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社会人でも効率よく勉強する方法とは?忙しい人の効率的な勉強法の紹介
仕事で忙しい毎日でも、資格取得やスキルアップのために勉強をしたいと思っている方は少なくはないのではないでしょうか。実際のところただ「勉強しよう!」と思っていても時間もなかなか取れず、何から始めていいのかわからないことも多々ありますよね。今回は、社会人の方の勉強方法について、ポイントを紹介します。
目次
有効的な勉強方法について
1日のスケジュールを見直してみる
時間がないと思っていても1日の中で無駄な時間というのは意外とあるものです。まずはスケジュールを書き出してみてください。どこかに20分でも30分でも「あれ、この時間何してたんだろう…」と思う時間帯はありませんか?何もせずにリラックスして過ごす時間も大切です。
毎日頑張って仕事をしているのですからそんな時間があっても構わないのですが、勉強すると決めた期間だけその時間を勉強に費やしてみてはいかがでしょうか。
朝活を取り入れる
社会人で勉強時間を確保するのであれば、朝早起きして活動する「朝活」がおすすめです。
いつもよりも1時間ほど早く起きて勉強をしてみてください。これが意外と、いいサイクルを生み出してくれます。
朝1時間も勉強すると、「やったぞ!」という気分になり、いつもよりもモチベーションが上がります。さらに、1時間早く起きて頭を動かしている分、会社での仕事のスタートダッシュもスムーズに切れ、仕事が効率的に進むという効果も朝活のうれしいところです。
早く帰ることができれば、その分早く眠りにつくことができ、次の日スッキリ朝早く起きることができる、このサイクルが勉強時間の確保と同時に、仕事の効率化というとてもうれしい効果をもたらしてくれるのです。
通勤時間に勉強をする
電車やバスで通勤している人には、通勤中の時間もおすすめです。朝の通勤電車やバスの中では、何もしないで過ごしているなんて人も多いのではないでしょうか?
その時間に参考書を読んでみてください。10分過去問を繰り返し解き続けるだけでも、行きと帰りを毎日繰り返していたらやっていないのとは大きな差が出てきます。
もし満員電車などで参考書を開く余裕がないという場合は、予備校の音声などを携帯に入れてイヤホンで聞くというのもおすすめです。
社会人にとってベストな勉強方法とは
具体的にどのような勉強方法が効率的でしょうか。時間のない社会人でも効率的に勉強ができる勉強方法のポイントをご紹介します。
アウトプットを心がける
勉強してインプットした内容はそのままで終わりにするのではなく、アウトプットしましょう。参考書を読んで満足、英語のリスニングを聞いて満足では勉強の効果は出ません。その内容を誰かに説明したり、勉強した内容を書いてまとめるといったように勉強した内容は外に出しましょう。
手で書くまたは口に出す
これも一種のアウトプットの方法ですが、黙々とやっているだけでは覚えたつもりでいても、覚えきれていないことが多々あります。勉強は頭だけでなく身体をつかって覚えるようにしましょう。
文字にして自己流の言葉でノートに書く、口に出して読むなどの身体を使ったアウトプットはより脳内に残りやすく、暗記がしやすくなります。
ちょっとしたスキマ時間は、「おさらい」の時間に
社会人は学生に比べてスキマ時間が増えたという人が多いのではないでしょうか。通勤時間もそうですが、取引先へ訪問した帰り道、セミナーの待ち時間、ランチタイムなど。そういった時間も無駄にせずに勉強時間として有効的に使いましょう。
勉強におすすめの場所
図書館
図書館はお金もかからず、静かで勉強するには最適な場所と言えるでしょう。さらに、最近はインターネットやWi-Fiなどの環境が充実している図書館も増えています。ただし、図書館によっては「自習はお断り」というところもありますので、事前に調べてから行くのが良いでしょう。
喫茶店やカフェ
喫茶店やカフェも勉強におすすめです。喫茶店やカフェは駅の近くにも多いため、待ち合わせ前や出勤前にも勉強することができます。また、少し勉強に疲れたら飲み物や食べ物を買って気分転換したりと勉強にメリハリをつけやすい場所です。
有料の自習室
社会人にとって有料の自習室はとてもおすすめです。無線LANや電源などは全て完備されていますし、無料ドリンクコーナーがある自習室もあります。
効率よく勉強するための4つのポイント
社会人として仕事をして、勉強もするのであれば効率良く勉強することが重要となってきますよね。続いては効率よく勉強する5つのポイントを紹介します。
①学習計画を立てる
試験日まで何日あるのか、何を勉強しなければならないのか、勉強できる時間はどれぐらいあるのか、逆算して学習計画を立てることをおすすめします。
そうすると今やらなければならないこと、勉強できる日数などか管理しやすくなります。やることが決まれば、悩む時間もなくなり、効率よく勉強を行うことができます。時期ごとにtodoリストを作ったりするのも良いでしょう。
②挑戦する資格試験を徹底分析する
試験を知ることが、勉強の始まりです。過去問からの出題率はどれくらいか、毎年違う問題が出る傾向にあるのか、どんな出題形式なのか、合格率や合格者の平均勉強時間はどれくらいなのかといったことを徹底的に調べ上げましょう。
ほかの人が100時間かけて受かった試験に、あなたが10時間で受かるはずがありません。しっかりとその資格試験を調べ、それに合った対策を練るようにしましょう。
③参考書を単元ごとに切って持ち歩く
社会人の特性として、スキマ時間を使わざるを得ないことから、参考書は常に持ち歩いておきたいものです。しかし、分厚い参考書だと持ち歩くのも大変でしまいには参考書を開くこと自体が億劫になってしまいかねません。参考書は、買ってその日に単元ごとに切り離して持ち歩くのをおすすめします。
④睡眠時間を削らない
勉強時間の確保のためと思っても、決して睡眠時間を削ってはいけません。睡眠不足は健康にも悪影響ですし、睡眠不足の状態では勉強どころか仕事もはかどらず、悪循環をたどることになってしまいます。朝活をする場合は夜早めに寝るなど、睡眠時間を減らさない工夫を心がけましょう。
最後に
社会人の勉強時間について、いかがでしたでしょうか?社会人として働きながら資格試験に臨むというのは、勉強できる時間も限られているため、簡単ではありません。しかし、だからこそ、「今回で絶対に合格する!」という心持ちで挑むようにしましょう。