- オフィスインタビュー
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山手線と高速道路が出現!?日本を旅するBooking.comのオフィス
世界中で利用されている宿泊施設のオンライン予約サイト「Booking.com(ブッキング・ドットコム)」。70カ国に198もの支社があり、日々約155万泊の予約に対応しています。
コールセンターは、24時間年中無休で問い合わせに対応するほどサービスが充実。世界中の宿泊客からの質問に答えるコールセンターは、一体どんなオフィスにあるのでしょうか。今回は、ブッキング・ドットコムの日本支社のオフィスに行ってきました!
目次
バイリンガルのメンバーが集まるブッキング・ドットコム
ブッキング・ドットコムのオフィスがあるのは、大崎駅から歩いて7分ほどのオフィスビル。
ホテルのロビーにあるようなカウンターがお出迎えしてくれます。オフホワイトを基調としていて、リッチな雰囲気漂う空間です。壁には和紙が使われていたり、和風のライトが吊り下げられていたり、日本らしさが感じられます。
今回オフィスを案内してくれるのは、総務部長の下島さん。このオフィスの内装を手がけたチームのひとりです。
下島朋子さん (しもじまともこ)
日本/韓国/台湾/香港地域担当 総務部長
2010年にブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社に入社。ブッキング・ドットコムの北アジアの総務全般を統括。社員が快適に業務を遂行できるような環境づくりを提供している。
かしみん
このオフィスにコールセンターがあるんですか?
下島さん
はい。むしろ、このオフィスにはコールセンターしかありません。スタッフはシフト制で、日々お客様の問い合わせに対応しています。
かしみん
そうなんですね!日本人からの問い合わせがメインなんですか?
下島さん
いえ、世界中から集まりますよ。「日本から日本へ」「日本から海外へ」だけではなく、「海外から日本へ」「海外から海外へ」というパターンもあります。
かしみん
そうか、サービス利用者は日本人だけではないですもんね。
下島さん
世界中にあるコールセンターと協力するからこそ、24時間年中無休の対応が実現しています。
かしみん
知らない言語で問い合わせがきたら、どうするんですか?
下島さん
コールセンタースタッフは全員がバイリンガルです。日本人もいますし、外国人もいます。必ず誰かしら対応できるようになっているんです。
かしみん
すごい…!サービスだけでなく、社内もグローバルですね。
「日本を旅する」がテーマのオフィス
かしみん
オフィスのテーマはなんですか?
下島さん
「日本を旅する」です。ブッキング・ドットコム自体が、宿泊施設の予約を通して旅行客をサポートするサービスなので。オフィスでも、旅をする感覚になれたらいいなと思っています。
かしみん
具体的にはどのような作りになっているんですか?
下島さん
8階は、山手線をメインにして、沿線のエリアを巡れるようになっています。
かしみん
おお、なんだかワクワクしますね。
下島さん
9階は、高速道路をモチーフにしているんですよ。
かしみん
早速見せてください!
下島さん
では行きましょう!
旅の始まりは「東京駅」から
まず案内してもらったのは、8階の入り口横にあるラウンジ。壁に赤レンガの模様が入っていて、東京の街並みを写した写真が飾られています。
かしみん
どうして赤レンガの壁にしたんですか?
下島さん
赤レンガ造りで有名な東京駅丸の内駅舎をイメージしています。
かしみん
なぜ東京駅に…?
下島さん
地方や海外から東京へ来るとき、旅の始まりになるのが東京駅なので。オフィスの始まりと掛け合わせて、東京駅の雰囲気を再現しているんです。
かしみん
なるほど。
下島さん
あとは、本社があるオランダのアムステルダムの中央駅が赤レンガで作られていることも理由のひとつです。東京駅の駅舎が、この中央駅を模して造ったという説があるようですよ。
かしみん
そうだったんですね。