チームビルディングに効果はある?メリットと成功させるポイント

チームの成果をよりよくするためにするチームビルディング。大手企業でも導入しているところが多いですが、今回はチームビルディングをするにあたっておさえておきたいポイントをまとめました。

2018年03月08日

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チームビルディングとは

そもそも、チームビルディングとはどんな意味や目的を持っているのでしょうか。確認していきましょう。

 

チームビルディングの意味

チームビルディング

そもそも「チーム」とは、「ある目的のために協力して行動するグループ」の事を言います。
「チームビルディング」とは、「メンバーが思いを一つにして、一つのゴールに向かって進んでゆける組織づくり」のことです。
もう少し言葉を補うと、「メンバーが主体的に自分らしさ、多様性を発揮しつつ、相互に関わりながら一丸となって共通のゴールを達成しようとチャレンジする、そうした組織をつくるための取り組み全般」と言えるでしょう。
多様性を持ったメンバーが、お互いを刺激し合いスキルアップしてゆく事で、相乗効果が期待できます。

このチームビルディングは、近年では「リーダーが備えておくべきマネジメント能力」としても注目されており、日本でも多くの組織のリーダシップ研修、人材開発の現場で「導入されるようになっています。

 

目的

チームビルディングの会議

そもそもチームビルディングの目的はなにかをおさらいしておきましょう。

 

コミュニケーションの活性化

最高のチームを作るには、良いコミュニケーションが必要不可欠になります。
現代は組織に属性・雇用形態など様々なメンバーが混在するようになっています。そういった中で個人の多様性を活かすためには、組織のコミュニケーションを向上させる必要があるでしょう。そうする事で、メンバー同士での建設的なディスカッションが増え、組織のイノベーションが起こりやすいマインドセットが醸成されていきます。

 

理念・ビジョンの浸透

理念ビジョンはその組織がどこへ向かっているのかを示す大事な役割です。この旗印をメンバー全員で理解し、共有することがチームの必要要素になってきます。
メンバーで組織のビジョンを共有し、組織間で競争するのではなく、協力して目標達成を成し遂げるマインドを作り上げる目的があります。

 

パフォーマンス向上

チームが生み出すパフォーマンスは、成長のプロセスそのものです。よりパフォーマンスを上げるためには、チームを成長させなければなりません。
チームビルディングはメンバーが思いを一つにして、一つのゴールに向かって進んでゆける組織づくりのこと。そのような組織になる事で、チームの課題解決力はアップし、結果、チームのパフォーマンスを向上させる事に繋がっていきます。

 

なぜ必要なのか?チームビルディングのメリット

チームビルディングのメリット

では、チームビルディングによってどのような効果やメリットが得られるのでしょうか。

 

モチベーションアップ

働く上のモチベーションというのは、沢山の要素があると思います。例えば、お金、地位、名誉、自己実現など。もちろんそれらも大切な要素ではあるのですが、「メンバーから受容されたい」「チームに貢献したい」「褒められたい」という承認欲求もモチベーションを大きく左右する要因になってきます。チームビルディングが成功することで、飛躍的にモチベーションは向上していきます。

 

信頼・相談しやすい環境

チームビルディングを実施することで、メンバー間の上下関係や壁が薄くなっていきます
また、チームで困難なミッションをクリアし、達成感や一体感を味わった経験から、通常業務に戻ってもその感覚をもちながらコミュニケーションを取る事ができるようになります。
チームのメンバーへの信頼度が増し、今まで個人で抱え込んでいた課題も相談しやすい環境が生まれるでしょう。

 

アイデアの広がり

多様性を持ったメンバーでチームを組織し、連携して新たな物事を生み出していく中で、自分では考えられなかった価値観や知見が融合されていくでしょう。そういった活動の中で斬新なアイデアが生まれる可能性が高まっていきます。

 

チームビルディングを成功させるポイント

ホワイトボード

チームビルディングを成功させるには、どのようなポイントが必要になってくるのでしょうか。

 

リーダーシップ

チームビルディングに必要なリーダーシップは2パターン存在します。
一つはオーガニゼーション・リーダーシップ、もう一つはチーム・リーダーシップです。

 

オーガニゼーション・リーダーシップ

オーガニゼーション・リーダーシップにおいて、リーダーは組織のビジョンを明らかにし、それをメンバーに伝える役割を担っています。
ただトップダウンでビジョンを上から落し込むだけではなく、現場のスタッフから意見を吸い上げ、それを組織の方針や戦略などに変換し、組織に盛り込んでいくことが求められます。ここでは、トップ・マネジメント層と現場スタッフとのコミュニケーションが重要となるのです。

 

チーム・リーダーシップ

一方、チーム・リーダーシップとは、リーダー自らが主体的に動き、メンバーをどんどん巻き込んでいくリーダーシップの事です。これはチーム内の関係性によって醸成され、なにかをやってもらうため相手を鼓舞するためのリーダーシップではなく、自分が率先して物事を考え、行動し、その行為に対して相手を巻込んでいくものです。このリーダーシップを発揮するには、チーム内のコミュニケーションが最も重要になります。

成功するチームビルディングには、この2つのリーダーシップの存在が求められるのです。

 

目標が明確であること

チームビルディングにおいて、チームの目標と個人の目標を統合していくプロセスは必要不可欠なものです。
しかし、各々やりたいことを口々に言い出したら、チームはバラバラになってしまうのではと恐れる人もいるでしょう。
確かに、各々が主張しつづけ、お互いの話を聞こうという姿勢がなければチームワークどころの問題ではないかもしれません。
ですが、各自が「このチームで自分は一体何をやりたいのか」ということを自覚したうえで、みんなで話し合い、お互いの個人目標を認め、共感し、尊重したうえでチーム目標を確かめ合えたら、それはとても強いチームと言えるのではないでしょうか。
そうした真の結束が生みだすことが、チームビルディングの最大の目的であり、成功へと導くポイントになります。

 

価値観の共有

メンバーは当然のことながら、それぞれに思考や価値観を持っています。しかし、それを受け入れられない環境があるとメンバー間での衝突不和が起きてし舞います。
メンバーが互いの価値観を理解し合い、多様性を受け入れられる風土を醸成することもチームビルディング成功には欠かせないポイントです。

 

チーム内の関係性

チームビルディングを成功させるには、現場と組織との関係性が重要です。これらは個人で仕事を通じた価値観を見直すことや、個人間でのコミュニケーションを促進させること、コミュニケーションを通じて、自己内省することで実現されていきます。そしてこの関係が第三者にも良い影響を与え、企業風土が成長していくポイントとなるのです。

 

チームビルディングの方法

ジェンガをする男性

それでは、チームビルディングにはどのような方法があるのでしょうか。

 

合宿

チームビルディングをも目的とした合宿では2~3日の間、実際にチームのメンバーと課題解決に向けた実践を行ったり、ビジネスゲーム・スポーツ等を行ったりします。この中でメンバー同士でスムーズにコミュニケーションが取れるか、イノベーションを起こせるか、お互いにサポートし合えるか、などチームのあらゆる力が試されます。

また合宿中の課題は、全てが上手く達成できるとは限りません。困難な状況に直面して、失敗を経験することもあります。
しかし、そこから何かを学び取り、挫折を越えて達成した時には格別な一体感が醸成されます。

 

1日研修

1日の中で、段階的に難易度が上がるいくつかの課題に取り組み、達成感を共有し、チームの一体感を醸成するプログラムです。
体を使って夢中になるアクティビティでは、仕事の中でも起こるコミュニケーションや、メンバーそれぞれの行動の特性が現れます。そこで起きたことを振り返って、職場のチームマネジメントにも活かせる気づき・学びを引き出します。
ねらいを絞ることで、コミュニケーション活性化、リーダー育成、ビジョン浸透などに効果を出すことができます。

 

スポーツやゲーム

スポーツゲームは、ただの遊びではなくチームワークを高め、コミュニケーションが取れる関係性を高めるためのチームビルディング手法です。チームで1つの活動をするなかで、チームで達成することの楽しさ、難しさを改めて感じることが目的です。ここではおすすめのゲームをいくつか紹介していきましょう。

 

脱出ゲーム

脱出ゲームによって得られることは、そのまま普段の仕事にも直結します。
決められた時間の中で一つの目標に向かってメンバーと協力することや、チームで情報を共有することの大切さを学ぶことができます。また、役割を分担し、お互いの弱い部分をカバーしていくチームワークを養い、コミュニケーションを取ることで、メンバーのことを知ることもできるでしょう。

 

ペーパータワー

とてもシンプルなゲームで、30枚のA4用紙を使ってできるだけ高いタワーを作るというワークです。チームで戦略を練りながら進めるのですが、1回戦の終了後、PDCAサイクルを回すべく、振り返りの時間を設けて2回戦に挑む、というやり方も効果的です。

 

ブラインドサッカー

パラリンピック正式競技種目でもあるブラインドサッカーは、目隠しをした状態でサッカーをするので、ボールの音やまわりのチームメイトの声など聴覚情報、体感覚にしか頼ることができません。五感が研ぎ澄まされた状況で、互いがコミュニケーションをとろうとすることで、信頼関係も築くことができます。
また、目隠しをして動くという普段と全く異なることを経験することで、価値観のシフトも起こるでしょう。

 

毎日のコミュニケーション

チームで活動する際に大事なことは、コミュニケーションのスピードと質が重要です。どちらが足りなくても、人間関係を蝕み、活動に支障をきたします。メールやチャットなど、テキストコミュニケーションでリアルタイムに報告・連絡・相談することや、意思疎通にズレを感じたり不快な印象があれば、早めに電話するか直接会って感情面を確認することが大切でしょう。また、定期的にミーティングを行って、対話の感覚を近づけておくことも必要不可欠です。

チームビルディングの本質を理解して、よりよい組織作りをしていきましょう。

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