- オフィスインタビュー
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働く環境も事業も制度も「自由自在」に。発見や気づきを楽しむ「変幻自在」なZIZAIのオフィス
現在展開しているVR事業やアミューズメント事業にとどまらず、今後も新たな事業を生み出そうとしている株式会社ZIZAI。
2019年7月に移転したオフィスは、社名である「ZIZAI(自在な事業、自在な思想、自在な象徴)」をイメージして作ったのだそう。こだわりのオフィス空間について、詳しく伺ってきたのでご紹介します!
1992年生まれ、愛知県豊橋市出身。大学1年次より代表の塚本と仕事をする間柄になり、複数のWebサービスの構築・運用を経験する。大学3年次には株式会社ZIZAIを塚本と共に共同創業し、同社COOに就任。得意のマネジメント力を生かし、会社経営のディレクションを担当。名古屋大学工学部卒。
1981年生まれ、岡山県倉敷市出身。
上場企業子会社、ベンチャー企業数社にて管理部門領域を0から構築、M&A、子会社立ち上げを実施。2018年7月に株式会社ZIZAIへ入社。同年9月管理部 責任者就任。
目次
「なんかスゲーの、次々と。」のミッションを軸に幅広くチャレンジ
ameri
IBASHOでは、以前も取材させていただきました。そこから昨年4月に社名変更(旧社名:DUO)を経て、オフィスも移転されたんですよね!
渡辺さん
そうなんです。
ameri
社名変更にはどのような思いを込められたのでしょうか?
渡辺さん
今後も世の中に影響を与えられる事業を多展開していく意志を込めて、「自由自在」「変幻自在」という言葉から「ZIZAI」という社名に変更しました。
ameri
ZIZAIが展開している事業について教えてください!
渡辺さん
バーチャルライブアプリ事業とVtuber事業、アミューズメント事業を展開しています。
4年前に会社を立ち上げたときは、アミューズメント事業だけだったんです。次にVTuberの可能性と魅力に気づき、「ミライアカリ」と「猫宮ひなた」のプロデュース業を始めるに至りました。
他にも、バーチャルライブ配信アプリ「IRIAM」の開発・運営に、最近ではキャラクター専門のライバー事務所「i-LIVE」を設立しています。
ameri
事業領域がかなり幅広いですよね!働くうえでどのような思いを大切にされているのですか?
渡辺さん
「なんかスゲーの、次々と。」というミッションは大切にしていますね。
ameri
オリジナリティがあふれています……!
渡辺さん
事業の幅が広いことも、このミッションと関係があります。1つの事業に特定するのではなく、これからの時代の一歩先を読んだ「なんかスゲー」ことにいろいろチャレンジしたいと思っているんです。事業を通してユーザーや世の中に影響を与え続ける会社をつくりたいです。
また、ミッションに紐づいたバリューは、代表二人がもともと大切にしていた行動指針で、社員みんなが行動するうえで軸として持ってくれてたらと思ってつくりました。
ameri
ユニークさはありつつも、普段から意識しやすそうなバリューですね。
渡辺さん
そうなんです。元々、共同代表の塚本と僕で意識していたことを改めて言葉に落とし込んだので、行動する軸にはなりやすいと思います。
「いつでも言葉にできる」バリューにすることは意識しました。その方が日々の行動や判断の拠り所となってくれるので。
ameri
みなさん日常的に使っているんですね。
渡辺さん
そうですね。意思決定でも普段の会話やSlackスタンプでも飛び交っています。
「自由自在」「変幻自在」な空間を表現したオフィス
ZIZAIのオフィスは、渋谷の道玄坂をのぼりきった先にある「Daiwa 渋谷スクエア」の3階にあります。
ameri
オフィスのテーマは何でしょう?
鶴海さん
社名でもある「ZIZAI」らしさを散りばめたところがポイントですね。
家具を自由自在に動かせたり、変幻自在に用途を変えられたりと、事業だけではなくオフィスもZIZAIらしさをテーマに考えました。
ameri
詳しくご紹介お願いします!
2つの湾曲した壁、見る角度で表情を変えるエントランス
ameri
エントランス、面白い形をしていますよね!
鶴海さん
そうなんです。白をメインに天井を鏡にしたことで、無限の広がりを表しました。
白だけでは無機質すぎるので、あざやかな緑で柔らかさを加えたところもポイントですね。
渡辺さん
鏡にはもうひとつの意味もありまして。オフィスに入ったり出たりするときに鏡に映る景色の見え方が変わるんです。「自由自在」に変化し続けるZIZAIのありたい姿を表現しました。
▲ロゴが描かれた壁を囲むようにグリーンとベンチがあるのが特徴
▲裏には行動の軸にしているミッションが大きく書かれている
全室ホワイトボード・モニター完備の開放感あふれる会議室
エントランスからオフィスへ入ると、長く続く廊下と左右に会議室が見えます。
ameri
会議室エリアにも「ZIZAI」らしさは反映されているんですか?
鶴海さん
会議室はROOM0から7と辺の数に応じて形を変化させたグラフィックアートを用いたガラス張りのデザインで、さらに一番奥にはZIZAIらしい特別な部屋があるのでご案内します!
ameri
ここの天井、高すぎませんか?!
鶴海さん
この部屋は「ROOM Z」といって、他の会議室とは少しテイストの違う応接室です。天井は4メートルほどあるんですよ。
渡辺さん
非常に天高の高いこの部屋を、ZIZAIではどう使うべきかすごく考えました。
ZIZAIらしさの表現は前提として、いまでは採用の最終面接など、特別な部屋として使うことが多いです。
ameri
来社した人の印象に残ること間違いなしですね!
鶴海さん
他の会議室と違って、ゴージャスな空間でもあるので、ZIZAIらしさだけでなく特別感を演出しています。
ameri
天井の高さだけではなくライトも特殊な形をしていますよね。
鶴海さん
はい!ライトも決まった形をしていないもので、何にでもなれる変幻自在さを表しているんです。
少しのアクションでシーンをガラッと変える「アリーナ」
続いて、会議室エリアから執務エリアへ向かう途中にある「アリーナ」を案内してもらいました。
ameri
こちらはどのように使われているのでしょうか?
渡辺さん
ここにも、ZIZAIらしさが反映されていますよ。
ameri
どのような点で……?
鶴海さん
ランチタイムはもちろん、気持ちを切り替えて作業したいときによく利用されているという点で、自由自在に使えるエリアとなっています。
また、すべての家具が可動式で変幻自在に空間を作れます。自由に配置を変えられるので、さまざまなイベントに活用できるんですよ。
全社会議や採用イベント、勉強会や社内外の交流会などを幅広く開催しています。貸し出しも行なっていて、ZIZAIを軸に出会いを作っていけたらいいなと考えています。
▲ポーカーテーブルまで完備!
制度もメンバーのライフステージに合わせて整備!
ameri
ZIZAIならではの制度はありますか?
鶴海さん
平均年齢が若い会社なので、今は部活動制度などのコミュニケーションを活性化させる部分を整えているところです。
今後、社員それぞれがライフイベントを経て異なるライフステージに移ってきたら、そのときは自在に柔軟に制度を増やしていきたいと考えています。
ameri
部活動は活発なんですか?
鶴海さん
そうですね。「2つ以上の事業部にまたがった5名以上のメンバーが所属していること」というルールだけ決めており、それを満たしていれば会社が活動費を補助するという制度でして。フィットネス部やポーカー部など、続々と活動が増えてきています。
渡辺さんに今後の展望を伺うと、「領域にこだわりはなく、さまざまな『スゲー』事業を展開し多角化していきたいと思っています。ZIZAIは発展途中のベンチャー企業なので、まだまだ大変なことも多くあります。それを一緒に楽しみながら乗り越えられる仲間を増やしていきたいです」と話してくれました。
事業にも働く環境にも制度にも「ZIZAI(自在な事業、自在な思想、自在な象徴)」というキーワードが散りばめられていたことが印象的だった、株式会社ZIZAI。社名のように、自在に柔軟に業務と向き合っているからこそ、面白い事業を生み出せるのだと感じました。