- オフィスインタビュー
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メンバーがフラットにイキイキ働ける、アトラエのオフィス
株式会社アトラエは、「世界中の人々を魅了する会社を創る」というビジョンを掲げ3つのピープルテック(人の可能性を拡げる)事業を展開している会社です。
麻布十番に位置するオフィスには、世界中の人々を魅了する会社を創るためにどんな工夫がなされているのでしょうか?早速見ていきましょう!
早稲田大学卒業 2015年新卒入社。未経験デザイナーとして入社後、新規事業(yenta)のデザインをたった一人でやり遂げ、現在もyentaデザイナーとして貢献中!
関西学院大学卒業予定 2020年入社予定。
現在はインターンとして、アトラエの新卒採用プロジェクトにて貢献中!
目次
3つの「ピープルテック(People+Tech)事業」を展開
ameri
早速、アトラエが展開している事業を教えてください!
藤原さん
成功報酬型求人メディア「Green(グリーン)」、完全審査制AIビジネスマッチングアプリ「yenta(イェンタ)」、組織改善プラットフォーム「wevox(ウィボックス)」という3つのPeople Tech(ピープルテック)事業を展開しています。
ameri
ピープルテック……ですか?
藤原さん
ピープルテックとは、People(人)とTech(テクノロジー)を掛け合わせた造語で、テクノロジーを使って人の可能性を拡げることを指しています。
もともとは「HR Tech事業」として展開していたのですが、現在は「People Tech事業」へと変えています。
ameri
どうしてHR Techから変化したのでしょうか?
藤原さん
弊社が目指している姿を考えたときに、HR TechよりもPeople Techの方がしっくりくるよね、となったからです。
HR Techとは、みなさんご存知だとは思いますが、HR(Human Resources)とTechnologyを掛けた言葉です。これはIT技術を活用し、採用や人材育成などの人事関連業務を行うことを指していますが、なんだか無機質というか……ちょっとワクワクしないですよね。
弊社は「世界中の人々を魅了する会社を創る」ことを目指している会社です。そのため、アトラエに関わるすべての人がイキイキと働けるようなサービスを提供したいと考えていました。
人や組織の可能性を拡げ、みんなが良い方向に変わるサポートをしたいとの思いから、HR(Human Resources)ではなく、People(人)にフォーカスした事業でありたいと、このようにお伝えするようになりました。
ameri
どのようなサポートをされているのでしょうか?
藤原さん
Greenは、業界に先駆けて成功報酬型を導入した転職メディアでして、採用の入り口にアプローチしています。
企業と人が巡り合って入社したその先に対してアプローチしているのが、wevoxです。wevoxは組織の状態を可視化し、組織改善のサイクルを生み出すサービスです。主に離職防止や生産性の向上に役立つものです。
平根さん
どのサービスも「人の可能性を拡げる」面では同じですが……
私がデザイナーとして携わっているyentaは、他2つが採用と組織改善という企業側にアプローチしているのに対し、ビジネスパーソン個人の可能性を拡げるツールです。
ameri
個人ですか?
平根さん
はい。yentaは、ビジネスパーソン同士がマッチングすることで、副業を見つけたり、出資先を見つけたり、新たな知見を得られたりするサービスです。
ameri
働くうえで大切にしている思いはありますか?
藤原さん
「個々が自分らしい価値観に沿って生き、家族や親友など大切な人に誇れる会社であり続ける」という思いは大切にしています。
「相手のためにならない」と思うサービスを続けるのは、ビジネスのあり方としてはきっと違いますよね。人としても会社としても「誇れるかどうか」は僕にとって大きな軸になっていると思います。
働きやすさやコミュニケーションの取りやすさを意識。西海岸風のオフィス
ameri
オフィスのテーマは何でしょうか?
平根さん
全体の雰囲気は、「西海岸風」でまとめられています。
藤原さん
意欲あるメンバーが無駄なストレスなくイキイキと働き続けられることを大切にしている会社なので、できる限り社員が働きやすいようにオフィス空間にもこだわっています。
ameri
詳しくご紹介お願いいたします!
「アトラエバー」も開催中!カフェ&バーのあるフリースペース
アトラエのオフィスは、麻布十番日新ビルの2階と4階。2階が来客スペース、6階が執務エリアと分かれています。
まずは2階から案内してもらいました。
ameri
ここはどのようなスペースですか?
藤原さん
フリースペースですね。気分転換に2階に降りてきて作業をしているメンバーもいますし、今回のように取材時に活用することも多いです。
▲奥にはイベントや作業に使えるフリースペースも!
ameri
こちらはバーカウンターですか?
平根さん
はい。週に1回の「アトラエバー」にも活用されている場所です。
ameri
アトラエバーとは……?
平根さん
アトラエバーとは、アトラエに興味を持ってくださっている方など外部の方々をお招きしている交流の場です。軽いおつまみやお酒・ソフトドリンクを用意し、社外の方にも来ていただけるようにオープンにしています。
ameri
週1で開催されているとはかなり頻繁ですね!アトラエバーには誰でも参加できるのでしょうか?
平根さん
特に決まりはないのですが、社員が繋がりのある方を、それぞれに招くことが多いですね。
▲実際の「アトラエバー」の様子
平根さん
またアトラエバーは、社外の方との交流だけではなく、社内のコミュニケーションにも役立っているんですよ。他チームの人とも普段は話せないこともゆっくり話せるいい機会になっています。
▲フリースペースの壁にはメンバーのメッセージがぎっしり。
フラットで働きやすい執務エリア
続いて、6階の執務エリアを紹介していただきました!
ameri
こちらが執務エリアですね。
藤原さん
はい。プロジェクトごとにざっくり分かれておりますが、ひとつの大きな机にエンジニアもビジネスサイドのメンバーも集まっているのが特徴です。
ameri
垣根がない雰囲気ですね。
藤原さん
そうなんです。弊社には「役職がない」んですよ。代表自身も「”社長”はあだ名」なんて言うくらい上司部下という感覚もないですし、社長との独特の距離感もないですね。
ameri
とてもフラットですね!
平根さん
デザイナーも年次がバラバラですが、議論するときは皆フラットです。新しく入ってきたメンバーでも「これは違う」と思うことがあれば意見しやすい環境です。
もちろん、新入社員や経験の浅いメンバーをフォローするのは当たり前ですが、プロダクトをよくするための議論には年次や経験関係なく、全員が積極的な文化です。
ameri
役職を撤廃しているからこそ、よりフラットな状態で議論が行なえそうですね。
平根さん
はい。むしろ「言わないとバリューを体現できていない」と感じるんです。フラットでいい雰囲気だと思っています。
▲アトラエで大切にしているバリュー
フラットさや働きやすさを反映した制度
ameri
アトラエならではの制度や文化はありますか?
藤原さん
「360度評価」は弊社ならではだと思います。
ameri
「360度評価」ですか。
藤原さん
一般的な会社のように上司からの評価ではなく、評価してもらいたい人を自分自身で5人選んで評価してもらう、という制度です。この評価のポイントは、成果ではなく貢献で判断することです。「アトラエを前に進めるためにどれくらい貢献したか」が軸なので、本質的に仕事ができると思います。
平根さん
他にも「サバティカル3」という制度があります。
ameri
どのような制度ですか?
平根さん
勤続3年ごとに1カ月の有給休暇を取得してね、という制度です。
その1カ月間を、長期旅行や海外留学、資格取得、家族との時間など、取得者本人にとって重要で、まとまった時間を要する活動に充ててもらうことで、メンバー全員がこの会社で長期的にイキイキと働き続けられるようにしたい、という考えのもと生まれたものです。
ameri
1カ月ですか……!取得された方はいるのでしょうか?
平根さん
私が所属するyentaのプロジェクトリーダーである岡が取得していましたね!
本人にとっては、人生を豊かにする時間が持てる良い機会ですし、チームにとっても、業務の属人化を防げるという効果も感じました。
ameri
どういうことでしょう?
平根さん
プロジェクトリーダーというみんなに頼りにされているメンバーが、長期間不在になることで、その人にどれだけ頼っていたのかをみんなが気づく良いきっかけになりましたね。
その人がいない間にも、チーム全体でしっかり業務を回せるように、メンバーそれぞれが自分の仕事を効率化し、仕組みを変えられたのはよかったと思います。
ameri
最後に、今後のオフィスのあり方についての考えを聞かせてください!
平根さん
私は、弊社オフィスの、バースペースなどのみんながふらっと集まって雑談ができるスペースがいいなと思っています。
今後オフィスが変容していく中でも、メンバー同士が一体感を感じられるよう、工夫を散りばめたオフィス作りをしていきたいですね。
藤原さん
僕は、オフィスってスタジアムと似ているなと思っているんです。日常とは違った緊張感を持って「やるときはやる」ができる場所って感じですかね。
なので、そういったオンの状態とリラックスしてほっとできるようなオフの状態との行き来ができて、自分のパフォーマンスを最大限発揮できるような空間であり続けてほしいと思っています。
西洋風でまとめられ、とにかくオシャレなアトラエのオフィス。メンバー自身がイキイキと働けていることが、「人の可能性を拡げる事業」を作り出すことに繋がっているのだと感じました!