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オフィスデザイン

オフィスラウンジ導入例5選紹介!そのメリットやレイアウト例も紹介

一日中、同じデスクに座って業務に取り組んでいても、煮詰まってしまってむしろ作業効率が下がってしまうことはないでしょうか。

 

同じ空間で集中し続けるよりも、働く場所を変えるために移動することで、気分転換され脳内を整理でき、仕事の効率が高まる効果が得られます。また、場所に縛られず、自分のリズムで働くことは、心身ともに健やかな状態に導いてくれる効果もあるのです。

 

最近では、リフレッシュスペースとして、社内にオフィスラウンジを導入する企業が増えています。

 

本記事では、オフィスラウンジについて、その導入事例やメリット、レイアウト例などをまとめてご紹介します。

オフィスラウンジとは?その効果やメリットも紹介

そもそも、オフィスラウンジとは、どのようなスペースのことを指すのでしょうか。

まず、オフィスラウンジとはなんなのか、期待できる効果メリットについてご紹介します。

オフィスラウンジとは

オフィスラウンジとは、ゆったりとした空間の中で機能的に作業ができる空間のことを指します。周囲とゆるやかにつながりながら、コミュニケーションをとったり集中して作業ができるスペースです。

せっかくフリーアドレスを導入したのに、座る席はいつも同じで固定化してしまっていたり、コミュニケーションが偏ってしまうという課題を抱えている企業も多いでしょう。そのような課題も、オフィスラウンジを導入することで、解消することが期待されます。

オフィスラウンジのスタイルとしては、ソファースタイルハイテーブル&チェアースタイルソロワークスタイルなどが一般的です。

オフィスラウンジで期待できる効果

オフィスラウンジに期待できる効果として、気分転換できることで仕事の効率が上がることが挙げられるでしょう。

長時間パソコンや書類と向き合っていると、ちょっと一息つきたい気分になるでしょう。しかし、内勤のデスク社員が業務中にデスクを立って休憩するのはなかなか気がひけると思っている部分も多いようです。

そんなときにオフィスラウンジがあれば、自席で集中できない時などは気分を変えてオフィスラウンジで働く。フリーアドレスのように、常に自分にあった環境で働けるように働き方の選択を自身でできるようになります。

また、新たなコミュニケーションが生まれるきっかけにもなるでしょう。

オフィスラウンジの導入例5選

ここからは、実際のオフィスラウンジの導入例をご紹介します。

それぞれのオフィスにそれぞれのこだわりを持って作られているので、ぜひオフィスづくりの参考にしてみてくださいね。

株式会社バークインスタイル

バークインスタイル

モデルエージェンシーやアーティスト・アスリートのサポート、メディア運営と幅広い事業を展開している株式会社バークインスタイル。2019年6月に移転した新オフィスは、撮影スタジオやオーディション会場としても利用されており、映える空間デザインになるような工夫が施されています。

そんな株式会社バークインスタイルのラウンジスペースは、社員やモデルが集まりやすいよう、リラックスできる雰囲気。所属モデルの方は常に社内にいるわけではなく、毎日10〜20名ほどの方がかわるがわる訪れています。

そのため、訪れた社員やモデルが集まり、コミュニケーションが取りやすいようにソファ席だけでなく、カウンター席もあり、いずれも自由に使っていい空間になっているのです。

株式会社アララ

アララ

「アイディアとテクノロジーで革新的なサービスを提供し、便利で楽しい、みんながハッピーになる社会を創る。」というミッションを掲げる、株式会社アララ。キャッシュレスサービス事業やメッセージング事業、データセキュリティ事業、ARサービスなど複数の事業やサービスを展開しています。

そんなアララのオフィスは、普段2フロアに分かれて仕事をしている社員が集まり、気軽にコミュニケーションを取ることができる工夫がなされているのが特徴です。

ラウンジスペースは広々としたカフェのような空間で、仕事をしたり食事をとったりイベントを行なったり、さまざまな用途で使用可能。

もともと移転前のオフィスが1階にカフェが入っている建物で、よくカフェで打ち合わせしていたことから、移転後もカフェで打ち合わせをしているような空間を作りたいという思いで作られています。

株式会社プログリット

プログリット

株式会社プログリットは、本田圭佑さんが公式アンバサダーに就任されている英語コーチングプログラム「プログリット(PROGRIT)」を提供している企業。本社オフィスと各校舎とに分かれて仕事を行う体制上、スムーズに業務を進めるため、社員間の連携を重視しています。

エントランスの右側にラウンジスペースが設けられており、ソファ席やおしゃれなチェアが並び、まるでカフェのようで落ち着くスペースとなっています。

ラウンジでは、校舎から来たスタッフが過ごしたり、本社スタッフが仕事をしたり、ランチや休憩をとるスペースとして利用されています。また、セミナーやイベントも開催可能で、プロジェクターも完備されているなど、フレキシブルな用途で使用可能。

株式会社ポニーキャニオン

ポニーキャニオン

音楽や映像、アニメなどのコンテンツを幅広く提供している総合エンターテイメント企業、株式会社ポニーキャニオン。2019年5月に移転したばかりのオフィスは、「コミュニケーションからのイノベーション」をキーワードに、会話が生まれやすい工夫が散りばめられています。

オフィスの4階にあるラウンジスペースは、テーブルが並んだ広々とした空間で、ブラウンを基調としたオシャレで落ち着いた雰囲気。以前のオフィスではお昼を食べられる場所がなく、みんなランチは外に出るか自席で食べるしかなかったため、移転に際して「お昼を食べられる場所がほしい」という要望に答え、コミュニケーションを生む場所としても使えるという目的で設けられました。

カウンター席では外の緑を眺めながら作業できるので、リフレッシュ効果もあります。

株式会社ネットマーケティング

ネットマーケティング

恋活マッチングアプリ「Omiai」などの自社メディアを運営するだけではなく、広告代理店事業なども手がける株式会社ネットマーケティング。そんなネットマーケティングのオフィスは、“働く”と“遊ぶ”のどちらも大切にできる仕組みが散りばめられています。

ラウンジスペースには、大きなスクリーンとソファが並んでいて、暖色メインのインテリアで、ゆったりと過ごせる雰囲気の空間。ゆったりと仕事やプライベートの話ができるカフェラウンジをイメージしており、“遊び”の部分を体現しています。

スクリーンには映画が流れているので、リフレッシュする空間としてぴったりです。

オフィスラウンジにおすすめのコクヨのオフィス家具3選

事務用品のスペシャリストの会社であるコクヨでは、オフィス家具も取り扱われています。

そこで、オフィスラウンジに配置するのにおすすめのオフィス家具を、厳選して3つご紹介します。ぜひ、オフィスラウンジの家具選びの参考にしてみてください。

ペルソ

ペルソは、ソロワークを快適にして新しい働き方を提案してくれるパーソナルテーブルです。

テーブルの天板には、傾斜角度がついており、長時間のPC使用でも疲れにくい、ユーザーに配慮した設計になっています。10度の傾斜がついていることで、ソファーに座っている後傾姿勢でも快適なPCワークが可能。集中力を途切れさせることなく、快適かつ効率的に作業が行えるでしょう。

また、シンプルなデザインだからこそ、さまざまな用途にもフィットしてくれます。軽やかな2本脚を採用することで、立ちすわりがしやすく、スペースにおける圧迫感も軽減。チルトテーブルタイプはペンやドリンクなどが置けるスペースを備え、コンパクトテーブルタイプは、タブレットやスマートフォンを立てかけられるトレーが付属しています。

【KOKUYO Perso】

コレッソ

コレッソは、オフィスラウンジには欠かせない、シャープさと風合いを兼ね備えたソファーです。

1つのソファーに人が自然と入りやすく寄り付きやすい「余白」と、人との適度な距離を保てる「緩衝」が組み合わさっており、交流と集中を自由にコントロールできます。

また、ソファーと天板テーブルの角度にもこだわっていて、快適でだらけすぎない後傾姿勢を保ちます。ゆったりできる感覚だけでなく、見た目の美しさまでぬかりありません。

レイアウトにあわせて構成できる幅広いサイズとタイプが用意されており、さらに豊富なカラーバリエーションでさまざま空間デザインに合わせて選択可能。

【KOKUYO Collesso】

メッティ

メッティは、リラックスカラーワークまで、多様な過ごし方ができるリクライニングソファーです。

組み合わせ次第で雰囲気を自在に変えられる、シートタイプとベンチタイプを用意。ベンチタイプの中にも、ローベンチ以外に、短い時間ちょっと腰掛けられるハイベンチもラインナップされています。

背もたれは角度調整できるようになっていて、ワークモードからリラックスモードまで幅広く対応。直感的な操作でクッションの角度を30度まで調節でき、操作時にも操作音がしないので、周囲の作業を邪魔することもありません。

【KOKUYO METTI】

オフィスラウンジのおすすめの基本的なレイアウト例

最後に、オフィスラウンジにおすすめの基本的なレイアウト例を3つご紹介します。

リラックスできる空間を作りたいのか、コミュニケーションを促進したいのか、気分を変えて集中できる空間の作りたいのか、その目的によってもレイアウトは変わります。

リラックス効果ならソファースタイルを

リラックスできる空間を作りたいのであれば、ソファースタイルがおすすめ。

ソファーは、椅子よりも座る部分に奥行きがあり、深く腰掛けると椅子よりも全身の接地面が広くなります。また、背もたれの角度によっては、上体を少しそらすことで、ベッドにも似た安心感を得ることができるでしょう。そのため、リラックスすることが目的のオフィスラウンジを作りたいのであれば、ソファースタイルがおすすめです。

コミュニケーションの取りやすさならハイテーブルとチェアスタイル

コミュニケーションの取りやすい空間を作りたいのであれば、ハイテーブルチェアスタイルのレイアウトがおすすめ。

絶妙に高さの異なるテーブルを組み合わせることで、ソロワークの集中と会話のしやすさの両立が可能になります。ハイテーブルのエリアには、自然と立ちながら会議できる「スタンディングミーティングスペース」として、コミュニケーションが生まれやすくなります。

高さの低いテーブルを組み合わせておけば、そのエリアは集中してソロワークに取り組むスペースとして住み分けもできますよ。

一人用のソファーテーブルの設置もおすすめ

気分転換しつつ、集中して作業に取り組める空間づくりをするならば、一人用のソファーテーブルの設置もおすすめです。

時には、「コミュニケーションのいらない一人だけの時間が欲しい」、「周りの目や雑音を気にせず静かな場所で仕事がしたい」と思う人もいるでしょう。そんな人のために、一人用のソファーテーブルを用いて、パーソナルブースを作ることで、集中したいときに利用できる空間ができます。

オフィスラウンジで気分転換をしながら快適に仕事ができる空間を

本記事では、オフィスラウンジの導入事例やそのメリット、おすすめの家具、レイアウト例についてご紹介しました。

最近ではフリーアドレス制を取り入れる企業が増え、オフィスラウンジを導入している企業も多くなってきました。働き方が見直されていく中で、オフィスのあり方も見直していかなければならないのかもしれません。

ぜひ本記事を参考に、オフィスラウンジの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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