- オフィスインタビュー
-
「存続していける医療業界を作る」——エムステージの人々が健やかに働くためのオフィス環境
こんにちは、かしみんです。今回私がやってきたのは、医師と病院をつなぐ人材サービス事業をメインにしている株式会社エムステージ。社員の健康のためにさまざまな工夫を凝らしているということで…、早速お邪魔していきましょう!
エムステージのオフィスがあるのは、JR大崎駅と直結しているビル「ThinkPark Tower」の5階です。
エレベーターを降りて歩くと、ダークでかっこいい空間が!
(エムステージのエントランスはクールな雰囲気)
出迎えてくれたのは、代表取締役の杉田さんと人事兼広報の関矢さんです。
杉田さん
いや〜、よくいらっしゃいました!
関矢さん
本日はよろしくお願いします!
代表取締役社長
1975年生まれ。大学卒業後、医療コンサル会社勤務を経て、2003年株式会社メディカル・ステージ(現、株式会社エムステージ)を設立。持続可能な医療の実現を目指し、事業領域の幅を広げ活動している。
人事・広報担当
慶應義塾大学を卒業後、子供服会社・出版社を経て2017年6月に株式会社エムステージへ入社。広報部門の立ち上げを行い、10月より人事を兼任。医師の働き方から日本の医療問題、そして企業での健康的な働き方まで情報発信を行っている。
今日はおふたりにオフィスを案内していただきます!…とその前に、オフィス作りのテーマなどをお伺いしてみました。
目次
「持続可能な医療の未来をつくる」ために自分の健康を
エムステージの事業は、医療業界において医師と病院をマッチングさせるサービスがメイン。採用に苦労している病院へ医師を紹介したり、より良い環境を求めている医師に勤務先の病院を紹介したりしています。また、企業に向けて、企業のニーズに合った産業医を紹介するサービスも展開中。
そんなエムステージは、どのような目標があってサービスを提供しているのでしょうか。
かしみん
御社のビジョンを教えてください。
杉田さん
私たちエムステージのビジョンは、「持続可能な医療の未来をつくる」ことです。
かしみん
持続可能、というのは具体的にどういうことでしょうか…?
杉田さん
現在の医療業界は、たくさんの問題を抱えているんです。長時間労働など勤務体制が整っていなかったり、そもそも人が足りていなかったり。このままだと、悪循環で医療業界の存続が難しくなってしまいます。
かしみん
その問題たちを解決していくことで、医療業界が良くなるんですね。
杉田さん
はい。弊社が問題解決のためのサービスを提供することで、「持続可能な医療の未来」を作っていけたらと思っています。そのビジョンを実現するためには、まずは自分たちの組織が存続していくべきなんです。
かしみん
持続可能な組織なくして持続可能な医療の未来はない、ですね…!
杉田さん
その通り!
かしみん
持続可能なビジネスを実現するために、特に取り組まれているポイントはありますか?
関矢さん
前提として、関わる人々が健康でいなければなりません。だからこそ私たちは、心も体も健康でいられるようなオフィス作りをしているんです!
かしみん
オフィスのテーマは「健康」ですか?
関矢さん
はい!医療業界なのでクリーンさや安心感、普遍性をテーマにしながら、健康をサポートできるようなオフィスにしています。
杉田さん
持続可能な医療の未来をつくるには、まず自分たちの健康から!健康でいられる環境を整えて、中小企業の中で健康的な働き方を進める先駆者になりたいです。
かしみん
先駆者ですか…!早速、「健康」をテーマとしたオフィスを見学させてください!
精神的な健康的はコミュニケーションから!
エムステージのオフィスは、心も健康的でいられるような工夫がたくさん。イキイキと働ける環境を整えています。
気分で席が選べるフリーアドレス
関矢さん
デスクはクライアントサポートのメンバー以外、フリーアドレスにしています。気分転換しながら業務に取り組んでもらえればと思って。
かしみん
気分に合わせて働く場所を選べると、脳がリフレッシュして仕事が捗りそうですね!
関矢さん
フリーアドレスにすると、さまざまなメンバーとコミュニケーションが取りやすくなるのもメリットです。コミュニケーションを取って人間関係を良好にしておくと、精神的な健康にもつながります。
かしみん
人間関係がうまくいっていると、仕事も楽しくなりそうです。
関矢さん
こちらのスペースで仕事をするメンバーもいます。いちばん人気の席は角。落ち着くみたいですよ!(笑)
かしみん
角の席、いいですよね!私もカフェなどで角席が空いていると必ず座っちゃいます〜。
関矢さん
ソファの下には電源も付いているんです。
かしみん
パソコンの電池がなくなる心配もないですね。
(全席に付いています)
(壁に立てかけてあるグラフィックはオリジナル。「持続可能なビジネスを作る」という思いのもと、偉人たちの言葉をグラフィック化しています)
ほっこり落ち着くリラックススペース
次に案内していただいたのは、カフェカウンターが置いてあるリラックススペース。
木目調の家具がそろっていて、温かみのある空間なのが特徴です。
杉田さん
この空間は、業務の合間にほっとひと息ついてリラックスしてもらうために作りました。
かしみん
切羽詰まっているときこそ、心を落ち着けるために利用したいです。
杉田さん
アイデア出しをするときにもよく使われています。
関矢さん
コーヒーが無料で飲めるのもポイントです。コーヒーを取りに来たメンバーたちがコミュニケーションを取るきっかけにもなっているんですよ。
かしみん
このスペースにもコミュニケーション促進の工夫がされているんですね!
(リラックススペースの奥に置かれたイスたち)
(電球がとてもおしゃれ…!)
かしみん
このスペースの名前「THE PIT」にはどんな由来があるんですか?
関矢さん
車のサーキットにある車両整備をする施設が由来です。リフレッシュして、またここから出発できるように…。
かしみん
(関矢さん素敵な考え方…女神だ……)
肉体的な健康もサポート
オフィスづくりの他にも、面白い取り組みのお話も聞かせていただいたので紹介。エムステージでは、心の健康を保つサポートのほかにも、肉体的な健康を保つサポート制度を作っています。
例えば、メンバーに向けて提供する「健康増進達成手当」は、健康に関するある条件を達成すると年額5万円が支給される制度。この制度には、健康の基準値であるBMI値や有害であるタバコを吸わない非喫煙、病気などで会社を休まない無欠勤といった目標値が設けられています。
関矢さん
エントリー制になっていて、昨年度はチャレンジしたメンバーが38名。そのうち、達成したメンバーが19名でした(期間:平成28年10月1日~平成29年9月25日/当時社員数:役員を除いて85名)。
かしみん
参加者の半分が目標値を達成したんですね…!
杉田さん
会社にとって費用の負担も大きいのですが、メンバーには健康的で幸せになってほしいので続けています。
かしみん
メンバーへの思い、ひしひしと伝わってきました。
そして、こちらのたたみ空間も肉体的健康を保つ工夫のひとつ。
関矢さん
たたみ空間は、集中したいときやひとりになりたいとき、休憩したいときに使われています。
かしみん
たたみの香りが癒やされますね〜。
杉田さん
体の負担を減らすために、昼寝も許可しているんですよ。
かしみん
(社長も昼寝するのかな…)
杉田さん
ぜひ寝っ転がってみてください!
というわけで、早速ゴロン。
かしみん
おおお…、座布団がふっかふかで気持ちいいです!これなら、体をしっかりと休ませて業務も頑張れますね。
杉田さん
私もお気に入りのスペースです。
かしみん
(やっぱり社長も昼寝してるのか気になる…)
(電気を消すと、さらにリラックスできる空間に)
最終テーマは「健康的な人を増やすこと」
持続可能な医療の未来とビジネスを作るために、心と体の健康をサポートしているエムステージ。最後に、目標を達成したあとのビジョンを伺いました。
杉田さん
最終的に、医療にかからない社会を作ることが重要だと思っています。だって病院に行かないのが一番いいんだから。
かしみん
「病院が必要ない」に越したことはないですもんね。
関矢さん
医療が必要ない社会を実現するためにも、健康的な人を増やしていきたいです。
杉田さん
健康的な人を増やすのもまずは自分たちから!まずはエムステージのメンバーたちの健康サポートに注力していきます。