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オフィスドアの種類と選び方のポイント・変更方法・価格の目安

ドア

「オフィスのドアを変更したい」と思っているあなた。オフィスドアは種類が多く、どのドアを選んだらいいのか悩みますよね。そこで本記事ではオフィスドアの種類と選び方を紹介します。
 
あなたのオフィスに必要なドアはどのタイプなのか、見極めましょう!

オフィスのドアの種類

まずは一般的にオフィスで利用されるドアの種類を確認していきましょう。

パネルドア

一番よく使用されるドアは「パネルドア」です。パネルドアはフラッシュドアとも呼ばれ、パネル一枚でできたドアのこと。オフィスドアの中で一番安いドアですが、ガラスが使用されていないため、中の様子を見ることができないことがデメリットです。

ガラスドア

ガラスが利用されており、中の様子を伺うことができるドアが「ガラスドア」です。パネルドアよりは金額が上がりますが、開放感のある雰囲気になることや、中の様子を見られることからパネルドアに続く人気のあるドアです。
 
ドアのどの範囲がガラスになっているのかはドアによって異なります。どの部分のどの程度の範囲がガラスになっているものがいいのか検討してくださいね。
 
また、ガラスにシートを貼ることで曇りガラスのようになります。普通のガラスでもシールを貼るだけで外から中が完全に見えないようにすることも可能なので、用途に合わせて利用してくださいね。

スライドドア

前後へ開閉する一般的なドアと異なり、引き戸式のスライドドアもおすすめです。開閉部分のスペースを節約できるため、小さなスペースや倉庫などによく利用されます。
 
パネルドアと比較すると高額になりますが、スペースを有効活用したい人に人気のドアです。

パーテーションドア

「スライドドアを導入したいけれど、費用が…」という場合は、パーテーション式のスライドドアを利用するのもおすすめです。パーテーションのため完全に密室にはできませんが、部屋を分けるのに使いながらも、スライドドアとしての役割も果たします。
 
パーテーションの場合、出入りが不便ですが、スライド式の場合は開閉も楽ちん。ちょっとした仕切りを作りたい場合におすすめです。

自動ドア

実は、自動ドアをオフィスに使う企業も増えています。コストはかかってしまいますが、両手がふさがっていても勝手に開いてくれるドアはとても便利。毎日多くの人が出入りする場所や、大きな荷物の出し入れが頻繁にある企業の場合、導入を検討してみることもおすすめです。

オフィスのドアの選び方

「オフィスドアの種類が多くて、どれを選んだらいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。オフィスドアの選び方は3つのポイントがあります。
 
1つ目は、セキュリティで選ぶこと。2つ目はデザイン・色で選ぶこと。3つ目はドアノブで選ぶことです。ではそれぞれの項目を詳しく確認しましょう。

セキュリティで選ぶ

オフィスドアを選ぶときに注意したいのは、セキュリティ機能の有無です。よく選ばれている機能は「入退室の管理」「カードキー・カードリーダーの読み取り」「指紋認証」などがあります。
 
「セキュリティがついたドアは高そうだから…」と最初から候補から外しているあなた。実は、カードリーダーを使うと思っているよりも安くセキュリティシステムの導入が可能です。
 
オフィスには業務に関する情報、顧客情報が詰まっており、漏洩すると甚大な被害に繋がります。セキュリティの高いドアにすることで、従業員以外の入退室を管理することが可能。また、従業員の入退室時間も把握できるので、トラブルを事前に防ぐことが可能です。もちろん、鍵の閉め忘れなども防げるので安心して利用できますよ。
 
セキュリティ対策をしているオフィスは、取引先が訪問した際にも「この会社はしっかりと情報を管理してくれそう」と信頼してもらいやすいメリットも。情報漏えいや防犯対策のためにも、セキュリティについて考えてみてはいかがでしょうか。

デザイン・色で選ぶ

オフィスドアを選ぶときには、今のオフィスに馴染むデザイン・色なのか確認しましょう。もしも満足する色がない場合や、「コーポレートカラーにしたい」など特別な色を希望する場合は、色を塗ることも可能です。
 
ドアを取り付けしてしまうとデザインや色は簡単には変更できません。ドアを取り付けたい場所の写真を撮り、取り付け予定のドアをあわせてみて、実際に取り付けた状態をイメージして選んでくださいね。

ドアノブで選ぶ

オフィスのドアを選ぶ最後のポイントは、使い勝手のいいドアノブを選ぶことです。一般的な「レバー式」や「握り玉」のもの、そして開閉が便利な「プッシュ式」のものなど種類は様々です。
 
また、ドアノブによって使える鍵の種類が変わったり、鍵の個数が変わったりすることも。セキュリティ面も考えて選びましょう。
 
ドアの種類によって、選べるドアノブが限定されることもありますが、どのドアノブがいいのか検討してみてくださいね。

オフィスのドアの変更方法

オフィスのドアを変更するには、自分たちだけでDIYするのは難しいものです。重いドアを取り外すだけでも一苦労。建物を傷つけてしまったり、新しいドアのガラスを割ってしまったりなどのトラブルに発展する可能性も。最初からプロに施行してもらった方が安心です。
 
オフィスのドアを変更するには、まず、オフィスのドアのサイズを測ります。そしてサイズにあったドアを選びましょう。ドアの種類によって金額が変わるので、予算を決めておくとスムーズに選べます。
 
ドアを決めたら、施工に入ります。取り外したドアは持ち帰ってもらえるため、専門業者に依頼した場合特に自分たちですることはありません。工事の日程が決まったら、その時間だけドア部分の行き来をしなくても大丈夫なように、来客などを調整しておきましょう。

オフィスのドアの価格の目安

オフィスのドアの価格は、安いものでも10万円程度が目安です。本体の価格だけではなく、取り付け費用や、前に利用していたドアを廃棄する費用もかかることを覚えておきましょう。ドアの本体の料金から施行費用を合わせると20万円程度を考えておくといいでしょう。
 
エレベーターがないビルの3階以上の階や、搬入が難しい場合などは、特別料金になる可能性もあります。一方、複数のドアを付け替えるとなると、割り引きしてもらえることもあるので、相談してみることがおすすめです。

オフィスのドアプレート

オフィスのドアにプレートをつけたい場合、プレートはどこで購入できるのでしょうか。「押す」「引く」といったドアプレートはホームセンターや、ネット通販でも購入できます。材質やサイズによって金額は変わりますが、数百円〜千円程度で購入できますよ。
 
<ドアプレートの参考サイト>
https://www.askul.co.jp/usf/mr0000509/
 
また、ドアの近くに会社看板や表札、会議室の名前を貼りたい場合は、注文が必要です。サイズによって1万円〜10万円程度が目安です。注文してから作成するため、1週間〜10日程度はかかります。
 
表札を貼る場合、ネジを使って留める「ビス留め」と、テープを使って留める「テープ貼り」があります。賃貸物件の場合、ビス留めをしてしまうと、退出するときに修繕費を支払わないといけなくなることも。管理会社にビス留めをしても大丈夫か確認しておきましょう。
 
<屋内用表札の参考>
https://www.bridge-1.jp/
 
<部屋名表札の参考>
http://roomsign.jp/

おしゃれで実用的なオフィスのドアを選ぼう

本記事で紹介したようにオフィスのドアは種類がたくさんあり、どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。使い勝手の良さ、オフィスのイメージに合うものをベースに、セキュリティにも配慮しながら選ぶと、満足できるでしょう。
 
ドアを変更した後は、ドアプレートを設置することで社内・社外の人ともに利用しやすくなりますよ。
 
ぜひ、満足のいくドアを選んでくださいね。

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