- オフィスインタビュー
-
訪れたお客様に驚きと感動を。アタラシイが生まれ世の中に飛び出していくマクアケのオフィス
「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」というビジョンを掲げている、株式会社マクアケ。アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」の運営をはじめ、企業の中の研究開発技術を活かした製品プロデュース支援事業「Makuake Incubation Studio(MIS)」など各種支援サービスを提供しています。
そんなマクアケのオフィスは、「Buzz」×「Jack in the box(びっくり箱)」=「Buzz in the Box」をテーマにしているのだそう。詳しいオフィスへのこだわりを伺ってきました!
人事 兼 マネージャー
ITベンチャーと大手芸能プロダクションにて人事を中心に総務・IR・法務などを経験。第一子出産後、2017年5月よりマクアケにジョイン。現在は人事、審査法務、CS部門のマネージャーとして奮闘中!
カルチャー推進・総務
IT企業にてコーポレートデザイン/コーポレートカルチャー担当を経て、その後マクアケにジョイン。オフィスリニューアルを担当するのはマクアケで2度目。趣味はお酒の一児の母。
目次
「Buzz」×「Jack in the box(びっくり箱)」=「Buzz in the Box」をテーマにしたオフィス
「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」というビジョンを掲げている、株式会社マクアケ。Makuakeというアタラシイものや体験の応援購入サービスを運営しています。
新製品・サービス・お店を始めようとしている事業者(プロジェクト実行者)が、それに取り組む背景や思い、こだわりの製品・サービス・お店のユニークなポイントをプロジェクト形式でMakuakeに掲載。それに共感したり、「いいな」「ほしいな」と思った一般ユーザー(サポーター)が、リターンとして提供される製品や体験を応援の気持ちを込めて買う”応援購入”をすることによって、世の中に新しいものや体験を生み出し、広げていくプラットフォームです。
そんなマクアケのオフィスは、渋谷ヒカリエを抜け表参道方面へ少し向かった先にある「Daiwa渋谷宮益坂ビル」の10階にあります。以前は親会社のビルに入っていましたが、約1年半前、親会社の移転を機に自社オフィスを持つことを決めたのだそう。
はじめての自社オフィスには、マクアケのどのようなこだわりが反映されているのでしょうか。
ameri
坂本さんと能城さんは、オフィス移転に関わっていたのですか?
坂本さん
はい!ふたりとも移転のプロジェクトメンバーです。私が予算や協力業者さんなどを決め、コンペまで担当しました。
能城さん
そのあとに私が入社したので、坂本から引き継ぎ、私もプロジェクトを担当していた形です。坂本と私、システム担当者と代表取締役の4名でプロジェクトを進めていました。
ameri
どれくらいの期間で進められていたのですか?
坂本さん
かなりタイトでした!5・6月あたりに移転を決め、2週間ほどでプランを固めて内装会社にコンペをお願いしました。9月に能城がプレ入社し、すぐにプロジェクトメンバーに入ってもらいました。そこから走り抜けて12月には移転を決行したので、期間でいうと半年ほどですね。
ameri
能城さんは、まだプレ入社の段階からプロジェクトメンバーとして走っていたんですね。
能城さん
そうなんです。
ameri
オフィスのエントランスはシック、内部はポップと、雰囲気がぜんぜん違いますよね!コンセプトに沿ってこのように設定されたんですか?
坂本さん
はい!
オフィスのコンセプトが「Buzz in the Box」といいまして。これは「Buzz」と「Jack in the box(びっくり箱)」とを掛け合わせた造語なんです。
Makuakeを通して世に出た新しいプロダクトでびっくりさせたい、ワクワクさせたいという思いが込められています。
ameri
詳しくご紹介お願いします!
どんなオフィスが広がってる?想像を膨らませてもらうエントランス
エントランスは暗いトーンの色が使われており、シックな雰囲気が広がっています。
能城さん
エントランスには、先ほどお話しした、「びっくり箱のようなオフィス」というテーマが反映されています。
坂本さん
あえてシンプルに作ったのが特徴です。きてくださったお客様にはマクアケのビジョンについてのムービーを見ながら「どんなオフィスが広がっているんだろう……」と想像を膨らませてもらいたいと考えたんです。
ameri
たしかに、オフィスの中がまったく見えないと想像が膨らみますね!
坂本さん
ちなみに、エントランスにはロゴをかたどった小窓を設けているんですよ。
ameri
ほんとだ!中がチラッと見えます!
坂本さん
小窓に興味を持ち、覗かれてるお客様が多いですね。
▲オフィス内に入るとすぐに、Makuakeを通して世に出たアイテムが!
能城さん
エントランスのドアを開けた途端、びっくり箱のように様々なプロダクトがたくさん飛び出してくるようなイメージにしたかったので、エントランスの外と中とのコントラストを強めにしました。
成功例がズラリ!ヒットプロダクトが並ぶスペース
エントランスから進んでいくと、アイテムが並んだスペースを発見。
ameri
こちらはどういったスペースですか?
能城さん
マクアケを通して世に出されたヒットプロダクトを並べているスペースです。
ameri
見ているだけでワクワクしてきました!
能城さん
Makuakeにプロジェクトを掲載しようと考えているプロジェクト実行者が打ち合わせにくることも多いんです。
プロジェクト実行者が成功した先輩たちの作品を見ることで、プロジェクトへのモチベーションを高めたり、プロジェクト後の未来を考えたりしてもらうことにつながっていると思っています。
ameri
ステキなプロダクトばかりで、新しい価値観に出会えそうです。
コーポレートカラーを使ったカラフルな会議室
ヒットプロダクトエリアのすぐそばには会議室が並んでいます。
ameri
会議室がとってもカラフルですよね。
坂本さん
そうなんです。会議室の扉にはそれぞれコーポレートカラーを採用していて、いろいろなカラーが混じり合う空間を作りました。
ameri
ピンクやイエローなど、カラフルな扉が視界に飛び込んできて、見ているだけで楽しいです!急に華やかな世界が広がって、まるでびっくり箱を開けたときの気分になります。
作業にもイベントにも活用されているセミナースペース
会議室とヒットプロダクトを横目に奥へ進むと、木目調の椅子やテーブル、スタンディングデスクが並ぶスペースが見えてきました。
ameri
こちらはどういったスペースですか?
坂本さん
「セミナースペース」です。カジュアルな打ち合わせをしたり作業をしたり、セミナーを開催したり記者会見を開いたりと多目的に使用しています。この間は、蔵元さんがいらっしゃって日本酒の試飲会を開いたんですよ。
ameri
さまざまな使い方をしているんですね。
坂本さん
はい。なので、このエリアはより多くの用途で空間を使えるように、あえてランダムに配置しているんです。かっちり決めてしまわないことで、社員がさまざまな使い方をしてくれています。
また、コミュニケーションを誘発できるように、明るい気分になれるポップな空間を目指して作りました。
能城さん
このセミナースペースには、「Buzz in the Box」だけではなく「シェア」というコンセプトもあるんです。社内の知を共有する場や、プロジェクト実行者同士をつないで情報をシェアする場としても活用したいと、移転のときから考えていました。
坂本さん
セミナースペースの稼働率がとても高く、誰もいないときが少ないんですよ。
ameri
セミナースペースにもMakuake発のプロダクトが並んでいるんですね。
坂本さん
そうなんです。Makuakeというサービスのショールーム的な役割もオフィスに持たせたかったので、プロダクトを並べ、明るくカジュアルな雰囲気に整えています。
▲こちらもMakuake発のプロダクトなのだそう
▲スタンディングスペースは集中して作業をしたい社員に人気とのこと!
部署ごとの区切りのないフリーアドレスの執務エリア
オフィスの1番奥には執務エリアがあります。
ameri
執務室にはどのような工夫をされたのでしょうか?
能城さん
壁を作ってがっつり区切るのではなく、ガラスの板やロッカーによってゆるやかに区切りを設けています。部署ごとにエリアを分けていたのですが、最近フリーアドレスを導入し、役員もメンバーもそれぞれ好きな席で仕事をしています。
作業に集中したい人、電話でのコミュニケーションが多い人など職種によってデスクでの過ごし方が異なるので、希望の過ごし方に合わせてざっくりエリアを分けることで、集中したい人は集中できて一体感も感じられるように工夫しました。
▲区切りに使っているガラス板はホワイトボードとして活用!
アタラシイを生み出す、応援購入サービスを運営
ameri
オフィスのご紹介、ありがとうございました!
「Buzz in the Box」をコンセプトにしたオフィスで働いているマクアケのメンバーは、どんな思いを大切にしているのでしょう?
能城さん
「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」というビジョンの実現に向けて、それぞれの力を出し合うことを大切にしています。
また、マクアケのミッションは「世界をつなぎ、アタラシイを創る」なのですが、社内だけでなく私たちに関わってくださる方同士が、Makuakeを通して新しいつながりを得るとともに、アタラシイ価値を生み出す支援をしていきたいという思いを持って、業務と向き合っています。
坂本さん
このビジョン・ミッションは採用においても重視しており、徹底しています。そのため、何かアクションを起こすときにはビジョン・ミッションを軸に判断できる人が揃っているんです。
ご本人が思い描いているキャリアと、マクアケが描いているビジョンとがマッチする人を、これからも採用していきたいですね。
今後の展望について伺うと、坂本さんは「挑戦者をリスペクトし、プロジェクト実行者が挑戦しやすい環境を作っていきたい。また、ビジョン実現の方法を模索し、枠にとらわれずにチャレンジしていきたい」と力強いコメントをくれました。
また、能城さんは「ビジョンとミッションの実現に近づけるためのカルチャーを作っていきたい」と話してくれました。
Makuakeサービスのように、ビジョン実現に向けて、社員一人一人が自分の力を出し合っている株式会社マクアケのオフィス。Makuakeから生まれたヒットプロダクトが実際に展示されているのは、他の会社にはないオリジナリティがあると感じました。
以前、Makuakeにて「renacnatta」というブランドの応援購入をしたことがあるひとりとして、マクアケのオフィスからアタラシイものがどんどん生まれていくのが楽しみです!