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オフィスリノベーションを徹底解説!効果やメリット・費用・事例を紹介
オフィスをリノベーションするには、時間も費用もかかります。ですが上手にリノベーションをすると、かかるコスト以上にメリットが大きいものです。
そこで今回は、オフィスをリノベーションする効果やメリット、そして費用の目安や、リノベーションの事例を紹介します。
働きやすく、社員のモチベーションが上がるオフィスに。そして社外の人にも「素敵なオフィスだな」と思ってもらえるオフィスへリノベーションをするポイントを紹介します。
目次
オフィスをリノベーションする3つの効果とメリット
オフィスをリノベーションすることで、どのような効果があるのでしょうか。コストがかかる分、確実なメリットがないとなかなかリノベーションに踏み切れないという方も多いでしょう。
そこで、まずはオフィスをリノベーションする効果と3つのメリットを紹介します。
メリット1.生産性・効率が上がる
オフィスをリノベーションする1つ目のメリットは、「生産性や効率が上がる」ことです。
「会議室にメンバーが入り切らない」「軽いミーティングスペースがないので、カフェに移動している」「部署間の動線が悪い」など現在のオフィスに問題がある場合。リノベーションをして働きやすいオフィスを作ることで、生産性や効率アップが叶います。
オフィスの使い勝手に問題がある場合、社員たちも小さなストレスを抱えて仕事していることに。ストレスなく働ける環境を作ることで、生産性・効率を上げることができますよ。
メリット2.社員のモチベーションが上がる
オフィスをリノベーションする2つ目のメリットは、「社員のモチベーションが上がる」ことです。
先ほど説明したように、オフィスの使い勝手がよくなることでストレスがなくなることはもちろん、新しいオフィスになることで「こんな素敵なオフィスで働けるなんて!」と社員のモチベーションを上げることにも繋がります。
パソコンに向かう時間が長い部署には、座り心地のいい椅子を準備する、植物を置いてリラックスできる空間をつくる。ジムや仮眠スペースを用意して、気分転換できる場所をつくるなど。社員たちが働きやすい環境を作ることで、モチベーション高く働いてもらえますよ。
社員のモチベーションが上がることで、会社の雰囲気がよくなるだけでなく、業績アップや離職率低下にも繋がります。
メリット3.会社のイメージアップに繋がる
オフィスをリノベーションする3つ目のメリットは、「会社のイメージアップに繋がる」ことです。
オフィスは会社の顔です。会社の理念や想いがつまったオフィスで、社員たちが気持ちよく働いているのを見ると、会社のイメージも上がります。また、「こんなオフィスで働きたいな」と思ってもらえることで、いい人材の確保にもつながるでしょう。
リノベーションをすることで会社のイメージアップ・ブランディングにもつながるのです。
オフィスのリノベーションにかかる費用
オフィスのリノベーションをするときにやはり気になるのは費用。リノベーションの費用は1坪あたり10〜30万円が平均だと言われています。
平均の金額もかなり差がありますよね。スケルトンの場合と居抜き物件を利用する場合では費用が2〜3倍変わります。また、電話やインターネットの配線、消防設備の設置なども必要になれば数十万円プラスされることも。
建物の状態や立地、行う工事の規模によっても金額は大きく変わるので、一概にいくらとは言えません。費用の目安を知りたい方は、ぜひリノベーション業者から見積もりをとってみてくださいね。
賃貸でもできるオフィスのリノベーション
賃貸の場合、リノベーションをしてもいいのか悩みますよね。リノベーションをするときには、どの程度の工事を考えているのか先に不動産会社やオーナーに相談しましょう。リノベーションNGの場合でも、老朽化が進んでいる場合や、軽い工事の場合はOKしてくれることもありますよ。
もし、リノベーションができない場合は、リノベーション可能なオフィスに移転することも検討しましょう。
オフィスのリノベーション業者
オフィスをリノベーションするときには、自分たちだけ行うのは当然難しいもの。リフォーム業者にお願いをしたり、場合によっては移転をしたりする必要があるかもしれません。
オフィスをリノベーションするときの業者選びには、3つのポイントがあります。
1つ目のポイントは、相見積もりをすること。見積もりを複数社とってみると、数十万円〜数百万円値段が違うことも少なくありません。1社で決めるのではなく、相見積もりをすることでコスパのいい業者を探しましょう。
2つ目のポイントは、リノベーションをするときの予算と優先順位を決めておくことです。「かっこいい感じにしたい」というだけでは、業者によって見積り金額に差が出てしまいます。想像していたオフィスにするには、見積もったときよりも2倍の金額がかかってしまった、なんてことにもなりかねません。最初に予算を伝えておくことで、できること・できないことがわかりやすくなります。
そして、予算の範囲でリノベーションができるよう、優先順位をつけましょう。「応接室の家具にはこだわりたいが、執務スペースの壁紙は高くなくてもOK」「社員同士でコミュニケーションがとれるようにカフェスペースは外せない」など最初に決めておくと、業者側も具体的な予算をつけやすく、後々ギャップが生まれにくくなります。
3つ目のポイントは、オフィスに詳しい業者を選ぶことです。リフォームをするといっても、一般的な家庭・カフェやレストランなどの飲食店・オフィスなど得意分野が違うことも。オフィスに特化している業者を選ぶことで、自分たちでは気付いていなかった細かなポイントや動線なども教えてもらえ、満足のいく仕上がりになりやすいですよ。
どこに相談したらいいのかわからない、オフィスの移転から考えているという方はこちらのサイトを参考にしてみてくださいね。
オフィスのリノベーション事例
「実際にリノベーションしたオフィスを見たい!」というあなた。どのようにリノベーションできるのか、おしゃれなオフィスを参考にしたいですよね。
今回紹介したいのは、元は築40年の倉庫をリノベーションして作られたCROSS DOCK HARUMIのオフィス。天井や床は倉庫らしさを残し、コンテナなどで倉庫感を演出しています。一方で無機質にならないようにインテリアにこだわっているため、エントランスやVIPルームは高級ホテルを思わせる雰囲気に。
>>CROSS DOCK HARUMIのオフィスを詳しく見る
リノベーションする場合でも、完全に理想通りにすることは難しいかもしれません。ですが、元々の建物を活かすことで、想像していた以上にいいオフィスが作れることも!
「オフィスはオフィス街のビルの中でしょ!」考えてしまいがちですが「開放感が欲しい」「広い場所がいい」という場合は倉庫も検討してみると、リノベーションの幅が広がりますよ。
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オフィスリノベーションで快適な環境を整える
オフィスをリノベーションすることで、生産性や効率性、モチベーション、会社のイメージアップにまでつながることがわかりましたね。
リノベーションにはもちろん費用がかかり、賃貸の場合は思い通りの内装にすることが難しいこともあるでしょう。ですが、現在のオフィスにストレスを感じているのであれば、思い切ってリノベーションすることで想像以上の効果が生まれることも少なくありません。
今回紹介した事例を参考にして、リノベーションを検討してみてはいかがでしょうか。