- オフィスインタビュー
-
「誰もが未来を見て成長できる」ーー柔軟な発想力を伸ばすfreeeのオフィスに行ってきた
「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げるfreee株式会社。「クラウド会計ソフト freee」や人事労務ツールの「人事労務 freee」などさまざまなバックオフィス業務をサポートするSaaSサービスを展開しています。
2012年から創業し、今回のオフィス移転は5回目。それでも社員が増え続け、増床しているんだとか。
では、freeeのみなさんは、さらにパワーアップしたオフィスで日々、どのように働いているのでしょうか?
目次
freeeのオフィスがあるのは、五反田駅から徒歩5分のところにある五反田ファーストビル内。現在は4階の半分、6~10階、地下1階がfreeeのオフィスです。
エレベーターで受付がある9階まで上がると、WELCOMEの文字と一緒にfreeeのロゴが書いてあるボードを発見。
矢印の方向へ進むと、ラグジュアリーでシックなウェイティングスペースが…。
ちえみ
壁がガラスになってる!緑もあっておしゃれだな~
辻本さん
開放感を大事にしているので、部屋の壁をガラス張りにしているんですよ。
と、にこやかに出迎えてくれたのは、経営管理本部カルチャー推進チーム マネージャーの辻本さんと、同チームの碇さん。
楽天で法務として楽天市場や楽天トラベル等を担当したのち、2017年8月にfreee入社。
入社のきっかけは、freeeのミッションに深く共感したこと。
freee内ではPRやカルチャーの再定義プロジェクトに関わり、2018年7月からカルチャー推進として人事総務機能を通したカルチャーの浸透、進化を担当。東京大学法学部卒。
SIer企業でプログラミングやヘルプデスクを経験後、バックオフィス業務にキャリアチェンジ。
外資系コンサルティング企業の日本法人にてバックオフィス全般に従事後、freeeに入社。
オフィスマネジメントをメインとして総務業務全般を担当しながら、2018年7月よりカルチャーの浸透、進化にも邁進中。
ちえみ
実は、弊社でもfreee使わせてもらってます!使いやすくていいですよね。いつもありがとうございます。
辻本さん
そうなんですね。ありがとうございます!
ちえみ
あの…。前から気になってたんですけど、freeeってそもそもなんでつばめのロゴなんですか?
辻本さん
よくぞ聞いてくれました!これは、アマツバメをモチーフにしているんですよ。水平飛行で自ら羽ばたいて進む世界最速の鳥なんです!他にも、鳥は自由の象徴でもあるので、「スモールビジネスを世界最速で自由にしていきたい」という思いが込められてつばめになりました。
ちえみ
つばめのロゴには、熱い思いが込められていたんですね。(いい話…)
スモールビジネスが強くてかっこいい社会になるために応援したい!freee新ミッション
▲freee名物、会議室ごとにツバメの名前。
ちえみ
会議室にツバメの名前を付けるなんて、とってもユニークな会社ですね。働き方にも何か特徴があるんですか?
辻本さん
基本的には「みんな会社に来ましょう」というスタイルを持っています。サービスを早く進化させていくためにも、質・量ともに充実したコミュニケーションを取ろうという考えが込められているんです。
ちえみ
たしかに!いい仕事をするうえでコミュニケーションって大切ですもんね。
辻本さん
福利厚生のなかに「オフカツ」があるんですけど、それもコミュニケーションのひとつとして大事にしています。
ちえみ
オフカツ…?部活みたいなものですか?
辻本さん
そうです。最低条件が「3ヵ月に1回以上、5人以上で活動」というゆるい部活制度なんです。ちなみに私は、ボルダリング部なんですよ。
ちえみ
おお!かっこいいですね。freeeでは、他にもみなさんが意識されていることってありますか?
辻本さん
元々は「スモールビジネスに携わるすべての人が、創造的な活動にフォーカスできるよう」をミッションにしていたんですが、2018年7月にアップデートして、「スモールビジネスを、世界の主役に。」を新しいミッションにしました。
ちえみ
なるほど。リニューアルされたきっかけがあったんですか?
辻本さん
人がどんどん増えてきて、第二創業期といえるこのタイミングに、freeeとしてのミッションや今後の目指す世界を見直した結果、「無駄なことをなくす」という消極的アプローチではなく、「スモールビジネスこそが、強くてかっこいい社会」を作ることにフォーカスしようという結論になりました。
▲そんなfreeeのオフィスは開放感抜群!天井を抜くことで高さを出し、広々空間に。ちょうど取材にいった時期がハロウィン間近だったこともあり、ハロウィンの装飾がされていました。
集中の仕方は人それぞれ。自由に好きな場所で自由に働ける!
ちえみ
今のオフィスのこだわりはありますか?
碇さん
「フリーで創造的に活動できる」を実践できるオフィスをコンセプトにしています。
ちえみ
なるほど。「フリーで創造的に活動できる」とのことですが、具体的にどんなオフィスなのでしょうか?
碇さん
自分のデスクで仕事する人もいれば、カフェっぽいスペース、寝ころびながらなど、好きなように仕事ができるスタイルを意識して作っています。
ちえみ
その日、その時の気分で好きな場所を選んでいいんですね。(なんて自由なんだ…)
碇さん
その人が、一番集中できる場所、ヤル気スイッチは人それぞれですから。
ちえみ
ちなみに、お二人が好きな仕事スペースはどこですか?
辻本さん
私は自分の席が地下にあるのですが、そこのライトが落ち着く雰囲気でいい感じなんですよ。
碇さん
私も地下の雰囲気が好きです。なかでも、図書スペースに本棚があってカフェっぽいところがお気に入りですね。そこにいると、家で仕事しているような感じになれるんですよ。
ちえみ
そうなんですね。リラックスした空間で仕事ができるのはいいですね。
どこでも働けそう!フリーに過ごせるオープンスペース
▲存在感のある卓球台。
▲まさに家!ちゃぶ台スペースはみんなの憩いの場。ランチをしたり、夜に鍋を始めたりする社員もいるようです。
▲広っ!と思わず言ってしまったスペースは通称「asobiba」
現在、社員数は300人以上!All Handsという週に一度全員が集まる会などではこの階段に座ることも。ここで仕事をする人もいるそうですよ。
▲好きなドリンクを飲み放題、軽食も食べられるウッドカウンター
碇さん
そういえば!階によって取り扱ってるドリンクの種類も違うんですよ。好きな飲み物を求めてわざわざその階にくる人もいるんです。
ちえみ
そうなんですね!何階になんの飲み物があるか知りたくなりますね。
碇さん
ここに来ることでちょっとした会話が生まれて、社員同士のコミュニケーションを取るきっかけにもなっています。
ちえみ
なるほど。freeeさんは、仕事以外でのコミュニケーションも大事にされているのですね。素敵です。
次ページ一人一人のスペースがゆったりな執務フロア