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オフィスインタビュー
vol.26 Framgia Inc.

Framgia Inc.

今回は日本を飛び出し、アジア9都市に拠点をもってソフトウェア・人材・ビジネス開発をグローバルに展開する『Framgia』のベトナム・ハノイ拠点へ!超高層ビルにオフィスをかまえ、世の中に“Awesome!=すごい!”を届けるために日々頑張る『Framgia Vietnam』のメンバーはどんな働き方をしているのでしょうか?アシザワの突撃取材、スタートです!!

自然と会話が生まれるオフィス

首都ハノイの新興地、カウザイ区の大通りに位置する超高層ビルの13階に『フランジア・ベトナム』のオフィスはありました。オフィスに入る際、「こちらで靴を脱いでください」と日本のベンチャー企業が多く取り入れている“土足厳禁”なオフィスでした。

-ベトナムのオフィスとうかがって、勝手にシンプルなつくりのオフィスと想像していました。

河野さん  

このオフィスはベトナム人がほとんどですが、その他には日本を含めた6か国の人たちが働いているんですよ。空間デザインを通して、メンバー同士がコミュニケーションを取れるオフィスにするのが私のミッションです。

河野 衣美 ( こうの えみ)

フランジア・ベトナムの空間デザインと社内活性化を担当。主な仕事は、オフィスに必要な設備の設置や環境整備・物品の手配など、社内には彼女が手がけたものばかり。ベトナムへ来て半年だけど、日本語を喋っていてもベトナム人に間違われてしまうほどベトナムに馴染んでいるそう。

-よく考えられたオフィスのデザインなんですね!

河野さん  

はい。真ん中にバーカウンターを置いたり、フリースペースをつくったり、いろいろな人が交流できる場所を考えてデザインしてます。このフリースペースは赴任してすぐに手がけたのですが、次は端っこに人工芝をひいてみんなでゲームができるスペースや、ソファでボックス席をつくる予定です!

-楽しそうですね! やはり日本と違ってベトナムで物品の手配とか大変なことはあるんですか?

河野さん  

ありますよ! 物品が約束していた日時に届かないことは多いし、壁紙や床の色なんかはサンプルと全く違うということもあります。日本だったらありえないですよね(笑)。

-でも、やりがいはありそうですね!

河野さん  

そうですね。学生の頃は建築インテリアの勉強をしていたんですけど、新卒で『リクルート』に入りました。そのあと、ニューヨークで半年間営業として働きました。それで『リクルート』では、マネジメントについて考える機会があったんです。「どうしたら社員が100%のパフォーマンスを出せるのか」と考えたら、オフィスや会社の環境で変わっていくんじゃないかと思うようになり、大学で勉強していたこととつながりました。

-なるほど。では、河野さん手がけているこのオフィスはどんな場所ですか?

河野さん  

「チームプレイをする場所」ですね。一人じゃ絶対できないことや生まれないものが、オフィスならチームプレイでできると思っています。

カルチャーがフラットな居場所

東郷 宗徳 ( とうごう むねのり)

フランジア・ベトナムで第一号の営業担当。インバウンド営業としてベトナムのオフィスへ視察や商談に来るクライアントの対応、その他様々な業務を行う。日本の大手銀行に就職して3年間法人営業を務めたのち、1年間バックパッカー&ヒッチハイクで旅をしてフランジアへ入社。

東郷さん  

こんにちは!

-テキサス大学を卒業して、日本の大手銀行へ就職! エリートな経歴ですね。

東郷さん  

銀行員時代は何不自由なかったんですが、ふとそんな環境に疑問を持ってしまって……。なんていうか、もっとワクワクする、楽しいことしたいなと。それで放浪生活を経てフランジアに飛び込みました。フランジアは4年目で800人にまで従業員が増えました。まさにアジアの熱気を感じる場所というか、経済がまだまだこれからも伸びていく国なので、みんな目がキラキラしてこの国に貢献するという気持ちが強いです。毎日刺激を受けています!

-なるほど、かなりおもしろそうですね! 実際にベトナムで働かれてみて、どうですか?

東郷さん  

僕はもともとフランジアの人事担当が友人で、かつ社外からの好評価も聞いていたのですが、実際に入ってみると予想をはるかに超えるいい会社でした(笑)。社内のカルチャーとして人間関係がフラットなので、前職とは雲泥の差。それから、まだまだベンチャーなので社長秘書業務、人事業務、総務関連……など、とにかくいろんなことをやります。ただ、やらされるのではなくて自らやる感覚ですけどね。僕はもともといろんなことに興味を持つタイプですし、仕事もないよりはたくさん抱えている方が好きなので、今の職場はかなりフィットしています。

-オフィスのお気に入りの場所はありますか?

東郷さん  

ベトナムは社会主義なので、やはりトップダウンの国なのですが、社長もフランジアをそういう文化にはしたくないという意向があります。しきりもないし、真ん中にフリースペースがあったり、見た目通りに風通しがいいんですよ。おかげで僕の席の周りの綺麗な女の子ともフラットに話せます!(笑) なので、僕のお気に入りスポットは自分のデスクです!(笑)

-(笑)。とってもいい職場ですね!

オフィスはコミュニケーションの場

杉山 早紀 ( すぎやま さき)

Webサイトやスマートフォンアプリのハード面とソフト面をデザインするUI/UXデザイナー。ディレクター。日本人3名を含む約60名のデザイン部署のチームリーダー。自らデザインをする傍らベトナム人デザイナーの制作・進行 管理を行い、開発チームとも連携を取りながらデザイン業務を進めている。前職は日本のゲーム会社のアートディレクター。

杉山さん  

こんにちは!

-こんにちは! 杉山さんのお気に入りスポットはどちらですか?

杉山さん  

私はミーティンクグルームです。部屋が暗いと、会議の雰囲気も重く堅苦しくなっちゃいますよね。でもフランジアのミーティングルームは全面ガラス張りの窓際に面して、街の景色が見えたり、光がたっぷり入る明るいお部屋なところが好きですね。

-確かに、会議室で打ち合わせと聞くと重い感じになりますよね。ベトナムに来てからどのくらいになりますか?

杉山さん  

ベトナムに来て、フランジアに入社してから1年ちょっとになります。もともと日本ではゲーム会社に勤めていました。海外で仕事をするのは初めてで、英語も得意なわけではないのでドキドキのスタートでしたね。ベトナムのメンバーとは、お互い簡単な英語で手探りしながら会話しています(笑)。

-英語で仕事は大変ですね!

杉山さん  

複雑な内容や専門的な話は通訳の方にサポートしてもらいますが、言語が異なることでのミス・コミュニケーションはどうしても起きてしまいますね。でも、言葉が通じなくてもベトナムのメンバーたちは笑顔で話しかけてくれたり、おやつを分けてくれたりするんです。おかげで言語の壁を感じずに仲よく仕事ができていると思います。

-いいメンバーですね!

杉山さん  

はい! 今はチャットなどリモートで仕事ができる便利なツールもいろいろ揃っていて、業務でも使っていますけど、直接顔を合わせて相手の表情を見ながら話すことが大切だと思っています。オフィスはメンバーのみんなと顔を合わせてコミュニケーションをする場所、って感じですね!

仕事と真剣に向き合える場所

Roman Kinyakin ( ローマン キンヤキン)

ITエンジニアが技術や知識などをシェアするための、ナレッジシェアサービス「Viblo」の開発のテクニカルリーダー。大学を卒業してカザフスタンのIT企業で働いた後、友人がベトナムにいたことでベトナムへ興味を持ち、自らベトナムの求人サイトでフランジアを見つけ、ベトナムで働くことに。別の会社も応募していたが、直感的にフランジアに決めたそう。決断力と行動力を併せもつ頼れるテクニカルリーダー。

-カザフスタンから来たんですね。やはりオフィスは変わりますか?

ローマンさん  

カザフスタンにいたときのオフィスはフランジアほど大きくはなかったけど、オープンエリアがあったり、ダイニングスペースがあったり、壁一面がアートボードになっていて、チョークでいろいろ描いたりすることができました。

-すごくおもしろそうなオフィスですね!

ローマンさん  

フランジアのオフィスのいいところは、それぞれデスクはあるけれど、どこでも仕事ができるところです。特にここで働かなくちゃいけないということがなくて、好きなところでリラックスして働けるんです。エンジニアはどうしてもパソコンに向かう時間が多いからそういう場所って必要ですよね。

-リラックスしながら仕事に集中できていいですね。

ローマンさん  

僕はいろいろなことに興味が向いてしまうタイプなんです。フランジアのオフィスに来ると仕事に集中できるんですよ。自然と仕事に集中できる環境が整っていて、僕にとってオフィスとは、自分を仕事と真剣に向き合える場所ですね。

エントランスの左右には靴箱があり、靴を脱いでオフィスに入ります。
開放的なオフィスでは、ベトナム人を中心に800人程の社員が仕事をしています。
超高層ビルからベトナムを一望できる会議室。ここでの会議は開放的な空間ということもあり、和やかなムードで話ができるのだとか。

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