vol. 131   BRANU株式会社
見た目は華やか、中身は堅実。泥臭い仕事を支えるBRANUのオフィス

オフィスの写真だけを見て、この会社が建設業界に携わる会社だと思う人はいないでしょう。アパレルや美容業界の会社かと思う洗練された内装は、雰囲気の異なる場所があちこちに用意されている飽きないオフィスです。

 

BRANU株式会社は、日本の基幹産業である建設業界を成功に導くため、ホームページ制作やデジタルツールの導入などを行う会社です。10期目を迎え、ブランディングを大々的に行ったというBRANUのオフィスで、「オフィスに惹かれて入社を決めた」と語る宮下さん、薄葉さん、清水さんに話を伺いました。

2019年09月06日
text by 卯岡 若菜
photo by 原 哲也

この記事を読むのに必要な時間は約 14 分です。

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宮下 賢人さん (みやした・けんと)
紙媒体とWEB媒体のデザイナーを経て、ディレクターとしてBRANU株式会社へ入社。
自社開発デジタルマーケティングアシスタント「eat」を使用して、クライアントのサイト制作を担当。見た目とは裏腹に素直で真面目な性格。

 

薄葉 慎之亮さん (うすば・しんのすけ)
六本木のど真ん中のおしゃれなオフィスに憧れ新卒採用で入社。営業、制作ディレクターを経て、現在は開発チームでプロダクト開発にあたる。今熱中していることはプログラムの勉強と筋トレで、一人前の細マッチョエンジニアを目指しながら日々奮闘中。建設業界に役立つサービスを提供することに熱い思いを抱いている。

 

清水 万理さん (しみず・まり)
某地域の有名中華料理店の看板娘を卒業後にBRANU株式会社に入社。入社後は新卒採用担当として主にフロント業務に従事。年間約700名の学生とのセッションを持つ。現在はBRANUを志望する学生と美味しい物がある地域であれば、積極的に採用エリアを拡大すべく個人的に推進中。

 

若い人たちが目指したくなる建設業界のため、力を注ぐ

 

 

卯岡

BRANUのホームページには、さまざまな事業内容が掲載されていました。あらためて、どういった事業を行われているのか教えてください。

 

薄葉さん

一言で言ってしまうと、建設業界に特化したIT、ウェブソリューションを提供する事業です。建設業のなかでも、中小企業、特に小企業に近い企業がクライアントです。ホームページ作りや業務改善のためのデジタルツールの提供を行っています。今期で10期目になりました。

 

宮下さん

建設業は定年後も親方が現役であるケースが多く、採用手法もハローワークや新聞の求人欄など、昔ながらの方法を続けているところが多いんです。リクナビやマイナビに出したいと思っても、自社ホームページや採用ページすらないといったことがザラで。

 

おまけに、建設業界は人手不足。日本の基幹産業であるにもかかわらず、目指したい若者がいないって悲しいことですよね。

 

薄葉さん

これまでの当社の仕事は、ホームページを作って納品したら終わりに近かったのですが、今は納品がスタートラインに変わりました。建設業界の本当の課題は、ホームページを作ることではなく、作ったあとに求人がくるかどうかにあるんですよね。そのため、前期からは運用型広告やリスティング代行も行い始めました。

 

 

卯岡

オフィスのエントランスが非常にインパクトのあるビジュアルでした。建設業に携わる会社だとはイメージできない雰囲気ですよね。

 


▲訪問者を出迎えてくれるのが、このインパクト大のエントランス

 

薄葉さん

うちは営業がメインの会社なんです。「社内で過ごす時間が仕事のモチベーション向上に繋がるよう、細部までこだわったオフィスを」と作られたのが、このオフィスなんですよ。

 

清水さん

代表がこだわりの強い人で、インテリアの配置やライトの当たり方に至るまで、すべてに意味を込めて決めました。「意味がないならやめた方がいい」という考え方なんです。

 

卯岡

面接で訪れたときにエントランスを見て、びっくりする応募者の方もいるのではないでしょうか。

 

 

清水さん

いますね(笑)エントランスの雰囲気で不安がらせてしまったりだとか、ガラス張りの会議室で落ち着かなさげにされていたりだとか。

 

宮下さん

僕は転職してBRANUに入ったんですが、決め手はオフィスが格好いいからだったんですよ。採用サイトに載っていた写真を見て、クラブのような雰囲気が僕っぽいなあと。前職ではスーツで黒髪だったんですが、今は見ての通り、自由にしています。その分、責任はきちんと果たしていますよ。

 

 

薄葉さん

1番オフィスに似合う見た目をしているのが彼です(笑)

 

僕は新卒でBRANUに入りました。やっぱり、オフィスに惹かれましたね。クラブが大好きなので、エントランスでテンションが俄然上がりました。

 

ただ、入社後にはギャップを感じましたね。オフィスのイメージとは裏腹に、仕事内容は結構泥臭いことをやっている会社なので。オフィスの雰囲気に、気持ちの面で助けられている部分があると感じています。新築の家に帰ってきたような感覚といいますか。おしゃれで洗練されている空間に帰ってくると、ほっとする感覚がありますね。

 

 

清水さん

最終面接のとき、社長に「なんで変わったオフィスにしているんですか?」と尋ねたんですよ。答えは、「普通より普通じゃない方がおもしろいでしょ? キレイで変わっている方が社内にいても飽きないし、集中してできると思って」でした。

 

卯岡

オフィスに惹かれて入ってくる人が多いのは、成功したといっていいでしょうね。さっそく、そんなオフィスを見学させてください!

 

リフレッシュできるオフィスが、仕事への集中を生む。バラエティに富んだオフィスを見学

 

インパクトのあるクラブ風のエントランスに、雰囲気の異なるさまざまなスポット。集中して仕事をするために「普通じゃない方がおもしろい」と社長がこだわったBRANUのオフィスには、気になるスポットがたくさんありました。

 

クラブのような雰囲気満点のエントランス

 

まず、あらためてインパクトの強いエントランスへ。会社を知らない人からすると、まさかオフィスだとは思えないだろう見た目です。

 

 

卯岡

BGMといい、何だかいい香りがするアロマといい…クラブ好きの薄葉さんがテンションを上げたのがよくわかるエントランスですよね。

 

清水さん

面接に来た方が、まさかここが会社ではないだろうと思って、隣のオフィスと間違っていないかきょろきょろしてしまうこともあると聞いています。

 

透明性100%のガラス張りの会議室

 

 

卯岡

会議室は、透明性が高いといったレベルではない透明度ですよね。ほぼ全面ガラス張り。

 

薄葉さん

あのエントランスを通って面接でここに通されたとき、「え、どうしよう」ってちょっと挙動不審になりましたね。

 

清水さん

この会議室にも理由があって、実際に働いている社員の様子を見ていただけるようにガラス張りになっているんです。

 

人気スポットのバーカウンターは毎週開放

 

 

卯岡

黒板は随分にぎやかな雰囲気ですね…!

 

宮下さん

移転時に社員が書いたものがほとんどですね。著名人が訪れてくださったときにもメッセージを残してもらっています。

 

 

卯岡

そして、手前にあるのはバーカウンターですね。

 

薄葉さん

お気に入りスポットです。毎週水曜日の19時以降が開放日で、「自由に飲んでいいよ」という日なんです。オフィスに置いておく飲食物を管理する「食べもの管理部」にHRと管理部の責任者が属していて、おつまみも買ってきてくれています。

 

清水さん

毎週買いに行っています。できるだけ今残っているおつまみと被らないように気を付けているんですよ。

 


▲バーカウンターで行われた新卒歓迎会の様子

 

宮下さん

他部署の人だと、気になっていてもいきなり飲みに誘うのは難しいじゃないですか。バーカウンターの開放日を利用して一度会話を交わしてしまうと、「飲みに行こうか」と今後に繋がるんですよ。中途入社者のライトな歓迎会やクリスマスパーティーもここで行っています。

 

仕事も休憩も!個性が異なるさまざまなスペース

 

 

 

卯岡

中央には、4つに分けられたスペースがありますね。

 

薄葉さん

休憩や仕事に使える場所なんです。黄色い柱の形から、「やぐら」と呼んでいるスペースですね。「毎日同じ場所でランチを食べていると、リフレッシュできないから」という理由で、さまざまなスペースが設けられています。

 

 

卯岡

こちらには、ファミレスのような場所も。

 

宮下さん

ミーティングや打ち合わせで使っています。実は、このテーブルがホワイトボードになっているんですよ。

 

 

卯岡

その場で書きながら話を進められるんですね…!

 

 

清水さん

こちらにも、うたたねしたくなる場所があるんです。壁面にはダーツがあるんですよ。

 

 

卯岡

奥には卓球台も見えます。あ、この赤い箱は何ですか?

 

薄葉さん

これはですね、くじ引きです。受注した人が週明けにくじを引く制度があるんです。引いた結果が成績に上乗せになるんですよ。

 

卯岡

ユニークですね…!

 

執務スペースの色使いの違いも楽しい

 

 

卯岡

エントランスのモノトーンの尖った雰囲気から一転、内装はさまざまな雰囲気で楽しいなと感じました。また、執務スペースも左右で全然雰囲気が異なりますね。

 

 

清水さん

エントランス側が営業、奥が制作や開発です。この色の違いも代表がこだわって決めています。同じ雰囲気にあえて統一しないことで、気分を変えられるんですよね。

 


▲10周年を記念に作られたロゴを使ったポスター

 

薄葉さん

両者がコミュニケーションを取りやすいよう、間の壁はホワイトボードになっているんです。立ったまま書いて内容を整理できるんですよ。

 

宮下さん

当社は、もともと時間外でのメンバー同士の交流を特別推奨していなかったんですが、仕事以外でも同じ時間を共有したい人が意外と多いことがわかりまして。バーの開放時間を前倒ししたり、部活推奨制度ができたりと、交流機会も増えていますね。

 


▲インテリアのひとつ「妥協」サンドバッグは、妥協を叩く意思の表れ

 

意味を込めたオフィスで、建設業界の意味を高める仕事を

 

 

インパクトのあるインテリアや内装。バーカウンターやダーツ、卓球台。一見、イマドキのオシャレな会社に見えるBRANUですが、内実は泥臭く実直に建設業界の未来を見据える会社でした。

 

「建設業界は地場に根付いた人が多いから、関わる相手も地場の人の方がいい」。そうした想いから、「本社を持ちながら、出身者が出身地で支店をやれる形」が将来の理想だと語ってくれました。

 

「場所にも内装にも、オフィスへのこだわりを持っていきたい」「無作為にやるのではなく、すべてに意味を」。そんなBRANUのこだわりが感じられるオフィスでした。

 

category : オフィス取材

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BRANU株式会社

https://branu.jp/
東京都港区六本木6-1-24 ラピロス六本木4F

この記事を書いた人

IBASHO編集部

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