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オフィスの内装費用を抑えて「おしゃれなオフィス」を叶えるには?

オフィスの内装費用を抑えて「おしゃれなオフィス」に!

「オフィスの内装をおしゃれに変えたい」
「でも内装工事費用はなるべく抑えたい」

工事費用を予算内に抑えつつ、企業の個性やアイデンティティ、メッセージ性が感じられるおしゃれなオフィスを実現するためには、どのようなポイントに気をつけるべきか。

本記事では、オフィスの内装工事にかかる費用相場に加え、なるべくコストを抑えながらおしゃれなオフィスを実現するためのポイントについても詳しく解説していきます。

オフィスの内装工事を大きく左右する【物件タイプ】

オフィスの内装工事費用の平均的な相場は、坪単価で10〜30万円程度といわれていますが、物件のタイプや使用する設備や素材を含む工事内容によって内装工事費用は大きく変動します。

ここではまず、オフィスの内装工事費用を左右する主な要因となる物件タイプの違いについて解説していきます。

スケルトン物件

スケルトン物件とは、建物の骨組みを意味する不動産用語「スケルトン」を用いた、内装が施されていない配管や配線が剥き出しの状態の物件を指します。

ほとんどゼロの状態からオフィス空間をデザインできるという自由度の高さが大きなメリットのスケルトン物件ですが、その分内装工事費用は高くなるケースがほとんどです。

目安としては坪単価20〜45万程度が相場で、従業員10名ほどが勤務する50坪のオフィスであれば、1,000〜2,000万円強の費用がかかることが予想されます。

またスケルトン物件の場合は、骨組みだけの状態から図面を起こして工事に入ることから、内装や設備の施工費用の総額に対して20%程度の設計契約費が加算されることがあります。

加えて、物件の賃借契約における「原状回復義務」により、退去時には物件の状態を入居前のスケルトン状態に戻さなければならないケースもあるため、入退去の双方において工事費用と時間がかかってしまう点も注意が必要です。

居抜き物件

居抜き物件とは、前の入居者が施した内装や設備が残されている状態の物件を指します。

すでに大方の内装工事が施された状態であるため、引き継いだ内装や設備を活用し新たな工事箇所を最小限に抑えれば、内装工事にかかる費用をかなりコストダウンすることができます。

費用目安としては坪単価10〜20万円程度が相場で、50坪のオフィスであれば500〜1,000万円、20坪程度の小規模事務所であれば200〜400万円ほどの費用がかかることが予想されます。

また、近年は内装の一部がすでに出来上がっているセットアップ物件、ハーフセットアップ物件もあり、ベンチャーやスタートアップ企業に人気が高まっています。

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