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オフィスインタビュー
vol.130 トライベック・ストラテジー株式会社

人が主役!個性を尊重し合える環境が整っているトライベック・ストラテジーのオフィス

デジタルを使い、提案からサイト構築、オペレーションまでワンストップで企業の課題を解決しているトライベック・ストラテジー株式会社。
 
そんなトライベック・ストラテジーのオフィスは、目の前の赤坂御所とマッチした、緑豊かでコミュニケーションが取りやすい環境が整っていました。
 
代表の後藤さんとクリエイティブUX部の山口さんにお話を伺ったので、詳しくご紹介します!

 

後藤 洋さん (ごとう・ひろし)
代表取締役社長
慶應義塾大学卒業後、ソフトバンクに入社。その後トライベックの創業メンバーとして、企業のDXを中心にさまざまなプロジェクトに戦略コンサルタントとして従事。昨今は、デジタルマーケティングやブランディングなど、幅広い経験を元に講演や執筆などの活動を多数行っている。現在は、シンクタンク会社やWeb制作会社などを束ねるトライベックグループのCEOを務めている。

 

山口 真穂さん (やまぐち・まほ)
大学では空間デザインを学ぶ。大学卒業後、トライベック・ストラテジーへ入社。クリエイティブUX部に所属、新卒3年目。“デザインの力”で多くの人と人を繋ぎ、生活に寄り添えるデザイナーになりたいと思って日々勉強中。

 

提案からオペレーションまで!ワンストップのデジタルマーケティング支援を実現

 

 

ameri

トライベック・ストラテジーが展開している事業について教えてください!
 

後藤さん

弊社はデジタルマーケティング支援事業を展開しています。
 

ameri

デジタルマーケティング支援ですか……?
 

後藤さん

企業のマーケティング課題に対し、デジタルを使って解決しています。2001年の創業からずっと、デジタルのコンサルティングサービスを提供しています。
 

ameri

具体的にはどのようなサービスを提供しているのでしょう?
 

後藤さん

サイトのリニューアルやアプリの開発など、さまざまです。
 
弊社にはコンサルタントやデザイナー、エンジニアといった多種多様なプロフェッショナルが集まっています。そのため、課題解決に向けて提案からサイト構築、オペレーションまでワンストップでサービスを提供できるのが強みですね。

 

ameri

働くうえでどのような思いを大切にしているのでしょうか?
 

後藤さん

ユーザー視点を忘れないようにすることと、弊社のスローガンである「ひとにやさしく、つなぐデジタルを」という考え方を軸に業務と向き合っています。
 
ユーザーが本当に必要としていることを、デジタルの視点から提供していきたいと思っていますね。

 

社員同士のコミュニケーションを活性化し、個性を尊重し合えるオフィス

 

 

ameri

オフィスのテーマはありますか?
 

後藤さん

「人が主役」とスローガンにもある「やさしさ」がテーマです。
 
リラックスしながら本来のパフォーマンスを発揮してほしいという思いを込め、赤坂御所のグリーンとマッチさせた自然を感じられる内装にしました。

 

ameri

壁紙にもグリーンが描かれていますもんね!
 

後藤さん

そうですね。
 
あとは、人と人とが交錯する環境を作り、コミュニケーションが取りやすいオフィスにすることを意識しています。

 

ameri

具体的にはどのように工夫されているのでしょう?
 

後藤さん

集中できるエリアとオープンエリアを作り、自分の働き方に合わせて選べるようにしています。かつ、オープンエリアの隣にカフェなどのコミュニケーションが活性化するスペースを作りました!
 
他にも、社員同士がお互いのことや仕事について理解しやすいよう、ワンフロアにすることにこだわっています。

 

ameri

なるほど。フロアが違うと関わりにくくなってしまいますもんね。
 
それでは詳しくご紹介お願いします!

 

コミュニケーションを誘発するカフェスペース

 
エントランスを抜けてすぐ目に入ったのが、木目調で落ち着きのあるカフェスペース「.Style Cafe」。
 

 

ameri

おしゃれなカフェスペースですね!
 

後藤さん

ありがとうございます!このカフェは、偶発的なコミュニケーションを発生させることを目的に作りました。
 

ameri

カフェができたことでコミュニケーションは活性化できましたか?
 

後藤さん

そうですね!ふらっと飲み物を取りにきたときに「最近仕事どう?」なんていう会話も起こっています。
 
他にも、夜にはお酒も解禁されるので、お店にいくまででもないけれど飲みたいな……というときにみんな使っています。

 

気分を変えて仕事ができる!フリーアドレススペース

 

 

ameri

こちらがフリーアドレススペースですか?
 

後藤さん

はい!
 
このフリーアドレススペースにはコミュニケーションを活性化するだけではなく、もうひとつこだわりがあるんです。

 

ameri

どんなこだわりですか?
 

後藤さん

「個性を尊重すること」です。
 
みんなそれぞれ個性がありますよね。人によって異なる価値観を尊重するために、好みに合わせて働けるよう、机も椅子もいろいろなタイプを用意したんですよ。

 

▲高さを調節できるスタンディングデスク
 

ameri

気分に合わせて作業をする場所を選べますね!
 

▲打ち合わせにも作業にも使えるファミレス席
 

後藤さん

そうなんですよ。
 

▲椅子のデザインも異なるものをチョイスしているそう!
 

後藤さん

中でもよく使われているのは、赤坂御所を見ながら作業できる席です。
 
普段僕は、フリーアドレススペースに出て積極的に社員に声かけをしていることが多いんです。ある日いつものように声かけをしていたところ、その席で社員が寝ていまして……(笑)。それくらいリラックスできる席で、社員からは人気なんですよね。

 

ameri

落ち着きすぎてしまうんですね(笑)!
 

 

ameri

山口さんから見て、みなさん自由にオフィスを使われていますか?
 

山口さん

そうですね。私はモニターを使う作業が多いので固定席にいることが多いですが、社員が時間帯や仕事の内容によって場所を変えている姿をよく見かけます。
 
この案件はこの人と、この案件はあの人……とその時々で一緒にいたいメンバーが違うので、案件によっても働く場所を変えている人が多くいますよ。

 

会議もオープンな雰囲気で!セミナールーム

 

 

ameri

こちらはどんなエリアですか?
 

後藤さん

会議やイベントで利用しているセミナールームです。
 

ameri

ガラス張りなんですね!
 

後藤さん

はい。会議室をあえてガラス張りにして、中でどんなことが行われているかを透明化しました。
 
新卒説明会もここで開催しているので、説明を受けながら学生にはセミナールーム外の会社の雰囲気を感じ取ってもらえているはずです。

 

ameri

社内の会議もオープンにしているんですか?
 

後藤さん

そうなんです。弊社ではマネージャー会議もオープンです。
 

山口さん

マネージャー会議って厳格でピリピリしていると思ってたんですけど、意外と笑いが起こっているんですよ(笑)。ガラス張りの会議室になってはじめて知りました。
 

後藤さん

ガラス張りにすることで、学生に会社の雰囲気を感じてもらえると同時に、社員同士も同じ目線で見られるようになりましたね。
 

社員から発信してスタートすることも!オリジナルな制度

 

ameri

トライベック・ストラテジーならではの制度はありますか?
 

後藤さん

はい。いくつかあるのでご紹介しますね。
 

気軽に「ありがとう」を伝え合う!「ほめも」

 

 

後藤さん

社員が提案してはじまった「ほめも」という制度があるんです。山口も「ほめも」の運営チームに入っています。
 

ameri

どんな制度ですか?
 

山口さん

いわゆる「サンキューカード」です。カードというとかしこまってしまいそうだったので、付箋に書くくらいの気軽さで書いてほしいという思いを込めて「ほめも=褒める+メモ」と名付けました!
 
面と向かっては照れてしまうけど……という言葉を書いてポストに投函してもらい、私を含む実行委員会がボードに掲示しています。

 

ameri

いつごろからスタートしたんですか?
 

山口さん

今年の3月に幹部に提案して4月からスタートしました。仕事のことからプライベートのことまで、たくさんの人が投函してくれています。
 

ameri

手書きのあたたかさがいいですね!
 

話題のトピックスを発表し合う全社朝礼

 

 

後藤さん

弊社のスタッフは業務委託を含めて160名ほどいるのですが、サテライトオフィスを活用したり外で働いているコンサルタントが多かったりするので、なかなか会社にいないことが多いんです。
 
そこで、月曜の朝にある全社朝礼のときにみんな集まるようにしています。

 

ameri

全社朝礼ではどのようなことを話すんですか?
 

後藤さん

時事問題など、話題のトピックスを発表し合うんです。
 

ameri

発表する人は決まっているんですか?
 

後藤さん

週ごとに発表する担当は変えています。全員が発表できるように担当を決めています。
 

ameri

全員に担当が回ってくるんですね!
 

後藤さん

はい。社員一人ひとりを大切にしたいので、話す機会のない人にも前へ出てもらうようにしているんです。
 
エンジニアやデザイナーなど「人前で話す機会がない職種の社員のこともみんなに知ってもらいたい」「人前で話す訓練をしてもらいたい」という思いからそのように設定しています。

 

ameri

ということは、山口さんもみなさんの前で発表しているんですよね。もう慣れましたか?
 

山口さん

大勢が自分のことだけを見ているので、最初はすごく緊張しました……!まだまだ余裕はないですね(笑)。
 

社員が講師になって研修を行う「Learning.Style(ラーニングドットスタイル)」

 

 

後藤さん

「ラーニング.Style」というセミナールームを使ってラーニングスクールを開催しているのも、弊社ならではだと思います。
 

ameri

ラーニングスクールですか?
 

後藤さん

研修は社外でという企業が多いですが、それを社内で行なっています。
 

ameri

社内に講師がいるんですか?
 

後藤さん

そうなんです。
 
一般的な研修は、どの会社でも共通する内容を行うことがほとんどですよね。「Skype、Outlook、One noteで活用するテレワーク」「トライベックの営業ワークフロー」といった社内独自の研修では、社内の特徴に合わせて研修が行えるので細部にまでこだわれるんですよ。
 
講師をすると会社から講師料をもらえるので、講師をする人にとっても受講する人にとってもいいことだらけなんです。

 

ameri

講師・受講者どちらにもメリットがあるところがいいですね!
 

 
今後は、より世の中に事業を知ってもらうために、この会社とならいいデジタルの解決法が見つかるのではと思ってもらうために、自社のブランド強化に努めるとのこと。
 
また、「デジタルによる無人化が増えてきている中でも、スローガンにあるような『やさしい』サポートを生み出していきたい」とも話してくれました。これからますます発展していくのが楽しみですね!
 

取材先

トライベック・ストラテジー株式会社

https://www.tribeck.jp/ 公式サイト

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