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オフィスインタビュー
vol.200 株式会社フロムスクラッチ

テーマは「ガレージ」。社員の創造性を刺激する、フロムスクラッチのオフィス

おぎやはぎが出演している「b→dash」のCMでおなじみの株式会社フロムスクラッチ。プログラミングいらずでデータの統合や活用ができる、データマーケティングプラットフォーム「b→dash」の開発・導入支援事業を展開しています。

 

そんなフロムスクラッチのオフィスには、社員の生産性を高める工夫や、創造性を刺激する工夫が多く盛り込まれていました!

 

そのオフィスのこだわりポイントを社員の方に詳しく伺ってきたのでご紹介したいと思います。

東潟 勇次さん (ひがしがた・ゆうじ)
NTTグループのシステムインテグレーター企業を経た後フロムスクラッチへ入社。インフラエンジニアとして社内システムを構築後、オフィス移転の推進や、社内セキュリティの推進等様々な業務に従事。
甲斐 菜月さん (かい・なつき)
前職ではヘルスケア・ビューティ領域に従事。フロムスクラッチ入社後は、新卒採用チームにて、採用リーダーを担い、業務オペレーションの構築/運用、採用数値の管理、メンバの育成等を担当している。
田村 カズミさん (たむら・かずみ)
百貨店にて、高級化粧品のビューティーアドバイザーとして従事。全国でも1、2を争う繁忙店にて勤務した後、フロムスクラッチへ転職。現在は中途採用担当として、人材エージェント会社との関係性構築や採用オペレーションの企画/実施を担う。

誰でもデータの統合/活用ができる「b→dash」の開発・導入支援事業を展開

ライターのameri

ameri

フロムスクラッチの事業について教えてください!

フロムスクラッチの東潟勇次

東潟さん

弊社は、データマーケティングプラットフォーム「b→dash」の開発や導入支援事業を展開しています。

ライターのameri

ameri

CMでよく拝見します!具体的にはどういったサービスなのでしょうか?

フロムスクラッチの東潟勇次

東潟さん

マーケティング領域において、データを誰でも、簡単に活用出来る、クラウドシステムです。特徴としては、データの「活用」だけではなく、活用のための前提作業であるデータの「取り込み・統合・変換」の機能も備えています。

データの「取り込み・統合・変換」は、一般的にSQLやPythonなど、プログラミングの技術が必要でしたが、b→dashはエンジニアスキルが無くても、誰でもデータを使えるようにしたシステムです。

ライターのameri

ameri

事業を展開することで、今後どのような社会を実現したいとお考えですか?

フロムスクラッチの東潟勇次

東潟さん

「スマートデータ社会の実現」を目指したいと考えています。

ライターのameri

ameri

スマートデータ……ですか?

フロムスクラッチの東潟勇次

東潟さん

そうですね。昨今技術革新等を踏まえ、データは膨大に生まれていますが、そのデータを扱えるのはエンジニアのような特定の人に限定されており、大多数の企業はデータを活用することによる恩恵を受けることが出来ていません。そのため、弊社はスキルに依存せず、誰もがビッグデータの恩恵を受けられる、より良い社会にしていきたいと、考えています。

ライターのameri

ameri

「ビッグデータ」という言葉、最近よく耳にします。

フロムスクラッチの東潟勇次

東潟さん

そうですね、ただビッグデータを保持しているだけでは意味がなく、膨大なデータを統合し、活用できる形に変換しないといけないのですが、弊社の「b→dash」を用いれば、データの統合や変換作業が誰でも簡単に実現できるのが特徴です。

ライターのameri

ameri

「b→dash」を活用し、より多くの企業がビッグデータをスマートに扱える状態を目指しているんですね。

創造性を刺激する「ガレージ」がテーマのオフィス

フロムスクラッチのオフィステーマはガレージ

ライターのameri

ameri

オフィスのテーマは何でしょうか?

フロムスクラッチの甲斐菜月

甲斐さん

「ガレージ」です。

ライターのameri

ameri

ガレージ!一体どういった経緯で「ガレージ」というテーマに決まったのでしょうか……?

フロムスクラッチの甲斐菜月

甲斐さん

かの有名なAppleも、ガレージからスタートしました。「このオフィスからも、世界を変革するプロダクトを創り出す」という想いを込め、「ガレージ」をテーマにオフィス創りを行いました。そのため、オフィスには、社員の創造性を刺激する数々の仕掛けが施されているんですよ。

部屋ごとにデザインを変え、創造性に刺激を!「フリースペース・会議室エリア」

フロムスクラッチのオフィスがあるのは、住友不動産西新宿ビルの18階と23階、25階、26階です。18階は200名以上が入れるセミナールームがあり、23階は2019年12月に増築されたばかりの執務エリア、25階が会議室エリアで、26階が執務エリアと分かれています。

今回は25階と26階を紹介してもらいます。まずは25階から案内してもらいました!

フロムスクラッチの25階のオフィス

ライターのameri

ameri

こちらがフリースペース・会議室エリアですね。

フロムスクラッチの甲斐菜月

甲斐さん

はい、入り口にはお客様をお迎えする受付があり、奥に行きますとミーティングに利用する会議室やフリースペースがございます。

ライターのameri

ameri

「b→dash」のロゴが大きいですね!

ビーダッシュのロゴ

フロムスクラッチの甲斐菜月

甲斐さん

そうなんです。インパクトがあって来社頂く方々からも好評です。

ライターのameri

ameri

会議室はどれくらいあるんでしょうか?

フロムスクラッチの甲斐菜月

甲斐さん

会議室は合計12部屋あり、それぞれデザインが異なっています。

ライターのameri

ameri

雰囲気が変わると気分も変わりますね。創造性が刺激されそう!

フロムスクラッチの会議室

ライターのameri

ameri

椅子やライトの形、テーブルの模様など本当に多種多様ですね。

フロムスクラッチの田村カズミ

田村さん

そうなんです。壁の模様も違うので、ガラリと雰囲気が変わるところがポイントです。

フロムスクラッチの壁の模様が違う会議室

フロムスクラッチの丸型テーブル
▲丸型のテーブルが置いてある会議室も!

フロムスクラッチの田村カズミ

田村さん

フリースペースには、お客様にお待ち頂くためのソファが置いてあります。

フロムスクラッチのフリースペース

ライターのameri

ameri

リラックスできそうですね。

フロムスクラッチの田村カズミ

田村さん

はい!創造性を刺激するにはリラックスできる空間も必要です。座り心地もよく、落ち着いて作業ができてお気に入りです。

専属トレーナーも!社員の健康維持に一役買っている「fs専用ジム」

25階に降りるとまず目に入ってきたのが、本格的な器具が揃ったトレーニングルームです。

フロムスクラッチのトレーニングルーム

ライターのameri

ameri

ここ、本当に会社ですか……(笑)?

フロムスクラッチの東潟勇次

東潟さん

本格的ですよね(笑)。社員の健康のために作られたエリアです。パーソナルトレーナーの方が週に2回来てくれて、自由にレッスンも受けられるんですよ。

ライターのameri

ameri

すごすぎる。

フロムスクラッチの田村カズミ

田村さん

利用率も高く、特に晴れた日は眺めもいいので活用されています。

ライターのameri

ameri

運動することでリフレッシュできて、より仕事に精が出そうです。

コミュニケーションの取りやすさと気分の切り替えを重視した「執務エリア」

ジムを過ぎると執務エリアが広がります。

フロムスクラッチの執務エリア

フロムスクラッチの甲斐菜月

甲斐さん

L字型をしている執務エリアの真ん中にフリースペースを設置しています。この場所に人が集まりやすく、コミュニケーションが生まれるエリアになっています。

ライターのameri

ameri

フリースペースに置いてある、この特徴的なブースは一体……?

フロムスクラッチの甲斐菜月

甲斐さん

私たちは「小屋」と呼んでいる、ボックス席です。気分転換に1人で作業する時や、ちょっとしたミーティングの際に活用されています。

フロムスクラッチの田村カズミ

田村さん

囲われている感じがあるので落ち着きますよ。しかも黒い部分がブラックボードになっているので、ちょっとした話し合いにも使えるんです。

フロムスクラッチのボックス席

ライターのameri

ameri

ここでサクッとアイデアを話し合えるんですね。便利!

フロムスクラッチのボックス席の小屋

フロムスクラッチの田村カズミ

田村さん

窓際にはカウンター席やファミレス席が並んでいます。業務に集中したいときにぴったりなんですよ。

ライターのameri

ameri

気分によって場所を変えられるのはうれしいですね。

フロムスクラッチのファミレス席

フロムスクラッチのDJブース
▲中心にあるフリースペースでは、ワンコインランチが販売されたり、DJブースが設置されたりと、多種多様に活用されているそうです!

働きやすく、かつ楽しく働ける。仕事と休みを切り替えやすい文化

ライターのameri

ameri

フロムスクラッチならではの制度や文化はありますか?

フロムスクラッチの甲斐菜月

甲斐さん

「働きやすく、かつ楽しく働ける」のが弊社ならではだと感じます。

ライターのameri

ameri

具体的にはどういったところが……?

フロムスクラッチの甲斐菜月

甲斐さん

仕事をするときは思いっきり没頭し、休むときはしっかり休むという切り替えができる環境が整っています。

例えば、3カ月に1回全社で行なわれる「社員総会」は、あえて月末の木曜日に設定されています。その翌日の金曜日は会社指定の有給取得日としてお休みにすることで土日とあわせ3連休になるようにしています。

ライターのameri

ameri

では、3カ月に一度は、月末の金曜日はみなさん休まれているんですね。

フロムスクラッチの甲斐菜月

甲斐さん

はい。すべての社員が、そのタイミングで有給を取得していますね。

ライターのameri

ameri

どうして会社指定の有給取得日を作られたのでしょう?

フロムスクラッチの東潟勇次

東潟さん

有給の消化率をあげることも、社員の働く意欲を向上させるには必要だと考えているからです。やはりずっと仕事をし続けていては、目の前の業務に忙殺されて、目線が下がってしまう可能性もあります。それを解消するために、3ヶ月に1度、クオーターが切り替わるタイミングで、心身ともにリフレッシュさせるという意味を込めて3連休を設けていますね。

ライターのameri

ameri

全社的に、仕事と休みの「切り替え」を大切にしているんですね。

フロムスクラッチの田村カズミ

田村さん

そうですね。また仕事の面では、生産性をあげるための研修制度にも力を入れています。

ライターのameri

ameri

どういった研修なのでしょうか?

フロムスクラッチの田村カズミ

田村さん

様々な研修がありますが、新卒向けには「シラバス」という研修を行なっています。

ライターのameri

ameri

「シラバス」ですか。

フロムスクラッチの田村カズミ

田村さん

内定が決まった新卒社員は、内定者期間中の1年をかけて研修を行います。最初の半年は、「セールス・マーケティング・カスタマーサクセス・開発・採用・ファイナンス・基礎」7科目のカリキュラムを受講し、筆記・実技試験を行ないます。

そのうえで適性を見極めて残り半年は実際に各部署に配属され、実践します。1年間かけて幅広くスキルを鍛え、研修を追えるころには社会人3年目くらいの実力を付け、そのまま入社します。既存社員は、そのような勢いのある新卒社員の姿を見て「負けてられない」と思うので、切磋琢磨し合えるんです。

ライターのameri

ameri

徹底的に研修に向き合っているんですね。

フロムスクラッチの東潟勇次

東潟さん

そうですね。細部まで拘りを持ち、やるなら徹底的に行なうのが弊社の文化です。新卒採用も例外ではなく、徹底的に拘ることで、強い組織を創りたいと考えています。

フロムスクラッチのオフィス

株式会社フロムスクラッチには創造性を刺激する仕組みがたくさんあり、ワクワクしました!「仕事」と「休み」のどちらも大切にしている働き方も印象的。何事にも全力投球したい人にぴったりの環境ではないでしょうか。

取材先

株式会社フロムスクラッチ

https://f-scratch.co.jp/ 公式サイト

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