- オフィスインタビュー
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自然に溢れていて働きやすい!バリューを意識できるハチドリのオフィス
「すべての人に、価値ある仕事を」というミッションを掲げている、hachidori株式会社。チャットボットツールやアルバイト専用のコミュニケーションアプリを開発しています。
hachidori(ハチドリ)のオフィスは、会社として大切にしている軸が、さまざまな場所に反映されていました。
今回は、広報の松本さんに、hachidoriの事業やオフィスに込められた思いについて伺ってきました!
目次
経営企画管理部/広報
慶應義塾大学卒業後、楽天株式会社を経てhachidori株式会社へ入社。社外・社内・採用広報を一人で担当している。
ミッションを達成するために、事業を2軸で展開
ameri
hachidoriってかわいらしい名前ですよね。由来は何なんですか?
松本さん
「ハチドリのひとしずく」のようになりたいという、代表の伴の思いが込められています。
ameri
ハチドリのひとしずく?
松本さん
ハチドリのひとしずくとは、南米のアンデス地方に伝わるこんなお話です。
小さな鳥であるハチドリは、森が燃えていたときに、生き物たちが我先にと逃げていく中、小さなくちばしで一滴ずつ水を運んでいたんです。周りの動物に「そんなことをして何になるのか」と尋ねられたハチドリは、こう答えました。「私は、私にできることをしているだけ」。
私たちは、ハチドリのひとしずくのように小さなひとしずくでも、着実に社会に影響を与える、社会に役立つプロダクトを作っていきたいと考えているんです。
ameri
由来まで素敵!どんなことをしている会社なんでしょうか?
松本さん
hachidoriの事業は、社名にもなっている、チャットボットの開発ツールである「hachidori」と、アルバイト専用のコミュニケーションアプリ「CAST」の開発の2軸です!
ameri
チャットボットとは……?
松本さん
チャットボットとは、テキストや音声を通じて、会話を自動的に行うプログラムのことです。
ameri
自動返信してくれる機能のことですね!なぜ、チャットボットの開発ツールを作り始めたんですか?
松本さん
すべての人が人間にしかできない仕事に注力できる仕組みが必要だと思ったからです。
自社サービスを扱う企業でのカスタマーサポート業務は、オペレーターへの負荷がとても大きいんです。
実は、問い合わせの約7割は、FAQ(よくある質問)を読まずに連絡してきていると言われています。そのうち、約6割は定型的な質問なんですよ。
決まった問い合わせを簡潔に対応できれば、本当に人手が必要な問い合わせに、時間や労力を割けるようになりますよね。「hachidori」というサービスでは、人が対応するべきところにしっかり対応できる状態を実現したいと考えています。
ameri
型が決まっているものに関しては、チャットボットが対応してくれるわけですね。hachidoriを導入することで、必要なところに必要な人員を割けるようになりそう!
アルバイト専用のコミュニケーションアプリである「CAST」についても詳しく聞かせてください。
松本さん
CASTは、アルバイト向けにコミュニケーション管理とシフト管理ができるアプリです。
アルバイトのシフト管理は、社員とバイトの距離感や連絡を取り合うツールなど、気を遣わなくてはいけなくて大変なことがあると考えています。
ameri
確かに、アルバイト先にLINEのアカウントを教えたくないとか、社員がアルバイトの子のプライベートにどこまで踏み込んでいいかわからないとか、いろいろな声を聞きます。
松本さん
そうですよね!また、雇う側は毎月のシフト管理に時間を割かれているという問題を抱えているんです。
シフト管理のアプリで効率化し時間を削減することで、より良いサービスを考えるなど、人にしかできない仕事に時間を使ってもらいたいと考えています。
ameri
なるほど!事業を行ううえで、どのような思いを大切にしているのでしょうか?
松本さん
「すべての人に、価値ある仕事を」というミッションを大切にしています。このミッションは私たちの事業の軸になっています。
ameri
価値ある仕事とは、どんなことを指しているんですか?
松本さん
世の中には、人間にしかできない仕事と、機械に任せられる仕事が存在しますよね。この人間にしかできない仕事を、価値ある仕事と呼んでいます。
私たちは、すべての人が、人間にしかできない「価値ある」仕事に集中できる世界を作りたいと考えているんです。ミッションを実現するための手段として、「hachidori」「CAST」の2軸でサービスを提供しています。
ameri
なるほど。事業も社員が持っている働くうえでの考え方も、ミッションを実現することが軸になっているんですね。
オフィスのテーマは、バリュー・透明性・自然とテクノロジーの調和
ameri
オフィスのテーマはなんでしょうか?
松本さん
テーマは、「バリューを感じられること」「透明性」「自然とテクノロジーの調和」です。
ameri
どうしてこのテーマになったんですか?
松本さん
hachidoriはミッションやバリューを大切にしているので、オフィスでもバリューを感じられるように組み込みました。
また、hachidori全体がコミュニケーションの捗る、透明性のある企業になるよう、オフィスに反映させたんです。
ameri
なるほど。自然とテクノロジーの調和は、どんな思いから?
松本さん
hachidoriはアプリやチャットボットの開発という、がっつりテクノロジー系の企業なので、毎日パソコンと向き合う時間が多いんです。
機械と向き合ってばかりで無機質になりがちだからこそ、自然をオフィスに盛り込むことで、リラックスできる働きやすい空間を作りたいと考えました。
ameri
いろいろな思いが背景にあるんですね。それではオフィスの紹介をお願いします!
バリューを表す、透明性のある会議室
最初に案内してもらったのは、一面ガラス張りの会議室。
ameri
「OWNERSHIP」は会議室の名前ですか?会議室の名前にしては珍しいですよね?
松本さん
はい、会議室の名前です!OWNERSHIPは、hachidoriが掲げている3つのバリューのうちのひとつなんです。「すべての仕事を自分の仕事だと思う」という思いが込められています。
ameri
もうひとつの会議室の名前も、バリューがつけられているんですか?
松本さん
もうひとつの会議室には、「TOPFLIGHT」という名前がついています。これは、一流の仕事をしようという意味です。
ameri
いつでもバリューを意識できますね。そして、会議室がガラス張りなことにびっくりしました。
松本さん
hachidoriはまだまだ小さい規模の企業です。みんながどんなことをしているか、どこにいるかを知っておいた方がいいということで、オフィスに透明性を取り入れています。
ameri
誰がどこで作業しているかが一目でわかりますね。
松本さん
そうなんです。ちなみに、執務室内にある社長室も透明なんですよ。
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