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効率アップでできるビジネスマンへの第一歩!デスク周りの収納術

散らかったデスク

「必要なものが必要な時に限って見つからない」「デスク周りがなんだかごちゃごちゃしている」なんていうようなお悩みを抱えている人はいませんか?

デスクはオフィスにおいて“あなたの顔”とも言える存在。

今回はスッキリしたデスクで気持ちよく仕事をするために、デスク周りの収納術についてご紹介していきます。

整理整頓するってどういうこと

そもそも整理整頓という言葉には、「整理=ものを減らす」「整頓=収納・配置すること」という意味があります。
さらに細かくいえば、整理とは「要るものと要らないものを分類して処分すること」、整頓とは「必要なものをいつでも取り出せるように収納すること」という定義になるのです。
整理整頓が苦手という人は、とりあえずクローゼットや棚にものを押し込みがちですが、ものを仕分けして処分するというステップを踏まなければ、またすぐに散らかってしまうでしょう。

 

片付けられない人の特徴

デスクでイライラしている男性

片付けられない人には5つの共通点があると言われています。

・ものが捨てられない
一気に片付けようとする
・物事を先延ばしにしがち
収納を増やす
・ものを出しっぱなしにする

片付けられない人はものが捨てられず、増えて行く一方で収納を増やそうとします。
収納を増やすためにまたものが増え、その結果片付けられないという悪循環を生んでしまいがち。
そしてさらにそれを「次の休みに片付けよう」と片付け自体も先延ばしにしてしまいます。

 

デスクを綺麗にするメリット

勉強している女性

集中力がアップする

デスク周りが散らかっているとどうしても集中力が途切れやすくなってしまいます。
視界に様々なものが入ることで、つい関心が別のことに移ってしまうのです。
すっきりとしたデスク周りなら、余計なものが目に入ることなく、目の前の事に集中しやすくなります。

 

心に余裕が持てる

散らかった状態は脳に悪影響を与えることに繋がります。
色々なものが目に入ってくることで脳がストレスを感じやすくなってしまうのです。すっきりと整理整頓された状態であれば、心が安定し、余裕も生まれるでしょう。

 

作業効率がアップする

整理整頓されたデスクでは、使いたいところに使いたいものが収納されている状態にあるため、何をするにも効率がアップします。
処理能力が上がることで作業効率もアップし、パフォーマンスの向上に繋がると言えます。

 

無駄な時間がかからなくなる

デスク周りが散らかっていると、必要なものを探すのにも時間がかかってしまいます。
どこにあるんだろうとあちこち探している時間は勿体無い時間です。
必要な時に必要なものをスッと取り出せるように収納されたデスクであれば、それだけで時間の節約ができるでしょう。

 

整理整頓するステップ

メモをとる男性

仕分けする

まずは何を持っているのか、必要なものと不要なものに仕分けしていきます。
備品を持ちすぎているような場合は、共有スペースへ戻しましょう。

 

処分する

仕分けができたら次は不要なものは処分してしまいましょう。
片付けのコツはものを持ちすぎないこと。思い切って捨てることが大切です。

 

収納する

最後は収納して行くわけですが、この時デスクのどこに何を収納するのか、デスクの中の収納地図をイメージしてください。ものに住所をつけるような感覚です。
この時、「これはここ!」というような、万人共通ルールはありません。
どうしたら自分が効率よく、気持ちよく仕事ができるかを考えて収納場所を決めて行くといいでしょう。

 

整理整頓のコツ

デスクまわりを掃除する男性

自分ルールを決める

片付けようと思っているのにできないのには「面倒だから」「時間がない」という要因があります。そこで、自分ルールを決めることで、自分自身のコントロールをできるようにしていきましょう。

・曜日を決めてその日の朝に片付ける
・今使うもの以外はデスクの上に出さない
・1日の終わりにデスク周りのチェック、整理をする
といったように、自身の意識改革から始め、習慣づけられるようにしていくと良いでしょう。

 

必要のないものはすぐに処分する

デスク周りを常にすっきりとした状態に保つために、必要のないものはすぐに処分してしまうことがポイント。
不要なものを溜め込んでしまえば、せっかく綺麗にしたデスクもまたすぐに散らかってしまいます。
特にありがちなのが書類や資料などの紙類。ついついほったらかしているうちに山積みになったりしていませんか?
すでに解決しているものか、今使っているものかなど、判断基準を設けて仕分ける癖をつけましょう。

 

デスク周りの収納術

デスクの上

基本的はデスクの上には、パソコンや電話など必要最低限のものだけが置かれている状態が理想的です。
というのも、デスク上にものが散乱していると余計な情報が目に入りやすく、集中力を妨げる原因になってしまうからです。
実際にパソコンと電話だけにするのは難しいという方は、書類や小物は出来る限りまとめておき、集中力の妨げにならないようにしておきましょう。

 

引き出し

引き出しに無作為にものを放り込んでいると、肝心な使いたい時に見つからず、ムダな時間を費やしてしまうことになります。
必要な時に必要なものを、出来るだけ短時間で取り出せる引出しの収納にしていきましょう。

特に引き出しの上段は利用頻度が高く、またデスクの上とは違い人から見えないために散らかりやすいとも言えます。
逆に言えば利用頻度の高い上段が綺麗に収納されていれば、作業効率アップにつなげることができます。

引き出し収納のコツは、まずは中身をカテゴライズすること。
極力似たものでまとめ、そのまとめたものを利用頻度の高い順に手前から配置していきます。
カテゴライズができたら次は仕切りを作ります。元からデスクに仕切りが付いていることもありますが、使い勝手のよくない場合は市販のケースを利用しましょう。
引き出しはよく動かす所なので、なるべく隙間が出来ないように仕切りケースを入れると良いです。
スペースが余ってしまった場合は、名刺ケースやお菓子の箱などで余分な隙間を埋めてしまいましょう。

 

書類

処理忘れ、紛失などがないように書類はきちんと管理しておきましょう。
書類を平積みしてしまうのはNG。積み重ねると雪崩を起こしてしまったり、整理する気がおきなくなってしまいます。

クリアホルダーにラベルを貼るなどして、書類の状況別にファイリングする方法がおすすめ。
「未処理」「進行中」など自分でわかりやすい分類で、状況に合わせて分けて管理することで現在の状況が一目瞭然なので仕事もスムーズになります。

保管書類は、どこに何があるかわかるようにファイリングすることが重要。
クリアホルダーやファイルを使い収納する際、ラベルやインデックスを付けて何が入っているか明記しておきましょう。
こうしておくことで自分が不在の時でも、他の人が見てもわかりやすくなります

 

デスクの下

デスク下も出来るだけすっきりさせておくべきです。
私物や書類が溢れて、足を伸ばすスペースもない…なんてことのないようにしましょう。バッグや履き替え用の靴など、置くものは最低限必要なもののみにします。

棚などが備えつけられていない場合は、市販のカゴやケース、コの字ラックを利用して工夫してみると良いでしょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
デスク周りをきちんと収納することで時間のロスが減り、作業スピードが上がり、仕事の効率がアップすることに繋がります。
できるビジネスマンになるために、まずは自分の身の回りのことから始めてみてはいかがでしょうか。

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