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オフィスインタビュー
vol.62 株式会社エアークローゼット

ワクワクを発信する場所——エアークローゼットがオフィス環境や働き方にこだわる理由

月額制のファッションレンタルサービス「airCloset(エアークローゼット)」を提供している、株式会社エアークローゼット。2018年1月にオフィスを移転されたとのことで、伺ってきました。服とともに新しい発見を届けてくれるサービスは、一体どんなオフィスから生まれているのでしょうか。それでは早速、行ってみましょう!

こんにちは、かしみんです。今回は、おしゃれな街「南青山」に来ています。エアークローゼット社が入っているのは、NBF南青山ビルの5階。
 
エレベーターを降りて歩いていると、
 

 
目の前にアパレルショップが!
 
…と思いきや、なんとこの場所がエアークローゼット社のオフィスです!
 

 
オフィスエントランスにはマネキンが数体あるので、本当にアパレルショップみたいです。ワクワク。
 
「こんにちは、本日はお越しいただきありがとうございます!」と迎えてくださったのは、代表取締役社長 兼 CEOの天沼聰さん。
 

天沼聰さん (あまぬまさとし)
代表取締役社長 兼 CEO
ロンドン大学を卒業後、コンサルティング会社にてIT・戦略系のコンサルタントとして約9年間従事。楽天株式会社に転職し、UI/UXに特化したWebのグローバルマネージャーを務め、2014年株式会社エアークローゼットを設立。

 
オフィスをくわしく見学させていただく前に、エアークローゼット社の理念などについてお話を伺いました。
 

お客様にワクワクをお届けするサービス「airCloset」

 
「忙しくてもファッションを楽しみたい」と願う女性に向けて提供されているサービス「airCloset」。プロのスタイリストが、一人ひとりに合わせてコーディネートを選んでいます。新しい洋服との出合いを作り出していて、今や15万人を超える女性に支持されているんだとか。
 

 
そもそもエアークローゼット社は、「発想とITで人々の日常に新しいワクワクを創造する」という理念のもと活動しています。一見ファッションと関係性ないような気がしますが…。一体、どう結びついているのでしょうか。
 

かしみん

2018年2月3日にサービス開始から3周年を迎えられたそうですね。おめでとうございます!

 

天沼さん

ありがとうございます!

 

▲3周年の記念ウォーター
 

かしみん

どのような思いでairClosetを提供しているんですか?

 

天沼さん

私たちは、人々のライフスタイルを豊かにするために、ワクワクを届けたいと考えています。実は、最初からファッションのサービスを提供しようとは思っていなかったんです。私は当時、ファッションと無縁の世界にいましたし…。

 

かしみん

そうだったのですね…!では、なぜファッションに関するサービスを始めようと…?

 

天沼さん

新しい洋服を身につけるときって、なんだか心が踊りませんか?「新しい自分になった気がする」というワクワクや、「この洋服似合っているかな?」というドキドキが混じって。

 

かしみん

わかります!洋服に何度も触れたり、街のビルに反射して映る自分を確認したりして。

 

天沼さん

そう、ファッションは気持ちに直結しているんです。だからこそ、ワクワク体験を感じてもらいやすい。

 

かしみん

「ライフスタイルを充実させてワクワクを感じてもらいたい」。そんな思いがあるからこそ、ワクワクの感情と近い場所にある「ファッション」を選ばれたんですね。

 

天沼さん

あくまでもファッションレンタルサービスは、人々にワクワクしてもらうための手段のひとつだと思っています。

 

かしみん

「新しく届く洋服に満足してもらう」だけにとどまらない…ということですか?

 

天沼さん

はい、私たちの目指すところはもっと先。「いかにワクワクしてもらえるか」なんです。
 

軽やかさ・透明性・交流を意識したオフィス作り

 

天沼さん

お客様にワクワクを届けるには、サービスを作る自分たちもワクワクする必要があります。

 

かしみん

メンバーがワクワクしているからこそ、お客様にもその気持ちを届けられるわけですね。

 

天沼さん

はい。そのため、オフィス作りも工夫をしているんです。

 

かしみん

どのようなコンセプトがあるんですか?

 

天沼さん

軽やかさや透明性、交流を重視した「airWork」というコンセプト。見てもらった方が早いと思うので、早速行きましょう!

 

「軽やかさ」は浮遊感で表現!

 
まずは、軽やかさを取り入れたオフィスのポイントを案内してもらいます。
 
エントランスには、なにやら目立つものが…。
 

 
ブランコです!
 

かしみん

ブランコがあるのは、業務に疲れたら思い切り遊んでリフレッシュするためですか…?

 

天沼さん

いやいや(笑) 宙に浮くということで、軽やかさをイメージしています。ここでミーティングをすると、アイディアが出やすくなるんですよ。

 

かしみん

軽やかさ=浮遊感、ですか!

 

天沼さん

浮遊感といえば、こちらも。

 

 
エントランスにあるマネキンは、上から吊るされています。ブランコと同じく、軽やかさを出すために浮いているんだとか。
 

天沼さん

「凝り固まった考えはやめて、自由な発想をしていこう!」というのを、浮遊感で表現しています。

 

かしみん

ステキなこだわりですね。

 

信頼を生み出す「透明性」

 
続いては、透明性を取り入れたオフィスのポイントを。
 

かしみん

エントランスを見渡して思ったのですが、全面ガラス張りなので、業務エリアが丸見えですね。

 

天沼さん

実は、わざと見えるようにしているんです。

 

かしみん

えっ、わざとなんですか?普通、業務エリアはあまり見せたくないものだと…。

 

天沼さん

オフィスに来たお客様にも、「私たちがどう働いているのか」を見ていただきたいと思っています。「どうやったらお客様に感動体験を届けられるか」というテーマしか追求していないので、どこを見られても恥ずかしくないように胸を張って仕事をしていたいんです。

 

かしみん

胸を張って、ですか。

 

天沼さん

もちろん、来客者様だけでなく、お客様やメンバーに対しても「透明」な状態でいたい。

 

かしみん

エアークローゼット社に関わるすべての人に対して、透明性を重んじているんですね。

 

天沼さん

透明性を重視して信頼が生まれるからこそ、ワクワクしたサービスが作れると信じています。

 

▲オフィス全体をホワイトにしているのも、透明性を意識しているからだそう。
 

会議室で生まれる「交流」

 
最後に案内していただいたのは、会議室。4つある会議室は「ガーデン」「ウッド」「スクエア」「モノトーン」と、すべて違うデザインなのが特徴です。
 

 

 

かしみん

会議室のデザインを変えているのは意味があるんですか?

 

天沼さん

「今日は面談だから、落ち着いて話せる部屋にしよう」「今日はアイディア出しだから、開放感がある部屋にしよう」というように、選べるようにしています。部屋の大きさもそれぞれ違うんですよ。

 

かしみん

ほうほう。

 

天沼さん

目的に合った部屋を選ぶので、コミュニーケーションが生まれやすくなるんです。

 

かしみん

交流を増やすための工夫なんですね!

 
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取材先

株式会社エアークローゼット

https://corp.air-closet.com/ 公式サイト

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