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「社員旅行」を成功させる秘訣とは|おすすめの旅行先や注意点について
社内イベントとして「社員旅行」を実施している会社も多いのではないでしょうか。社員旅行実施に関しては賛否両論ありますが、今回は社内旅行を実施する目的や社員旅行でおすすめの旅行先、注意点などをご紹介していきます。
【社員旅行の目的とは】
■社内コミュニケーションの活性化
最近では、働き方の多様性により社内で顔を合わせる機会が減ってしまった・・。部署が違うとなかなか接点を持つことがない・・。
なんてことがどこの企業でもあります。社内旅行は、部署間の壁を超えて交流できるという点や、話すきっかけにも繋がります。社内旅行の実施は、社内コミュニケーションの活性化になります。
■社員の一体感の醸成
社員旅行を実施する目的として、「社員の一体感の醸成」が挙げられます。社員が一団となってなにかを成し遂げたり、旅行先で同じ時間を共有することで一体感が生まれます。
一体感が生まれることにより、普段の業務でも協力的な雰囲気になるなど、業務効率向上にも繋がります。
■モチベーションの向上
社員旅行を行う目的として、3点目は「モチベーションの向上」です。社員旅行で仕事の疲れを取り、リフレッシュすることで仕事へのモチベーション向上に繋がります。
【社員旅行で国内に行くならば】
社員旅行は休日を使ったり、業務のある平日に実施するため、1週間以上の長期で実施するのは難しいです。社員旅行として最も一般的な期間は、一泊二日~二泊三日での旅行です。
費用としては、一人当たり三万円程度に抑えているところが全体の7割ぐらいになります。昔から良く使われる場所が温泉地です。慰労も兼ねていることから、会社からの移動に時間がかからない程度の有名な温泉地が選ばれているようです。
実際に社員旅行アンケートをとってみると・・・
国内で行く場合の社員旅行の行先でアンケートをとった結果、
1位 沖縄
2位 北海道
3位 温泉地
沖縄や北海道になると費用は5万円程度かかりますが、観光名所として有名な地域であることから世代や性別に関わらず楽しめることが特徴です。会社からの補助で行くことができることから、普段行けないところとして選ばれているようです。
【社員旅行海外おすすめ紹介】
定期的な社員旅行ではなく、報奨旅行が目的の場合は、海外へ行く企業が多いです。社員旅行でも楽しめるおすすめの海外の旅行先をご紹介していきたいと思います。
■ハワイ
社内旅行で海外へ行く場所の定番といえば、やはりハワイです。ハワイは、時を超えた美しさと現代のモダンな贅沢さがミックスしています。伝説のノースショアでサーファーを見学、夜はホノルルで華やかに夜遊び。ハワイ特有のご当地グルメやアクティビティの中からきっとお気に入りが見つかるはず。
ショッピングやマリンスポーツを楽しむことができること、普段の生活とは全く異なる世界が体感できることが人気です。どこに行っても綺麗な景色を見ることができる観光地です。
■タイ
タイといえば、微笑みの国と言われるゆえんの優しい人たち。親日的な人も多い。食べ物はバラエティ豊かで美味しいです。物価も安く、世界遺産など見どころも多いのも特徴です。
現地での物価も日本ほど高くないためいろいろなものが楽しめます。プーケットなどのリゾートもあり、広い層が楽しめる観光地です。
■台湾
もう一つアジア圏で人気が高いのが台湾です。こちらも親日国で安心して観光することができます。観光スポットも多数あり、それぞれがあまり離れていないため移動に時間がかからないと言うメリットがあります。
台湾名物の夜市もあるので宴会の後に希望者だけで集まって楽しむこともできます。日本語も通じるところが多いので海外が苦手な人も比較的馴染みやすい地域です。
【社員旅行の事前準備の重要性】
社員旅行の目的としては、先ほども述べたように3点あります。
・社内コミュニケーションの活性化
・社員の一体感の醸成
・モチベーションの向上
この3点の目的を達成するためにも、事前準備が必要です。
■社員旅行の事前準備について
1)「旅行のしおり」の作成をする
何よりも旅行がスムーズに進行できるようにしおりの作成はかかせません。
2)旅行はグループ行動をメインとする
様々な部署のから成るグループを事前に決めておくことで、同じ部署同士でのかたまりがなくなり、チーム対抗でのイベントなどを行うことでさらに社内コミュケーションの活性化になるでしょう。
3)チーム対抗のイベントを企画する
先ほどのチーム対抗で取り組むイベントをいくつか企画することをおすすめします。例えば、自由に行動できる時間を与えてグループであまり知られていない地元の有名な特産品を探してくることを指示して、その結果をグループごとに発表してもらいます。
できるだけ結果に差がつくようなイベントを行って、競争意識を少し持たせることがポイントです。みんなで一つのことに夢中になって、いろいろな部署の社員がその特色を活かして目標を達成することが、仕事ではなく組織を実感できる良い機会になります。
【社員旅行のしおり作成マニュアル】
先ほどの事前準備でもありましたが、「しおりの作成」は、社員旅行がスムーズに進行するためには不可欠です。進行する側にとっても、しおりがあることですべてをアナウンスする必要がなくなったり、自分たちも次にやることが明確であるため、スムーズな進行が行えます。
また、参加する側にとっても、持ち物でのトラブルがなくなったり、1日の流れが分かるので、1日の動きもスムーズにできます。
■社員旅行のしおり作成時の注意点について
〈しおりに載せる内容について〉
・表紙
・社員旅行の日程表
・挨拶文
・持ち物リスト
・観光マップや観光情報
・緊急連絡先
しおりには、「表紙、日程表、挨拶文、持ち物リスト、観光情報、緊急連絡先」を載せると良いでしょう。また、全チームのメンバーや部屋割り、乗り物の席順なども載せておくとさらにスムーズな進行ができます。
スケジュールに関しては、なるべく細かく記載します。何時から何時までどこにいて何をやるのか、自由行動があるなら集合場所と集合時間を記載します。細かく書くことで、万が一逸れた場合でも、どこに移動しているかがわかるので安心です。
特に飛行機を使うような場合は、待ち合わせ場所の地図があると便利です。どこだかわからなくて遅れたと言うことがあっては搭乗できないおそれもあります。
そのほかトラブルが起きた時の対処方法も書いておくと安心です。アレルギーなどの注意が必要な場合があるので、提供される食事についても大まかに記載しておいて事前に連絡してもらえるようにしておくと現地で慌てることが少なくなります。
最後に
今回は社員旅行についてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。社内コミュニケーションの活性化やリフレッシュ効果、さらには社員のモチベーション向上にも繋がります。
事前準備の大変さなどはありますが、ルールをしっかり守り、みんなで協力することで、様々なメリットをもたらすものでもあると思います。