福利厚生とはどんな制度?健康保険や社会保険、会社の製品割引も対象?

よく耳にするけれど意外と活用しきれていない「福利厚生」。よく聞く言葉なので知っている人も多いのではないでしょうか。この福利厚生、働いている人の満足度を左右するほか、会社選びの軸になることも多く会社にとって大切な制度なのです。そこで今回は知っているようで意外と知らない福利厚生について解説します。

2017年07月19日

  • share
  • share
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

福利厚生とは

福利厚生とは社員が会社で働く際に満足度や充実度を向上させるための制度です。一般的にポピュラーな健康保険や社会保険から社内カフェの利用や自社製品の割引など様々なものがあり、これらは従業員がすべて利用できます。福利厚生を向上させることにより会社は離職率を低下させたり、良い人材を獲得することが可能です。

 

福利厚生の種類

福利厚生には法的に定められており、必ず実施しなければならない法的福利厚生と、会社が独自で従業員の満足のために実施する法定外福利厚生の2種類があります。

 

1.法的福利厚生とは

法定福利厚生は、法律によって実施が義務付けられている福利厚生を指します。会社は必ずこれを従業員に提供しなければありません。主に以下のような制度があります。

 

【社会保険】

社会保険とは、日本国民の生活を保障するために設けられた公的な保険制度のことを言います。一定の条件を満たす国民は社会保険に加入して保険料を負担する義務があります。健康保険料、介護保険料、厚生年金保険料、労働保険料、児童手当拠出金、障害者雇用納付金、労働基準法に基づく災害補償の費用などのことを言います。

 

・健康保険

健康保険は、病気や怪我、出産や死亡といった事態に備えるための医療保障制度です。

 

・労災保険

労災保険とは、勤務中や通勤中に生じた負傷や疾病、死亡等に関して、被保険者やその遺族のために必要な保険給与を行うための制度となっています。

 

・厚生年金

厚生年金保険は、民間企業で働く被保険者のための公的年金制度であり、被保険者が老齢、障害、死亡によって、働くことが困難となった場合に、本人または家族の生活の安定のために年金給付が行われる仕組みとなっています。1週間の所定労働時間が30時間以上で2ヶ月を超える契約期間がある場合に加入することとなります。

 

・雇用保険

雇用保険は、被保険者の生活、及び雇用の安定と就職の促進のための制度です。失業した場合に教育訓練を受けられる保険となっています。自主的な退職の場合にもこの雇用保険制度は適用されることになります。このように、福利厚生の一環として社会保険は含まれていることになります。

 

 

78.jpg

Photo via VisualHunt

 

2. 法定外福利厚生とは

法定外福利厚生とは、法律での義務付けがない企業が任意で提供する福利厚生サービスです。内容は企業によって様々ですが、交通費の支給や住宅手当、家族手当、健康診断補助、社員食堂等の設置を導入している企業が多いです。

 

・社会保険は正社員だけ?

福利厚生として社会保険に加入できるのは正社員だけだと考えられていますが、条件によってはバイトやパートなどの方も支給の対象となる場合があります。主に~といった条件が基準になることが多いです。一定条件を満たせば、パートやアルバイトなどであっても加入させることが会社側の義務となります。

 

福利厚生のメリット

福利厚生が充実しているということは、従業員の働くモチベーションに繋がります。仕事の生産性が上がり、社内の雰囲気も良くなります。また、採用面や離職率という面でも影響があります。

 

福利厚生のアウトソーシング

近年、福利厚生を社内で管理するのではなくアウトソーシングする企業が増加しています。福利厚生を外部に委託するといってもなかなかイメージがつきにくいかもしれません。福利厚生をアウトソーシングする際によく使われるのが、スポーツクラブや社員保養所、レストランの割引などのサービスです。

福利厚生をアウトソーシングすることで従業員の選択の幅が広がり、企業としてもコスト削減や従業員満足度の向上になります。

 

80

 

福利厚生が充実している企業例

 

|Google

検索エンジンで有名な「Google」。Googleの福利厚生で最も有名なのが社食です。Googleの社食は3食無料で提供され、ビュッフェ形式のため食べたい分を食べることができます。

また、社食以外にも社内の自動販売機は無料で利用できたり、有休取得率も高いことから働きやすい環境が整っています。

 

|ファイザー株式会社

次に紹介するのは、医療用医薬品の製造販売・輸入を行っている「ファイザー株式会社」です。ファイザーはGPTW(Great Place to Work~働きがいのある職場~)の早期実現を経営戦略に掲げていて、育児、産休などの取得率が高く、非常に働きやすい環境が整っています。出産祝い金なども充実しているので女性にも働きやすい会社です。

 

|株式会社サイバーエージェント

メディア事業、インターネット広告事業、ゲーム事業などを展開する「サイバーエージェント」。サイバーエージェントがとくに力を入れているのが 女性活躍促進制度である「macalon」です。この制度は、女性が出産・育児を経ても働き続けられる職場環境の向上を目指して8つの制度をパッケージ化したものです。

 

|株式会社リクルートキャリア

 

次に紹介するのは、「リクルートエージェント」です。リクルートは非常に研修制度が充実しており、従業員のキャリアアップのために多くの支出を行なっている会社です。

女性も働きやすい会社として有名で、福利厚生が充実している会社としてランキング上位を常にキープしています。

 

 

福利厚生は働く上でのモチベーションをあげてくれる1つのポイントです。せっかく用意されているものなので、ぜひみなさんも活用してみてくださいね。

tags :

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
オフィス取材を希望する方はこちら!!
オフィス賃貸・物件紹介サイト Runway
  • share
  • share
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
オフィス取材を希望する方はこちら!!
Runway