとめられていて、優しい印象を受ける空間です。
かしみん
このスペースで仕事をしているということは、フリーアドレス制なんですか?
中島さん
いえ、違うんです。執務室があり、メンバー全員にデスクが振り分けられています。でも、特に仕事をする場所を定めているわけではありません。
▲フリースペースの後ろには、執務スペースが
かしみん
みなさん、どこで仕事されることが多いんですか?
中島さん
このフリースペースで仕事をする人が結構多いですよ。リラックスできる場所なので、肩のチカラが抜けて、学んだことをアイディアとしてアウトプットしやすいんです。
かしみん
分かります!わたしもアイディアが浮かぶときって、湯船につかっていたり散歩していたり、リラックス状態のときがほとんどです。
学びにとことんこだわるのは、より良いサービスを提供するため
かしみん
エントランスの古書をはじめとして、とてもステキなオフィスでした!でも、どうしてオフィスまで勉強にこだわるんですか?
中島さん
良いサービスを作るには、ユーザーの気持ちを理解する必要があるからです。「Studyplus」のユーザーは勉強している人なので、自分たちも同じ立場に立つために、オフィスから学びを推進しています。
かしみん
自然とユーザーの気持ちになれるような空間を作っているんですね。
中島さん
はい。メンバーが自主的に企画する「Dive to Learn」という勉強会も実施しています。月に4〜5回ほどのペースで、エンジニアや経理などジャンルを問わずに開いているんです。
かしみん
制度面も充実してますね。最後にひとつ。メンバーにとって、このオフィスはどんな存在でいてほしいと思いますか?
中島さん
オフィスに来た主人公たちが、学びによってさらに輝かしい人生を歩める。そんなきっかけとなる場所になれたらいいな、と思います。
勉強のモチベーションを上げるサービスを提供しているスタディプラスは、オフィスまで学びに対して前向きになれる空間でした。
オフィスを案内してもらい、勉強の意欲が湧いてきたわたし。「まず手始めに本でも読むか!」と思いながら、帰路についたのでした(その足で本屋に寄って帰りました)。