- オフィスインタビュー
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共創できる場になるように。小売業界の新たな一歩はPatheeオフィスから
インテリアやスポーツショップなど、小売店舗をメインに情報を掲載しているお出かけメディア「Pathee(パシー)」。
「友人の誕生日プレゼントを買いたいけれど、近くの雑貨屋さんってどこにあるのか分からない……」。そんな街歩きの悩みを解決してくれるサービスです。
今回は、「Pathee」を運営している、株式会社Patheeのオフィスにやってきました!小売業界をデジタル化するための工夫が盛りだくさん。それでは早速、見ていきましょう。
目次
五反田駅の目の前!Patheeオフィスに訪問
Patheeのオフィスがあるのは、五反田駅から歩いて1分のビル「A-PLACE五反田駅前」の4階。エントランスに行くと、
代表取締役の寺田さん(右)と、マーケティングマネージャーの原嶋さん(左)が出迎えてくれました。
代表取締役・博士(情報理工)・東京大学CSIS客員研究員
博士(情報理工)修了。文部科学省の「電子タグを利用した測位と安全・安心の確保」プロジェクトなども担当し、電子情報通信学会学術奨励賞など受賞。日立製作所では、プロトコル標準化やスマートグリッドなどの研究に従事し、特許執筆など行なった。2012年株式会社Pathee創業(旧株式会社tritrue)。
マーケティングマネージャー
Patheeマーケティングマネージャー。大学卒業後Webディレクション、プロダクトマネージャーを経験。前職で動画制作プラットフォームCrevoの立ち上げを経験。現職ではマーケティングから組織構築、広報まで幅広い領域を担当。
小売業界を「Pathee」でデジタル化したい。
Patheeが運営している、主に小売店舗の情報を整理したメディア「Pathee」。街の中で店舗を探している人に向けて、インターネットを通して情報を提供するサービスです。
飲食業界でいうと、飲食店の情報をまとめている「食べログ」のようなイメージ。情報を掲載することで、実店舗への集客もサポートしています。
かしみん
小売店舗に特化した情報サービスってあまりないですよね。どうして小売業界に目をつけたんですか?
寺田さん
飲食業界はデジタル化が進んでいて、インターネット上で検索をすれば、すぐ情報を得られます。例えば、牛すじカレーが食べたいとき。「牛すじカレー 五反田」と調べたら、情報をまとめたさまざまなサイトがヒットしますよね。
かしみん
そうですね、目的の飲食店がすぐに見つかります!
寺田さん
そんな中で小売業界はマーケットが大きいのに、ポータルサイトで情報を提供するというデジタル化が進んでいないんです。
かしみん
確かに。小売店舗ってあんまり出てこないなあ。
寺田さん
そうなんです。私も含めて、まとまった情報がなくて困っている人が多かったので、自分たちで作ることにしました。
かしみん
そうやって「Pathee」は生まれたんですね。
原嶋さん
私たちは「小売におけるリアルとデジタルの融合を科学する」をビジョンにして、日々サービスを提供しています。
かしみん
融合を科学……。
原嶋さん
はい。ネットショップでは商品が探せるのに、リアル店舗では「欲しい商品がどこに売っているか」を探しにくいですよね。商品を始め、リアル店舗の情報を発信できるようにして、リアル店舗とネット店舗の垣根をなくしていきたいです。
「実店舗で商品を手にとって見て、商品自体は重いからその場でネットショップを通して購入する」。このように、デジタルとリアルを融合できれば、さらに便利な世の中に変わっていくと思っています。
「共創」がテーマ。コミュニケーションが生まれるオフィス
かしみん
オフィスのテーマはなんですか?
寺田さん
「共創」です。小売業界のデジタル化という大きな課題を解決するためには、メンバーそれぞれが他職種への深い理解と尊敬をもち、全員で解決する必要がある。なので、「共」に「創」りあげていけるように、オフィスに工夫を散りばめています。
かしみん
共創、すてきです。具体的に、どんな工夫をしているんですか?
寺田さん
共創しやすくするために、コミュニケーションが生まれやすい環境にしました。
寺田さん
コミュニケーションにはビジネスのチャンスが詰まっていると思っています。他人と交流し、自分の考えを発していくことで、新しいアイディアが浮かびやすくなります。
かしみん
コミュニケーションは偉大ですね。詳しく案内お願いします!