- オフィスインタビュー
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ラウンジの広さが魅力!モダンヴィンテージがコンセプトのShowcase Gigのオフィス
お客様が自分のスマートフォンから注文し決済する「モバイルオーダーサービス」のパイオニア的存在である、株式会社Showcase Gig。
そんな最先端を走っている企業のオフィスは、モダンヴィンテージな雰囲気がコンセプトです。ビルの内装デザインを手掛けたデザインデュオ「ローマン・アンド・ウィリアムズ」のエッセンスを取り入れたんだそう。
オフィスのこだわりを詳しくご紹介してもらってきました。
さらに、オフィスの全貌を見渡せるVRも公開していますので、合わせてご覧ください。
(12/11に取材を行いました。)
広報室
大学卒業後、不動産会社にて経営企画や営業職に従事。2018年1月にShowcase Gig入社。CEO直下で広報を担当。
目次
モバイルオーダープラットフォーム事業をメインに展開
ameri
早速、Showcase Gigが展開している事業について教えてください!
高堂さん
弊社は2012年に創業した会社です。創業の翌年、2013年からモバイルオーダープラットフォーム事業を展開しています。
当時は「スマートフォンで事前注文・決済をする」という概念がなく、「いずれ絶対に波がくる!でもいつ来る……?」という状況でして。地道にモバイルオーダーの開発を続けていたところ、ここ1年程で「モバイルオーダー」への注目度が一気に高まってきたので、現在はモバイルオーダープラットフォーム事業を軸としています。
ameri
「モバイルオーダー」は今や耳慣れた言葉になりつつありますが、その先駆者なんですね!
高堂さん
そうなんです。当時は日本だけでなく、世界的に見ても初めての取組みでした。
「モバイルオーダー」と聞くと、日本ではお持ち帰りのイメージが強いかと思いますが、弊社では店内でもお客様のスマートフォンから注文できる「SelfU(セルフ)」や、店頭のセルフ注文決済端末「O:der Kiosk」を提供しており、人手不足などに悩む飲食・小売の店舗のデジタル化を推進しています。
また、店舗デジタル化の“今”を伝えるWEBマガジン「DIG-IN」では、国内外のデジタル事例を幅広くご紹介しているので是非ご覧いただきたいです。
ameri
軸となっているモバイルオーダープラットフォーム事業を展開しようと考えたきっかけは何だったのでしょうか?
高堂さん
まだガラケーが主流の時代に、代表の新田がオンライン購買に注目したことがきっかけです。
代表の新田は元々、東京ガールズコレクション(TGC)立ち上げ期のプロデューサーをしたのち、株式会社ミクシィにてソーシャルビジネスの責任者をしていました。その際の企画の中で、オンライン購買の可能性に目をつけたんです。
ameri
可能性とは……?
高堂さん
「mixi上で実店舗のモノが買える」ことを実現するため、コンビニの商品をネット上で買えるようにしました。そのうえで、コンビニやお菓子を友だち同士でプレゼントし合えるようなキャンペーンを打ち出したんです。
その結果、予想以上の手応えを感じ、この領域にフォーカスして起業することを決意したという経緯があります。
ameri
かなり早い段階で、モバイルオーダーの可能性に注目されていたんですね。
高堂さん
そうなんです。2019年になってようやく波がきましたね。ひたすら信じて開発してきたことがようやく実ってきました。
ameri
働くうえで大切にされている想いはありますか?
高堂さん
「世の中に新しい価値を生み出し、急成長を遂げ、存在感を出していく」という思いは軸として持っています。そのビジョンがあるからこそ、リアルの現場で起こる様々な課題と向き合えるんだと思いますし、一つ一つ地道に変えていく覚悟を持ったメンバーが日々切磋琢磨しています。
モダンヴィンテージをコンセプトにしたオフィス
ameri
オフィスのコンセプトはありますか?
高堂さん
「NEO VINTAGE MIX」をテーマに据えています。レトロな要素と先進性の融合で現代的なヴィンテージスタイルを表現しています。
弊社が入居している「青山ビル」は、エースホテルをはじめとした人気スポットの空間作りに携わっているデザインデュオ「ローマン・アンド・ウィリアムズ」が手掛けている物件なんです。
ローマン・アンド・ウィリアムズは、アンティークな物件を改造していくスタイルを得意としており、モダンヴィンテージな雰囲気が魅力です。
新田がローマン・アンド・ウィリアムズのスタイルをとても好んでいまして、コストは抑えつつ、いかにビル自体の持つ魅力とマッチするかを意識して作りこみました。
▲「ローマン・アンド・ウィリアムズ」が手掛けたエースホテルの内装
高堂さん
また、コミュニケーションが取りやすいオフィスであること、エンジニアも多く働いているので、緑が多くシリコンバレーのような環境にすることも意識しました。それらを意識して物件選びから内装までこだわりました。
ameri
詳しくご紹介お願いします!
会話が生まれる場所に!本格的なコーヒーが飲めるカフェスペース
エントランスを進むと、目の前にスタイリッシュなバーカウンターがありました。
ameri
こちらのバーカウンターはどういった使い方をしているのでしょうか?
高堂さん
こちらは、「Club Commune」と名づけられた社内カフェ&バーです。本格的なコーヒーを中心にドリンクを提供していて、そのすべてが無料となっています。ちょっとしたリフレッシュできるカフェ空間として活用されています。
2016年にモバイルオーダーのモデル店舗として表参道にオープンした「THE LOCAL」というカフェでもスペシャルティコーヒーを出していますし、創業以来、社内でコーヒーを淹れるという社風が根付いていることもあり、その文化が今ではClub Communeとして受け継がれています。
高堂さん
弊社にはコーヒー好きなメンバーも多いので、気分転換にみんなよくClub Communeに飲みに来ていますね。コーヒーを待っている間に、メンバー同士で会話が生まれる場所になっています。
ameri
こちらのカウンターに入ってる食材は……?
高堂さん
サラダバーです。
ameri
会社にサラダバーがあるんですか?!
高堂さん
はい!福利厚生の一環として、サラダバーを置いているんです。野菜不足になりがちな社員の健康を考慮し設置されました。
広々とした開放感のある空間!緑豊かなラウンジ
カフェの先には、広々とした空間が広がっています。
ameri
こちらはフリースペースですか?
高堂さん
そうです。弊社では「ラウンジ」と呼ばれています。会議用にもワークスペースとしても使えるオールマイティな空間になっています。
ameri
どうしてこれほどラウンジを広くしたのでしょう?
高堂さん
お取引先様との交流や採用セミナーなど、イベント開催のスペースとして活用してもらいたい、「あの広いラウンジがあるオフィスのところね!」などと、ご来社いただく方の印象に残る企業になりたいという理由があります。社内外問わず会話を増やしていきたいという理由が大きかったです。
ameri
確かに、ゆったりと仕事ができる雰囲気なので、リラックスしながら会話ができそうですね。
高堂さん
来社時刻よりも早くいらして、このラウンジでゆっくり過ごされているお客様も結構多いんです。
ameri
ラウンジのところどころに緑がありますね。
高堂さん
このグリーンにもこだわりがありまして。フェイクは一切使っていないんです。季節ごとに花の入れ替えをしていて、クリスマスシーズンにはオレゴンからモミの木を取り寄せているんですよ。
ameri
とことん「本物」にこだわっているんですね……!
社員同士のコミュニケーションの場になっているベンチ
広いラウンジの中にはさまざまなエリアがあり、奥にある窓際には椅子と机が置いてあります。
ameri
かわいい形のベンチですね。デザインも色もおしゃれ!
高堂さん
ありがとうございます。社員同士が一緒にランチを取るなど、気軽に話ができるスペースを設けているんです。
ameri
さまざまな形の椅子と机が並んでいるので、毎日気分を変えながら仕事をしたりコミュニケーションを取ったりできそうです。
カフェ使いしているクライアントも!窓際ブース
さまざまな形の机や椅子が並んでいるエリアの隣には、窓の外を見ながら作業できるスペースも!
ameri
キレイな景色を見ながら仕事ができるって最高ですね!
高堂さん
はい。社員にもお客様にも好評なエリアです。
▲窓の外には赤坂御所の借景が!
高堂さん
新田が「エンジニアのオフィス環境を整えるため、シリコンバレーのようなマウンテンビューが望める場所にオフィスを構えたい」と考えていたので、この景色にもこだわったんです。
ameri
中にも外にも「本物の緑」を感じられるんですね。
ヴィンテージさを活かした会議室
ameri
こちらの会議室を囲むように、ラウンジがあるんですね。
高堂さん
そうなんです。
ameri
会議室にもこだわりが……?
高堂さん
はい!ガラスタイルをあえて活用することで、レトロ感を演出しているんです。
「リアルな現場を積極的に見に行ってほしい」と作られた制度
ameri
Showcase Gigならではの制度はありますか?
高堂さん
弊社のモバイルオーダープラットフォームを導入している店舗へ行きサービスを利用した場合は、その食費を一部会社に負担してもらえる制度があります。
実際に店舗に行って体験してみなければ、消費者目線は得られません。作るだけではなくリアルな現場を知ることで、より視野が広がると考えています。体験レポートはSlack上で社内にも共有されるためサービス改善にも役立っており、積極的に活用されている制度です。
ameri
実際に使われている店舗を利用することで、サービス作りに活かせそうです。
高堂さん
他にも「Go!グローバル制度」というものがあります。
ameri
Go!グローバル制度……?
高堂さん
世界を見に行くことを積極的に支援する制度です。レポートを提出することで、旅行費の一部を会社に負担してもらえるんです。
日本は先進国に比べて数年以上遅れているのが事実。海外へ行き、進んでいる現状を自分の目で見ることで、リアルを知ることができます。
ameri
制度を活用することで客観的な視点を養えそう!
モバイルオーダープラットフォームの先駆者として、数多くの店舗に導入されるサービスを作っている、株式会社Showcase Gig。
そんなShowcase Gigのオフィスは、モダンヴィンテージをコンセプトにしており、おしゃれで会話が生まれやすいことが印象的でした。
また、社内外問わずコミュニケーションが活性化する「ラウンジ」と、積極的にお客様の反応を見られる制度があるからこそ、リアルに役立つサービスが提供できるのだと感じました。