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オフィスインタビュー
vol.119 株式会社BearTail

忙しいサラリーマンに「時間革命」を!効率的に働けるBearTailオフィス

「無駄な時間を減らして豊かな時間を作る」をビジョンに掲げる、株式会社BearTail(ベアテイル)。

 

法人向けに、全自動のクラウド経費精算サービス「Dr.経費精算」を提供しています。このサービスを使えば、サラリーマンは月末に襲ってくる「経費精算」から解放されるんです。

 

今回は、2019年3月に移転したばかりのBearTailオフィスに伺ってきました!サービスだけではなく、オフィスも効率的に時間を使えるような工夫がたくさん。早速レポートしていきますね。

御茶ノ水駅から歩いて2分ほど。御茶ノ水杏雲ビルの5階に、BearTailのオフィスがあります。エントランスに向かうと、代表取締役の黒崎さんが出迎えてくれました。

 

黒崎 賢一さん (くろさき けんいち)
代表取締役 / CEO

1991年生まれ、東京都出身。東京都私立武蔵高等学校を卒業後、筑波大学情報学群に進学。高校在学中からテクニカルライターとして執筆活動を行う。大学在学中の2012年に仲間を集め株式会社BearTailを設立。2018年に新設分割による会社分割でDr.Walletを包括承継する株式会社BearTail X設立。

 

黒崎さん

ようこそ、いらっしゃいました。

 

かしみん

本日はよろしくお願いします!

 

「人生を豊かに過ごすために時間革命を!」全自動の経費精算サービス

 

サラリーマンの月末といえば、めんどくさい経費精算の作業が待っていますよね。

 

「領収書の金額、全部入力するなんて果てしない」「移動が多くて交通費が分からない…!」と一度は頭を抱えたことがある人もいるでしょう。私は、経費精算の書類を作るため、夜遅くまで残業していたことがあります。

 

 

そんなサラリーマンを救ってくれるのが、全自動のクラウド経費精算サービス「Dr.経費精算」。領収書をスマートフォンで撮影し、社内に設置されたポストに領収書を投函するだけで、BearTailのオペレーターが代行入力してくれるんです。

 

また、「Dr.経費精算」と交通系ICカードを連携させられるため、交通費の精算をする必要はなし!現在、およそ300社が導入しています。

 

 

かしみん

「Dr.経費精算」は、全国のサラリーマンのミカタのような存在ですね!何がきっかけで「効率的に時間を使う」に着目するようになったんですか?

 

黒崎さん

大学に進学して一人暮らしデビューをし、家計簿をつけ始めたのがきっかけです。つけ始めたはいいものの、手動で管理しないといけなかったので、時間も取られるし億劫で。

 

「効率的にお金を管理したい」と思い、大学3年生のときに家計簿アプリ「Dr.Wallet」を作り始めました(現在は、子会社の株式会社BearTail Xが「Dr.Wallet」を運営)。

 

 

かしみん

ご自身の体験がもとになっていたんですね。確かに、私は家計簿をつけ始めようと思っても、いつも3日で終わります…。

 

黒崎さん

正真正銘の3日坊主ですね(笑)!

 

かしみんさん、家計簿を書くのに1カ月でどのくらい時間を使うか、知ってますか?

 

かしみん

えっ、どのくらいだろう…。

 

黒崎さん

1カ月で105分かかるんです。

 

 

黒崎さん

家計簿の入力を自動化して、その105分を削減できたら、その分他のことに時間を使えます。

 

かしみん

読書をするとか、新しい企画書を作成するとか。

 

黒崎さん

そうです。自動化できることはシステムに頼って、人間は人間にしかできないことに時間を使ってほしい。無駄な時間を減らして、人生を豊かに過ごせるような「時間革命」を起こしたいんです。

 

そんな思いがあって、今はサラリーマンに有意義な時間を過ごしてもらえるよう、法人向けに「Dr.経費精算」を提供しています。

 

かしみん

「Dr.経費精算」を導入している会社のサラリーマンは、かなり助かってると思います!

 

「効率的に時間を使ってほしい」オフィスで体現する時間革命

 

かしみん

今回のメインテーマであるオフィスについて聞きたいんですが…、オフィスのテーマはなんですか?

 

黒崎さん

サービスへの思いと同様、「時間革命」です。オフィスには、効率的に時間を使えるような工夫を散りばめています。

 

かしみん

サービスだけではなく、オフィスでも「時間革命」を体現しているんですね。詳しく教えてください!

 

黒崎さん

では案内していきますね!

 

移動時間を削減!締め会が開催される広い「エントランス」

 

まず案内してもらったのは、エントランス。ウッドテイストで温かみのある空間です。

 

 

かしみん

温かみがあって開放感もあって、気分がパッと明るくなるエントランスですね!

 

黒崎さん

ありがとうございます!前のオフィスは狭かったので、「オフィスに来るのが楽しくなった」と社員に好評でした。エントランスの奥には、広いスペースがありまして…、

 

 

黒崎さん

ここで軽いミーティングをしたり、月1回締め会をしたりしています。

 

かしみん

締め会も!社員は何名いらっしゃるんですか?

 

黒崎さん

約40名です。締め会のために他のイベントスペースを借りて、大人数で移動する手間もありません。無駄になりがちな移動時間を削減できていますよ。

 

置かれているのはテーブル3台とイスだけなので、セッティングも短時間で終わります。

 

かしみん

オフィスで働く人たちの「時間革命」ですね!

 

稼働率を上げるために!ICチップを導入した「会議室」

 

 

続いて案内してもらったのは、会議室。

 

 

一つひとつの会議室の入り口には、色とりどりのパネルが付けられていました。

 

かしみん

会議室の入り口にあったパネル、おしゃれでしたね。

 

黒崎さん

ああ、それICチップが入っているパネルなんです!

 

かしみん

どうしてICチップを…?

 

黒崎さん

会議室の稼働率を上げるため、です。例えば、とある社員が会議室の予約を取っていたとして、急遽使わなくなった場合。

 

「使いたかったのに、予約が取れなかった…」という社員がいたら、本当は会議室は空いているのに、気づけず時間が無駄になってしまいます。

 

かしみん

もったいないけど、会社では“あるある”な気がします。

 

黒崎さん

私たちも、前のオフィスで結構発生していました。

 

そこで、会議室を使うとき、ICチップのパネルにスマートフォンをタッチし、チェックインしてもらうんです。すると、その会議室の使用状況が分かるようになります。

 

かしみん

会議室の空き状況をシステムで管理して、効率的に稼働させているんですね。

 

業務に集中できるように。気軽に休憩可能な「執務スペース」

 

次に案内してもらったのは、執務スペース。

 

 

この執務スペースの一角には、休憩スペースがあります。フカフカのビーズクッションソファ「Yogibo(ヨギボー)」が置いてありました。

 

 

かしみん

デスクの近くに休憩スペースがあるのっていいですね。

 

黒崎さん

業務に疲れたら、しっかりと休んで体力を貯めてもらえるよう、休憩スペースを作りました。

 

休憩してパキッと仕事に集中してもらいたくて。疲れをためながらダラダラと仕事をするより、効率的に業務に取り組めるようになります。

 

かしみん

疲れたら頭が働かなくなるので、気軽に休めるのはありがたい!

 


▲執務スペースには「Dr.経費精算」が。サービスを提供するだけではなく、社員さんも実際に使っていました!

 

BearTailの由来は「北極星のように、社会の道しるべになりたい」から

 

かしみん

効率的に働ける工夫がたくさんある、「時間革命」を表現したオフィスでしたね!

 

黒崎さん

ありがとうございます!

 

かしみん

そもそもどうして社名を「BearTail」と名付けたんですか?

 

黒崎さん

北極星のような存在になりたかったから、です。

 

BearTailには、こぐま座の尻尾に位置する「北極星」という意味があります。北極星は動かない星なので、古くから旅人たちの道しるべになっていました。

 


▲「こぐま座の尻尾」をイメージしたロゴ

 

黒崎さん

私たちは、「Dr.経費精算」で時間革命を起こすことで、大きな価値を届けたい。そして、北極星のように社会の道しるべになりたいと思っています。

 

 

経費精算を担うことで、忙しいサラリーマンのミカタとなっている「BearTail」。会議室のシステムや休憩スペースなど、オフィスにも社員が効率的に働けるポイントが詰まっています。

 

残業が多かったり、時間がなくて好きなことができなかったり。せわしなく毎日を過ごしている人が多い日本で「時間革命」が起こるのが楽しみになりました。

取材先

株式会社BearTail

https://beartail.jp/ 公式サイト

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