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オフィスインタビュー オフィスツアー
vol.294 株式会社LayerX

AIカンパニーらしさを体現したオフィスを。LayerXが作った「出社したくなるオフィス」見学ツアー

layerx

AI SaaS「バクラク」事業を始め、すべての経済活動のデジタル化に取り組む株式会社LayerX。2024年5月、「出社したくなるオフィス」をテーマにした東銀座の新オフィスに移転しました。

オフィスづくりへのこだわりについて、プロジェクトメンバーを務めた篠嵜さん、千葉さんにお話を伺いました。

篠嵜 洸
インタビュー
篠嵜 洸
株式会社LayerX コーポレートエンジニアリング室 IT基盤グループ マネージャー

2023年6月入社。入社以来コーポレートエンジニアリング領域を担当。好きなプロダクトをつくっている会社にいる人を支えるのが好き。

千葉 百枝
インタビュー
千葉 百枝
株式会社LayerX コーポレート本部 Communication部 デザイナー

2021年8月入社。バクラク事業のコミュニケーションデザインを経て、現在はコーポレートブランディング全般のデザインを担当。アウターブランディング、インナーブランディングにおける体験づくりやデザイン表現を行っている。その人、その組織にしか存在しえない思いと熱量をかたちにして、手ざわりを感じられるようにする仕事が好き。

出社した社員のパフォーマンスが上がるオフィスづくりを

卯岡(IBASHO.ライター) :

まずは御社についてご紹介いただけますか?

千葉さん :

弊社は3つの事業を展開していまして、その全てにAIの力を活用している、AIカンパニーです。バックオフィスの生産性向上を実現するAI SaaSバクラクを提供するバクラク事業部、エンタープライズ向けAIプラットフォーム Ai Workforceを提供しているAI・LLM事業部、デジタル証券によるオルタナティブ投資を民主化するFintech事業部の3つの事業部に分かれています。2018年8月1日に設立した会社で、2025年で7周年になります。

卯岡 :

おふたりはふだん、どういったお仕事をされていらっしゃるんですか?

篠嵜さん :

私はコーポレートエンジニアリング室という、いわゆる情報システム部門に所属しています。LayerXは私にとって3社目なのですが、これまでも情報システム部門にずっと携わってきまして、前職でもオフィス移転や拠点の立ち上げ経験があります。こちらのオフィスへの移転でも、これまでの経験を活かして電気、情報インフラに関わるものを担当しました。

卯岡 :

たとえば、どんなことをされましたか?

篠嵜さん :

会議室の予約システムの導入や、出社でもリモートでも同じように仕事ができるような環境の構築などですね。コーポレートエンジニアリング室の人間がいなくても問題なくシステム関係の操作ができるよう、事前に配線部分などもしっかり検討しました。このオフィスにはイベントスペースがあるのですが、照明の調整やモニターへの投影などを誰でもできるようにしておきたかったんですよ。我々がやらないとできないという状態では、気軽にイベントが開けませんし、我々もイベントがあるたび出社せざるを得なくなってしまいますし。

こうしたことができたのは、移転プロジェクト開始当初から関われたからです。前職では、移転プロジェクトの後半になってIT周辺の話がやってくる流れだったんですよ。初期から関われることで、配線の提案や予算回りの調整がしやすかったなと思います。

卯岡 :

最後の最後に「お願いします」と言われる場合、すでに予算面でやれることが限られているなんてことがありそうですもんね。千葉さんはいかがですか?

千葉さん :

私はコミュニケーション部という、一般的に広報といわれる部署に属しています。その中にブランドコミュニケーションチームというものがあり、会社のブランディングを担っています。ブランディングには、社外向けのアウターブランディングと呼ばれるものと、従業員満足度に関わるインナーブランディングとがありまして、私はその両方を担当しています。そのうちのひとつとして、オフィスプロジェクトに関わったという形ですね。

卯岡 :

これまでもブランディングに携わる立場からオフィス構築に関わられてきたのでしょうか。

千葉さん :

キャリアとして1番長いのはUIデザインですね。立体のデザインでここまで本格的なものはほぼ今回が初めてでした。

卯岡 :

移転プロジェクトチームの人数はどれぐらいでしたか?

篠嵜さん :

主に3名です。私と千葉に加えて、予算管理をしてくれた人が1名います。

卯岡 :

先ほど、篠嵜さんから「出社でもリモートでも」というお話がありましたが、御社の働き方はハイブリッドワークということでしょうか。

篠嵜さん :

コロナ禍からフルリモートフルフレックスになりました。

千葉さん :

コロナ禍を機に出社が原則ではなくなり、「自分が1番パフォーマンスを出せる環境を自分で選ぶ」というカルチャーのもと、オフィスを運用しています。そのため、リモート100%が1番パフォーマンスが出るというのであれば、出社しなくても良いという方針です。業務内容によっては出社も必要ですが、そこも含めて自分でコントロールすると。

ただ、オフィスに来るほうがパフォーマンスが上がるという人に対しては、なるべくその人のパーソナリティに合った環境を用意しておきたいという考え方をしているため、オフィスにもきちんと投資して作ろうということで、今回のオフィスができました。たとえば、いろいろな種類の椅子を用意していたり、集中するために奥まったエリアがあったりしています。

篠嵜さん :

コロナ禍を経て、弊社はトータルで2回移転をしているんです。前のオフィスは、いわゆるセットアップオフィスで、そこから特に手を加えずに利用していたため、「出社できる場所がある。」という状況で、「出社したくなるオフィス」からは遠い状態でした。

一昨年に社員の考えを聞いたところ、「オフィスに来たほうがいい」と考えている社員が増えていることがわかったのが転機になりました。加えて、ここ数年で社員数が3、4倍に急増し、社員の多様性が広がったんですよね。そういう変化があり、会社の経営状況も踏まえて検討した結果、社員が働きやすいオフィスづくりに舵を切ったという背景もあります。

千葉さん :

立派なオフィスを構えていらっしゃるエンタープライズ企業から転職してきた社員からも、「前職に見劣りしないオフィス」「使いやすいオフィス」だと言っていただいています。

卯岡 :

それはうれしいですね!ただ、今回のオフィスは居抜きとお聞きしています。居抜き物件を選んだ理由は何だったのでしょうか。

千葉さん :

一言で言ってしまえばコストパフォーマンスに優れていたからですね。何もないところからすべてを作り上げるより、そのまま使える場所はそのまま使い、コストを掛けたいところに投資するのがコストメリットがあるのではと考えました。

篠嵜さん :

5、6階の2フロアが弊社オフィスなのですが、6階が居抜きで、5階はスケルトンで作ったんです。居抜きで入ったのは執務エリアですね。執務エリアはオーソドックスなオフィスで事足りるため、リフォーム的な頭の使い方で対応できました。

千葉さん :

6階は多くの機能をそのまま残しました。フォンブースの導入や会議室の追加、家具の購入くらいでしたね。

卯岡 :

確かに、必要なものが揃っていれば執務室として運用できますね。居抜き物件への移転ですと、前テナント企業とのやり取りも発生しますが、そこの手間は問題なかったですか?

篠嵜さん :

すでに関係のある会社だったので、特に問題はなかったですね。かなり柔軟に対応してくださり、コミュニケーションが取りやすくありがたかったです。

千葉さん :

壁を残す、装飾を外すといった細かいやり取りがあったことから、あるはずの壁が実際にないことが後半になってわかり、急いで作ってもらうといったハプニングがあったくらいですね。難しい施工をしていただき、感謝しかないです。

卯岡 :

電源設備に関してはいかがですか?やはり、こちらはゼロからできる5階のほうがやりやすかったのでしょうか。

篠嵜さん :

そうですね。6階はほぼそのまま使いました。壁の配線などは、穴を開けたら退去時に戻さなければならないため、簡易的にできる方法を提案していただきました。

卯岡 :

では、そんなオフィスを見学させていただきたいと思います!

「出社したくなる」LayerXのオフィス見学ツアー

コンセプトは「出社したくなるオフィス」。早速、LayerXのオフィスを見学させていただきました。

「自社らしさ」が詰まったエントランス

提供写真
篠嵜さん :

エントランスでは、来客の方が写真を撮ってくださっている姿がよく見られます。

卯岡 :

社名がそれぞれ動かせる仕様になっているのが遊び心があっていいですね。

千葉さん :

ご覧の通り、簡単に持ち上げられるんですよ。撮ったお写真をSNSで上げていただける回数も増えてうれしいです!

篠嵜さん :

5階はいらっしゃる方に「すごい!」と言っていただけることが多く、オフィスづくりに関わった者としてうれしく思っています。

提供写真:画像向かって左が自動ドア
千葉さん :

エントランスの入口は自動ドアなんですが、これも実はこだわって入れたものなんです。工事が発生するのでどうしても普通のドアよりはコストがかかってしまうのですが、「テックな雰囲気のオフィス」にするためには何としても入れたいなと。

篠嵜さん :

行動指針の「Bet Technology」を表現したかったんです。(注釈: 2025年4月から「Bet AI」にアップデート)コンペではいろいろな案が出てきたのですが、実用性に乏しく、実用性と雰囲気を演出できる観点から自動ドアと言う選択を行いました。

篠嵜さん :

天井も会社らしさが表現されている部分ですね。

千葉さん :

ライトもLayerXらしくなるように配置してもらったんです。

卯岡 :

なるほど…! 聞かないとわからない細かなこだわりが詰め込まれているんですね。

篠嵜さん :

エントランスが特に会社らしさが表現されているエリアだと思います。

千葉さん :

一昨年の8月にリブランディングをしたのですが、タイミングよくこのオフィスに最新のブランディングを反映できたんです。

提供写真:自動ドアから入ってすぐのエリア

週5日開催されることも!大活躍のイベントスペース

篠嵜さん :

こちらがイベントスペースです。

卯岡 :

広いですね!

篠嵜さん :

他社さんとの合同イベントも含め、開催回数が増えました。

篠嵜さん :

こちらが先ほど少しお話したものですね。iPadでスクリーンや音響関係の調整をできるようにしたので、我々がいなくても問題なくイベントを開けるんですよ。

卯岡 :

これならシステム関係に詳しくない方でも使えそうです。

篠嵜さん :

2、3回、講習を行い、Notionにマニュアルを用意しておいたのですが、講習参加メンバーが使いやすいようにNotionを適宜更新してくれています。キャッチアップできるメンバーが多いことも幸いし、問題なく使ってもらえています。頻繁に呼ばれることがないのは私たちの負担が減るという利点がありますが、そもそもイベントを開くたびに私たちを呼ばなければならないとなると、イベント開催のハードルが上がってしまうと思うんですよね。

卯岡 :

「わざわざ申し訳ない」と躊躇してしまう方もいらっしゃいそうです。

篠嵜さん :

そうなんです。以前のオフィスでは呼ばれることが頻繁にあったので、それがイベント開催のハードルになっているのは良くないなと。こうした過去の経験も踏まえて、どの社員でも使える仕組みを整えました。イベントがないときには業務後の社員が懇親会を開いている日もあり、いい場所を整えられたなと思っています。

千葉さん :

他社様のオフィスやレンタルイベントスペースなど、いろいろなところでイベントを開催されている方からも「使いやすい」「気が利く」というお言葉をいただくことがあり、とても嬉しかったですね。イベントは夜に開催されることが多いのですが、週5で予約が埋まっていることもあるんですよ。

卯岡 :

それだけ活用されているのは作った甲斐がありますね!

ちょっとしたコミュニケーションが取れるカウンタースペースも
卯岡 :

こちらはなんだか変わった間仕切りですね。

篠嵜さん :

これはオリジナルで作ってもらったものなんですよ。イベントスペースでイベントが開かれているとき、イベントスペースとオープンスペースをゆるく仕切るために設置しています。これは角度に秘密があるんです。

篠嵜さん :

まっすぐ見ると向こう側が見えるんですが……

篠嵜さん :

斜めになると、視線がゆるくさえぎられるんですよ。

卯岡 :

おお!この間仕切りだと圧迫感も少なくていいですね。

篠嵜さん :

間仕切りを動かしたとき、あとで元通りの場所に誰でも戻せるよう、床面にバミリも施しました。

卯岡 :

現状を維持するハードルが下がりますね。

千葉さん :

5階のものは、基本的にすべて動かせるようにしているのも特徴なんです。10人以上が掛けられる大きなテーブル2つも、施工会社様にお願いして動かせるようにしていただきました。

提供写真:オープンスペースからイベントスペースを臨んだ様子

誰でも使えるシステムを用意。会議室

千葉さん :

会議室はガラス張りになっていまして、中からカーテンで閉められるようになっています。

千葉さん :

カルチャーにもある「透明性」を表現するため、運用的には開けておきたいところなのですが、重要な会議が行われたあとは、閉められてしまっていることが多いですね(笑)。こういったオペレーションの部分も、もっと改善していきたいです。

提供写真:各会議室のカーテンが開いている状態がこちら。明るい印象を受けます
提供写真
卯岡 :

会議室の使用度はいかがですか?

篠嵜さん :

以前は8室程度だったところ、ほぼ倍になったので対応できていますね。6階にはフォンブースの森がありまして、ひとりで使いたい需要はそちらでまかなえています。フォンブースも20から50くらいに増やしました。

卯岡 :

「フォンブースの森」という名前が気になります。

千葉さん :

あとでご案内しますね。

居抜きをベースに整えた執務エリア

卯岡 :

執務エリアにも、ちょっとしたフリースペースがあるんですね。

千葉さん :

こちらは特にいじらず、ほぼ居抜きのまま使っているエリアですね。お昼の時間になると、社内のメンバーがここでお弁当を食べたりしています。

卯岡 :

席数については、どのように見積もったのでしょうか。

篠嵜さん :

社員数のうち、常時出社する割合を3〜4割と計算して算出しました。そのため、100%出社されてしまうと入れないです(笑)。すでに2、3回は社員総会を開催していますが、ここからさらに社員が増えた際にどうするのかが、今の時点で想定されている課題ですね。

卯岡 :

全員出社を想定されていないということは、席はフリーアドレスですか?

篠嵜さん :

デスクと椅子が並んでいる「ザ・執務エリア」はグループアドレスで、オープンスペースは完全フリーアドレスとして運用しています。

卯岡 :

居抜きベースということですが、何かこだわったところはありますか?

篠嵜さん :

すべての席にアームでモニターを設置し、どの席に座っても同じモニターで仕事ができるようにしたのがひとつ。あとはUCB Type-C、1本で充電できるようにしたことで、「充電器を忘れた」「電源を貸してください」といったコミュニケーションをゼロにしました。

これらは、前のオフィスで過ごすなかで見えてきた課題を解消するための策ですね。「とりあえず新オフィスを作りました」ではなく、想像されうる課題のもう一段先まで考え、「こうありたいよね」という理想の実現に向けて試行錯誤を重ねました。移転前に机を試しに1台買い、穴を開けてみて「どう?」と社員に試してもらったりもしましたね。ショールームにもいくつか足を運びました。

卯岡 :

新たに買ったデスクもあるんですね。

篠嵜さん :

そうですね。前テナント企業に残してもらえたものは少数だったため、ブロックに分け、残してもらったデスクのブロック、移転を機に新たに揃えたブロックがあるという感じです。

千葉さん :

移転前には専用Notionを作り、社員からリクエストも募ったんですよ。今のオフィスで残したいところと「こうしたい」というドリームとを書いてもらい、いいねも押せるようにして、客観的にニーズの高いものがわかるようにしました。もちろん、残念ながら却下したものもあるのですが…。

卯岡 :

採用された案、却下された案、それぞれについて伺いたいです。

篠嵜さん :

採用された一例はスタンディングデスクですね。却下したのは筋トレマシーンです。

千葉さん :

代表からの要望でした(笑)。

卯岡 :

代表の希望であっても、通らないことがあるんですね。

千葉さん :

健康意識が高いのは素敵だなと思うのですが(笑)。どうしても男性的なイメージになってしまったり、エリアも必要なので、なるべく多くの席数を確保したかったため、今回は見送らせてもらっています。引き続き熱い要望をいただくので、いつかそういう運動ができるアトラクションをブランド体験から設計して、オフィスデザインに自然と取り込む形で作れると良いなとは思っています。例えばお子さんが遊びに来れるオフィスで、雲梯があるとかですね。ちなみに他社様のオフィスにお邪魔して、運動系のエリアはあまり使われていないというファクトを集めた上での意思決定です(笑)。

千葉さん :

こちらが、先ほどお話した「フォンブースの森」です。

卯岡 :

かなりの数がありますね!

千葉さん :

使いたいときにすぐ使えるようになりました!

卯岡 :

社員の皆さんからの反響はいかがですか?

千葉さん :

机や周辺機器の環境が統一されているので「フリーアドレスでも支障なく仕事がすぐできる」とか、「気分転換ができて良い」、「椅子が快適」といった声をいただいてます。フォンブースの増設により、「わざわざオフィスに来たのに会議ができる場所がない」といったことがなくなったとも聞いています。

篠嵜さん :

以前のオフィスは一部の事業部が別フロアだったり、エンジニアと営業とで同一事業部でもフロアが分かれてしまったりしていたのですが、移転後はワンフロアになったため、コミュニケーションが取りやすくなったと個人的には感じています。

千葉さん :

社員からも「気軽にメンバー同士で話せるようになった」という声がありました。

篠嵜さん :

このオフィスは、良くも悪くも「何もない」オフィスだとは思うんです。何かすごいものがあるというよりは、各々が表現したいことを今できる範囲できちんと表現できる場所になっているんじゃないかなと思います。

野望は「多くの企業の参考になるオフィスづくり」

お茶目なシーンも撮影させていただきました!

今回のオフィスについて、「見栄えやデザインの良さと、地に足のついた機能性が両立する、わたしたちLayerXらしいオフィスになりました!」と感想を聞かせてくださった千葉さん。今後について、「順当なレベルアップではなくジャンプアップしたい」とし、次のように意気込みを語ってくださいました。

「非連続な成長を掲げている会社のオフィスとして、まだまだやりたい野望がたくさんあります。『LayerXのオフィス、すごいかも。見に行ってみよう!』と参考にしていただけるようなオフィスが目標です。オフィスからもブランディングに寄与していきたいですね。事業の特性上、テクノロジーが浸透しているオフィスにもしたい。ビル側の設備やセキュリティ上、どうしてもできないことが多々あるのですが、次はできればスマホ一つで入退室、勤怠、オフィスオペレーション全てを叶えられるようなオフィス」にしたいです。

千葉さんの意気込みに対して、「叶えられるようにがんばります(笑)」と応えてくださった篠嵜さん。次の移転は社員数の増加が大前提になるといいます。

「次の移転では、今よりも拡大している事業を、さらに大きくしていく器になれるオフィスを目指したいですね。そのときにならないと明確にはわかりませんが、社会からの会社の見られ方も変わっていく状況にあると思うので、そのときの見られ方に応えられるオフィスづくりを野望として持っていたいと思っています。システム部分については私ががんばるので、千葉さんにはぜひ社会の公器となれるようなオフィスをデザインしていただけることを期待しています(笑)」

提供写真

「家族を連れてこられるオフィスにしたい」「私たちの思想を伝えるショールームや展示等ができるオフィスも魅力。一足飛びにそこまでいかずとも、その過程を楽しめるオフィスを作れるようになったら、私たちとしてもやれることが増えて楽しいんじゃないかと思う」と、夢を口々に語りあってくださったおふたり。最後に、「社員の方たちにも、こうした想いでオフィスづくりに取り組んでいることを知ってもらって、今後のオフィスに期待感を持ってもらえたらうれしい」と締めくくってくださいました。

未来をより良くすることを目指し、非連続な成長を続けるLayerX。そんな成長をしっかりと支える存在として、オフィスもバージョンアップを続けていきます。

取材先

株式会社LayerX

https://layerx.co.jp/ 公式サイト

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