- オフィスインタビュー
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内装会社ユニオンテックのオフィスは、職人技満点の「最苦戦傑作」
こんにちは、かしみんです。IBASHOでステキなオフィスを紹介するべく、今まで多くの会社に伺ってきたわたし。ある日、ひとつの疑問が浮かびました。それは、「そもそもおしゃれなオフィスをデザインしている内装会社って、どんなオフィスを持っているんだろう?」ということ。
そこで今回は、オフィスや店舗の空間をデザインしている内装会社、ユニオンテック株式会社に行ってきました!果たして、内装会社の内装は…!?
目次
ユニオンテックのオフィスがあるのは、新宿に大きくそびえ立つオペラタワーの40階。エレベーターで上までのぼると、
ユニオンテックのオフィスエントランスがありました!かっ、かなり作り込まれてる…。さすが内装会社のオフィスです。
「こんにちは!」と出迎えてくれたのは、本日オフィスを案内してくれる坂井さん。坂井さんはこのオフィスの設計を担当された方です。
執行役員 設計デザイン事業部 チーフデザイナー
1979年生まれ。福岡出身。九州産業大学工学部建築学科卒業後、Hiroyuki Arima + Urban Fourth 入社。その後、Syplos design社チーフデザイナーを経て現職。2010年、JCDデザインアワード入選。
オフィスを案内していただく前に、コンセプトなどについてお伺いします。
内装会社の内装、コンセプトは「職人企業らしさ」
かしみん
オフィスとは思えないほどステキな空間ですね…!コンセプトを教えてください。
坂井さん
わたしたちは内装を作り出す職人企業なので、「職人企業らしさ」をテーマにしています。
かしみん
職人企業らしさ、ですか?
坂井さん
はい。オフィスには職人さんやお客さんが来てくれることも多く、そういった方々にいかに楽しんでもらえるかを追求しているんです。そのために、職人企業だからこそできる技術をふんだんに取り入れています。
かしみん
オフィスに来た人への一種のおもてなしですね。
職人さんには「職人芸を魅せて感動してもらう」
かしみん
職人さんには、オフィスのどのようなポイントに注目してもらいたいのですか?
坂井さん
床の貼り方や壁の組み立て方といった職人芸が光る部分に注目してもらいたいと思って作りました。職人さん目線で見て、感動するような技術を内装に取り入れているんです。
▲坂井さんの後ろの壁も、木が複雑に組まれていて職人技が光っています!
かしみん
玄人目線だからこそわかるポイントなんですね。
坂井さん
自分の得意分野でクオリティの高い作品を見ると、テンションが上がりませんか?ライターさんだったら、胸に刺さる記事を見たときでしょうか。
かしみん
はい!かなり胸が高鳴ります。
坂井さん
そんな高鳴りを、職人さんに弊社のオフィスで感じてほしいんです。職人さんに、オフィスに散りばめられた職人芸を見て感動してもらう、といった感じですね。
お客さんには「五感を使って空間を楽しんでもらう」
かしみん
一方、お客さんにはどのような職人企業らしさを感じてもらいたいのでしょうか?
坂井さん
職人の技術を生で見ることで、実際の内装をイメージしてもらいたいです。ショールームのようなイメージですね。
かしみん
内装会社の内装、ですもんね。
坂井さん
「この技術をうちの内装にも取り入れたい」と思ってもらえるとうれしいです。そのためにも、オフィスにいることで感じられるワクワク感を大切にしています。
かしみん
ワクワクすれば自社の内装にも取り入れたくなりますもんね。そんなオフィスの案内、お願いします!
坂井さん
では行きましょう!
内装会社ユニオンテックのオフィスにはこだわりがたくさん!
ユニオンテックさんのオフィスには、ありとあらゆるところにこだわりが詰まっていました。本当は全て紹介したいところですが…、論文級の長文になりそうなので、かなり厳選してご紹介していきます!