- オフィスインタビュー
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2フロアの社員をひとつに集める!「コミュニケーション」を大切にしたアララのオフィス
「アイディアとテクノロジーで革新的なサービスを提供し、便利で楽しい、みんながハッピーになる社会を創る。」というミッションを掲げる、アララ株式会社。キャッシュレスサービス事業やメッセージング事業、データセキュリティ事業、ARサービスなど複数の事業やサービスを展開しています。
そんなアララのオフィスは、普段2フロアに分かれて仕事をしている社員が集まり、気軽にコミュニケーションを取ることができる工夫がなされていました。
代表の岩井さん、広報の髙田さん、大竹さんに、オフィスのこだわりを伺ってきたのでご紹介します!
1998年に株式会社サイバードを設立し、2000年にJASDACに上場。その後、2006年に現・アララ株式会社の前身となる株式会社レピカを設立し、代表取締役に就任。
サイバード時代に海外事業を管掌していたときに、北米で普及していたギフトカードをヒントにキャッシュレスサービス事業を開始する。
現在は「みんながハッピーになる社会」の実現に向け様々なサービスを展開している。
化粧品通販事業会社、飲食事業会社を経て、2012年に入社。
広報全般および、全プロダクトのマーケティングに携わる。趣味はトライアスロン。
大学卒業後、2016年4月に新卒でアララ株式会社に入社。カスタマーサポート業務に従事したのち2019年9月より広報・マーケティングを担当。
目次
北米のギフトカード文化を日本へ!キャッシュレスサービス事業やメッセージング事業などを展開
ameri
アララが展開している事業について教えてください!
岩井さん
弊社は、キャッシュレスサービス事業やメッセージング事業、データセキュリティ事業やARサービスを展開しています。キャッシュレスサービスに関しては、創業当初からの事業ですね。
ameri
キャッシュレスサービス事業をはじめたきっかけは何だったのでしょうか?
岩井さん
サイバードという会社で僕が海外事業を担当していたときに、渡航した北米でギフトカードを贈るサービス・仕組みを目にしたことがきっかけです。
北米では、さまざまなデザインのギフトカードにチャージをし、誕生日や何かのお祝いがある際に贈りあっていたんです。
ギフトカード自体はただのプラスチック。そこにチャージをすることで、はじめてお金になります。サーバーでお金のデータを管理する仕組みが新しくて面白いと感じたので、そのアイディアを日本に持ち込むべく起業しました。
ameri
今やさまざまなところで使われている決済方法ですよね。
岩井さん
ありがたいことに増えていますね。ですが、13年前の創業時は、なかなか浸透せず大変だったんですよ。4〜5年前から徐々にユーザーが増えはじめ、現在は地方のスーパーなどで多く使っていただいています。
ameri
働くうえで大切にしている想いはありますか?
岩井さん
弊社のサービスをより多くのお客様に使ってもらうことで、「楽しい」「便利」な世界を作り出していきたいと思っています。
また、「気づいたらアララのサービスを使っていた」というくらい社会に浸透させられたらいいなとも思っていますね。
フロアが分かれているからこそ!「コミュニケーションが取れること」を大切にしたオフィス
アララのオフィスは、東京メトロ銀座線・外苑前駅から徒歩1分のところにあります。
主に執務エリアとして使っている「青山タワービル本館3階」と、食堂兼コミュニティスペースを1階に備え、執務室を2階に設けた「青山タワービル別館」の計2フロア。
今回は、別館を案内していただきました!
ameri
オフィスのテーマを教えてください!
岩井さん
人が集まるカフェのような明るい雰囲気を持ちつつ、機能的な次世代オフィスを目指しました。
ameri
それはどうしてですか?
岩井さん
弊社のオフィスは2フロアに分かれているので、物理的な隔たりが起こりがちになってしまうからです。「集まりやすい環境作り」は、オフィスを作るうえで意識しましたね。
ameri
詳しくご紹介お願いします!
みんなが集まる場所に。「ラウンジスペース」
別館の1階には、机と椅子が並んだ、広々としたカフェのような空間が広がっています。
ameri
ここはどのようなスペースでしょうか?
髙田さん
ラウンジスペースです。仕事をしたり食事をとったりイベントを行なったり、さまざまな用途で使われています。
岩井さん
移転前のオフィスは、1階にカフェが入っている建物だったんですよね。それもあって、よくカフェで打ち合わせをしていました。その経験から、移転後もカフェで打ち合わせをしているような空間を作りたいなと思ったんです。
ameri
ラウンジスペースで仕事をしている社員さんもいらっしゃいますか?
大竹さん
はい!打合せと打合せの合間や気分転換に自席とは違う空間であるラウンジで仕事をしている社員もいます。
昼食をラウンジスペースでとる人が多いので、13時ごろは特に賑わっており、コミュニケーションが活発になっていますね。
岩井さん
クリエイティブや技術職は「別館の2階」、営業とコーポレート本部が「本館の3階」に席があるので、集まる場所がなければ交流がなくなってしまうんですよね。
ラウンジスペースは、コミュニケーションが取れる場所としての役割も担っています。
▲ラウンジスペースの真ん中には吹き抜けが。
▲全面がガラスで囲まれていて、吹き抜けがあることで1階全体に光が差し込んでいます。
お昼はHappy食堂に変身!「バーカウンター」
ameri
バーカウンターもあるんですね。
岩井さん
はい。ここは昼食時には「Happy食堂」になるんですよ。
ameri
「Happy食堂」ですか!いい香りがするな……とは思っていました(笑)。
どうして食堂を作られたのでしょうか?
岩井さん
以前、アメリカにあるFacebookのオフィスに行く機会があり、打ち合わせのあと、社員食堂で昼食をいただいたんですよ。そのときに「社員のみんなが気軽に集まれる食堂がオフィスにあるのはいいな」と思いまして。
移転前もマンションのキッチンを使って食堂を運営していたのですが、移転を機に専用キッチンを作り、本格的に運用をはじめました。
ameri
「Happy食堂」のメニューは日替わりですか?
髙田さん
はい、日替わりです。社内ポータルページに献立表が載っており、希望者はそこから申請する方式です。定食メニューは1日限定19食・200円で、簡易メニューは1日限定7食・100円で食べられます。提供数が決まっているので、希望者が多い場合は抽選なんですよ。
ameri
200円!お得すぎる……!争奪戦必至ですね。
髙田さん
そうですね。人気メニューはいつも抽選になっています。
▲おいしそうなメニューがズラリ。これが200円で食べられるなんて……!
岩井さん
最近は社内キャッシュレス化も進めているんです。昔は缶に200円を入れる運用方法だったのですが、現在はブロックチェーンの技術を利用して社内通貨「アララコイン」を作り、指の静脈認証で支払えるようにしました。
アララコインは、Happy食堂の支払いだけではなく、感謝の気持ちを伝える手段としても活用しています。社内コミュニケーションの活性化につながっていますね。
ラウンジスペースを活用したイベントを豊富に開催!
ameri
コミュニケーションを活性化するための制度はありますか?
大竹さん
ラウンジスペースを活用したイベントは多く開催されています。
スポーツ観戦やハロウィンパーティ、忘年会、新春の餅つき、書き初め、毎期ごとに行なわれるキックオフも、ラウンジスペースで行なっています。
▲忘年会では仮装をして出し物をするのが恒例なんだそう。クオリティの高さに驚き!
ameri
新年会やキックオフも社内で行なっているんですね。
大竹さん
そうですね。空間を有効活用できていると思います。
最後に、社員のみなさんにとって、どんな存在のオフィスでありたいと考えていますか?
岩井さん
まず第一に「社員が過ごしやすく、脳が活性化されて、いいアイディアが生まれるオフィス」でありたいと思っています。1日の中で長い時間を過ごす場所だからこそ、快適さは保ち続けたいですね。