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簡単に「おしゃれなオフィス」を実現したい!そんな時は居抜きオフィス

簡単に「おしゃれなオフィス」を実現したい!

「オフィスをおしゃれにしたい!」「でも内装コストや時間をそんなにかけられない。」という企業にとって、居抜きオフィスは非常に魅力的な選択肢です。すでに内装が出来上がっていて、比較的早期におしゃれなオフィスで働くことができます。

本記事ではおしゃれなオフィスを探す企業にとって居抜きオフィスが魅力的な理由や、自社にあうおしゃれな居抜きオフィスを選ぶポイント、実際に居抜きオフィスに入居した事例を解説します。

おしゃれなオフィス、こだわりのオフィスを探して移転を検討されているご担当者様はぜひご一読ください。

おしゃれオフィスを目指すには居抜きオフィス?

居抜きオフィスでおしゃれな物件を探しやすい理由を3つ解説します。順番に見ていきましょう。

既に内装ができ上っているためイメージしやすい

既に内装がある物件として存在するため、オフィス構築後の姿が具体的にイメージしやすいです。

一般にオフィスデザインを考える際にはレイアウト図をソフトなどで作成し、デザイン案に落とし込んでイメージ図を作成します。しかし、あくまで完成予想図に過ぎないため、いざ完成してみるとイメージと違うといったケースもあるかもしれません。

内装が既にあるからこそ、ミスマッチが少なく入居後に業務をするイメージがつきやすいといえるでしょう。

好みのデザインを選ぶことができる

居抜きオフィスは以前の入居者が独自に構築しているため、その内装は物件によって千差万別。その中から自社にあった好みのデザインを選ぶことができるのも、居抜き物件を探すことのメリットです。

居抜きの内装を土台に追加の内装工事も

居抜きオフィスは内装工事なしで入居することも可能ですが、場合によっては既存の内装を土台にさらに工事を行うことで、より自社が理想とする内装を実現することもできます。

元の内装分の工事費用がかからないため、こだわりのポイントに予算をかけることもできるかもしれません。

居抜きオフィスへの実際の入居例

居抜きオフィスへの入居をイメージしやすいよう、実際の事例を写真付きで解説します。

おしゃれさだけを求めて居抜きオフィスへ入居したというのではなく、オフィスに対しての考えやコンセプトが明確になっている中、居抜きオフィスを選択し、おしゃれなオフィスを実現している例として参考にしてみてください。

株式会社サイカ

前テナントの設備を最大限に再利用 photo:SKYLA

データサイエンス事業を主軸とする株式会社サイカは、会社の規模拡大に伴いオフィスを移転しました。その際従業員のコミュニケーション促進と経済合理性を両立させるため、コワーキングスペースへの居抜き入居を選択しています。

会社のイメージ作りに重要なポイントには大きく手を加えつつ、元々の物件の特性を活かした交流しやすい業務スペースをつくり什器の再利用率80%、壁材など構造物の再利用率100%とSDGsの観点からも特異な数値を誇る事例となりました。

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PIVOT株式会社

ビジネスマン向け映像メディア「PIVOT」を運営するPIVOT株式会社は、環境面の改善や撮影スタジオを併設できるオフィスを求めて移転を行いました。

立地だけでなく、クリエイティブを追求する企業としてあえて低層階を求め、オフィスの「気」を重視するといった軸でオフィスを選ぶ中で出会ったのが居抜き物件。以前の入居者が残していった内装をカフェスペース・バーカウンターとして活用し、従業員同士や顧客との交流の場として活用しています。

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おしゃれでも注意が必要!居抜き物件探しのポイント

居抜きオフィスは既に内装があり、その中からオフィスを選べる分おしゃれなオフィスを探しやすいと言えますが、一方で注意しなければならない点もあります。

重要なポイントを3つみていきましょう。

内装にこだわりすぎて動線が悪い場合がある

内装がおしゃれであっても、オフィスの業務の動線が悪い場合があります。内装は働く従業員のモチベーション向上や訪問者からの印象アップに重要ですが、内装を重視しすぎるあまり、動線が悪く業務効率が落ちてしまっては本末転倒です。

居抜き物件の内装はデザインが好ましいかという点のみならず、業務の動線の良し悪しの観点からも評価することが重要です。

追加での内装工事が難しい場合がある

居抜き入居したオフィスに対し、リニューアルなどで追加の内装工事を計画した際、思い通りの工事ができない可能性があります。既に行われている内装工事やそもそもの物件のレイアウトが制約となる可能性があるためです。

物件を長期間借りるつもりであり、その中でオフィスのリニューアルなども想定される場合、物件の入居時の状態だけでなく追加で内装工事する場合の拡張性についても視野にいれておくことをおすすめします。

原状回復費用が原則発生する

内装工事なしで入居すると見落としがちになるのが退去時の原状回復工事。居抜きでの入居ができたからといって、必ずしも居抜きでの退去ができるとは限りません。

オーナーが居抜きでの退去を許可し、次の入居者が見つかった場合は居抜きでの退去も可能ですが、そうでない場合は原状回復工事が発生し、費用がかかる点に注意が必要です。

場合によっては、前の入居者が構築した内装が複雑であり、原状回復工事も高額になる可能性があるため、原状回復費用については意識を持っておくことをおすすめします。

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自社にあったおしゃれな居抜きオフィスの選び方

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先述の注意点も踏まえ、自社に合ったおしゃれな居抜きオフィスを選ぶ方法を3つ解説します。

自社が求めるオフィスの条件を明確にする

オフィス選びにあたっては自社がオフィスに求める役割や機能を明確にし、その軸にあったオフィス探しをすることが最も重要です。

居抜き物件の場合、すでにおしゃれな内装ができあがっているため目移りしてしまうこともあるかもしれませんが、単純なデザインの良し悪し、好みだけでなく自社のオフィス選びの軸にマッチした物件であるかという視点で考えましょう。

居抜き物件というカテゴリそのものがあくまで新しいオフィスの選択肢の一つ。オフィス選びの軸によっては必ずしも居抜き物件から選ぶことが正解とも限らないため、広い視点を持って考えることが重要です。

おしゃれなオフィスデザインを参考にする

事前に他社のオフィスを多く見てみることもおしゃれなオフィスに近づける重要な要素です。外部からの見た目のおしゃれさはもちろん、その空間での働き方もイメージすると良いでしょう。一口に「おしゃれ」といっても対外的なおしゃれさをアピールしたいのか、働く人にとっておしゃれな空間を感じてもらいたいのかということによっても、こだわるポイントが異なってきます。

IBASHO.では「写真で見るオフィス」でこれまでインタビューしてきたオフィスを写真から見ることができます。イメージに近い内装があればインタビュー記事を読んで自社のオフィス構築の参考にしてください。

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まとめ

居抜きオフィスは初期費用の削減効果が大きいだけでなく、おしゃれなオフィスを構築するにあたっても様々なメリットがあります。一方で居抜きオフィスには特有の注意点があるのも事実。

メリット、デメリットを念頭に置きながら、あくまで自社にとって最適なオフィス選びの選択肢の一つとして居抜きオフィスも検討してみてください。

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