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オフィスインタビュー オフィスツアー
vol.315 セガサミーホールディングス株式会社

交流と創造を生む「GRAND HARBOR」。
セガサミーグループのセントラルオフィス

2018年、点在していたグループ企業の本社機能を「住友不動産大崎ガーデンタワー」に集約したセガサミーグループ。約20社・6,000名が働く一大拠点には、多様な働き方を支える環境と、社員同士の交流を促す仕掛けが散りばめられています。

“壮大な旅を予感させる港”をコンセプトに設計されたこのオフィスは、どのようにグループ間のシナジーと感動体験を生み出しているのか。エネルギーに満ちた空間を見学させていただきました。

本間 美穂
インタビュー
本間 美穂
総務本部 コミュニケーションサービス部 カルチャー推進課

2016年にセガサミーホールディングスへ入社。2018年の本社移転後は総務本部で幅広い業務を経験し、現在はTHE LIBRARYや受付周辺エリアの運営管理、アスリート社員のサポートなど、社員同士のつながりを生み出す環境づくりを担っている。

伊藤 愛美
インタビュー
伊藤 愛美
総務本部 コミュニケーションサービス部 コミュニケーション推進課

2018年にアトラスへ入社。2023年にセガサミーホールディングスへ転籍。総務本部で社員食堂「JOURNEY’S CANTEEN」の運営を担当するとともに、社員同士やグループ会社間のコミュニケーション活性化につながる各種施策の企画・実施に携わっている。

吉岡 若葉
インタビュー
吉岡 若葉
総務本部 コミュニケーションサービス部 カルチャー推進課

2023年にセガサミーホールディングスへ中途入社。総務本部に所属し、入社から現在まで、FREEPORTの運営・アスリート社員のサポート・社内イントラサイトの活用など、社内コミュニケーションの活性化を目指し幅広い業務に取り組んでいる。

グループの一体感とシナジー創出を目指し、大崎に集約

IBASHO.ライター :

まずは御社についてご紹介ください。

本間さん :

セガサミーホールディングス株式会社は、ゲームメーカーの株式会社セガと遊技機メーカーのサミー株式会社が2004年に経営統合して誕生した総合エンタテインメント企業グループの持株会社です。セガサミーグループでは「Captivate the World 感動体験を創造し続ける ~社会をもっと元気に、カラフルに。~」をグループのミッション・パーパスに掲げており、大きく3つの事業を展開しています。

伊藤さん :

ひとつ目が「エンタテインメントコンテンツ事業」。ゲームからトイ・映像まで多種多様な遊びを提供しています。ふたつ目が「遊技機事業」。パチンコ・パチスロの開発から販売までを手がけています。そして三つ目が「ゲーミング事業」。統合型リゾートの運営やカジノ機器の開発を行っています。

ライター :

多様な事業を展開されているんですね。働き方の特徴についても教えてください。

吉岡さん :

多様な職種や働き方にフィットするよう、全員分の固定席を完備しながら、社内の好きな場所を自由に選べる環境も整えています。

チームでの共創から集中作業、オンライン会議、リラックスした雰囲気でのブレストまで、その時々のシーンに最適な場所を選べる自由度の高さが、このオフィスの大きな特徴です。

伊藤さん :

制度面では、コアタイムなしのフルフレックスを導入しています。1ヶ月の所定労働時間内であれば、日々の働く時間を柔軟に調整できます。仕事の状況はもちろん、個人のライフスタイルにも合わせて、自律的に働き方をデザインできるのが私たちの強みです。

本間さん :

子育て中の方であれば、急な迎えなどで早退が必要な場面にも柔軟に対応できます。私自身、出社時間の制約による焦りやストレスがなくなったことで、心理的な余裕を持って仕事に臨めています。

ライター :

ちょっとしたストレスがなくなるだけで、働きやすさが全然違いますよね。 それでは、オフィスのコンセプトについても教えてください。

本間さん :

「壮⼤な旅を予感させる港(Beginning of Journey)」をコンセプトに、「GRAND HARBOR(グランドハーバー)」とネーミングしています。訪れたすべての⼈を、夢と感動を追い求める旅へと誘う。そんな思いを込めた空間設計になっています。

伊藤さん :

私たちはこの場所を、未知の才能が出会い、新しい価値を創出する「港」に見立てています。ここには約20社・6,000名の社員が集まっており、グローバル化に伴い外国籍の社員も増えました。

多様なバックグラウンドを持つ社員同士が自然に交流し、そこから新しいアイデアやシナジーが生まれる。そんな「人が集まる港」のような拠点でありたいという思いを、この空間に込めています。

ライター :

すごくワクワクするコンセプトですね。それでは、ぜひ見学させてください!

思わず立ち止まりたくなる空間が随所に!セガサミーグループオフィス見学ツアー

約20社・6,000名が働くセガサミーグループ本社。オフィスの一部を、案内していただきました。

「GRAND HARBOR」航海へ誘うエントランス

本間さん :

こちらがエントランスです。

ライター :

開放的な空間ですね!

本間さん :

ここでは代表的なキャラクターたちがゲストをお出迎えしています。

そしてこの奥には、シリコンバレーのベンチャーキャピタルと弊社が共同運営する「TUNNEL TOKYO(トンネル東京)」というコワーキングスペースもあります。

(提供写真)
本間さん :

エントランス全体は、先ほどお話しした「GRAND HARBOR」をイメージして設計されているんです。 入った瞬間からどこか港の空気が漂って、カウンターでチェックインをして、キャビンで出航を待つ。その一連の体験を、そのまま空間に落とし込んでいます。

ライター :

船旅の体験を空間に落とし込むというのは、面白い発想ですね。実際に入ってみると、確かにどこか非日常的な雰囲気を感じます。

“CABIN(客室)”をイメージしたラウンジ
トランクをモチーフにしたローテーブル
「GLOBAL MAP」と世界時計
本間さん :

セガサミーグループはスポーツチームの運営、大会の主催など幅広い活動を行っていますので、総合受付の横には、各スポーツチームのユニフォームや衣装も飾ってあります。訪れた方が一目で私たちの活動の広がりを感じていただけるような工夫を空間のあちこちに散りばめています。

25の港町をモチーフに。それぞれのカラーで彩られた会議室エリア

吉岡さん :

こちらは会議室の地図です。会議室のテーマは、世界の港町。A~Yで始まる港町の名前がついています。Zがないのは「終わりがない」という意味なんです。

ライター :

アルファベットのネーミングにそこまでのストーリーがあるとは驚きました。細部にまでこだわられているんですね!

吉岡さん :

海をイメージしやすいよう、廊下をブルーにしています。会議室エリアは周遊できる通路になっているので、まるで海を渡って港を巡っているような感覚になるんですよ。

ライター :

会議室が港で、廊下が海。どの部屋を予約するか考えるだけでワクワクします!お客様をお迎えする時も、通路が周遊できるのは便利そうです。

会議室 ナポリ(イタリア)
12人掛けの会議室 ナポリ(イタリア)
本間さん :

12席あるこちらのナポリがなかでも人気の会議室です。各会議室のカーペットや什器も、その地域のイメージカラーにしているんです。

ライター :

会議室を利用するたびに違う地域の雰囲気を感じられるんですね。

会議室 インチョン(韓国)
バラ柄のカーペットが敷かれた会議室 インチョン(韓国)
唯一の円卓会議室。中国をモチーフに

社員食堂「JOURNEYʼS CANTEEN」

伊藤さん :

ここは社員食堂「JOURNEYʼS CANTEEN(ジャーニーズキャンティーン)」です。

ライター :

広いですね…!何席あるのでしょうか?

伊藤さん :

約480席あります。2025年8月にリニューアルしたばかりで、什器も全て新しくなりました。

フレックスタイム制の導入などによって多様化する社員の働き方にマッチできるよう、朝は8時から夜は21時30分までオープンしています。モーニングからランチ・カフェ、そしてディナー&バーまで一日を通して利用できます。

ライター :

かなりの規模ですね!朝から夜まで一日中使えるというのは、社員の方にとってもかなり使いやすそうです。

間取り図。社内のイントラサイトでも、利用状況やメニューが確認できるようになっている
伊藤さん :

味や料金面だけでなく、健康メニューや有名店とのコラボメニューも導入しています。さらに、グループ会社の相互理解につながるコラボメニューの開発にも力を入れており、各社の製品やサービスの記念日、開催予定のイベント、スポーツチームのシーズンなど、グループ全体で周知したい内容をメニューで表現しています。

(提供写真)
ライター :

社食を利用するだけで、会社間の情報共有になるなんて面白い取り組みですね。

伊藤さん :

ランチのコアタイム以外は、カフェワークやオープンミーティングスペースとして活用が可能で、一部の席にはコンセントやモニターも用意していますので、PCを使った作業も気軽にできます。食事の場としてだけでなく、働く場としても自由に使ってほしいという思いから、こういった環境を整えています。

座席の背もたれにコンセントが用意されている
伊藤さん :

こちらは量り売りコーナーです。好きな量を取って購入できるので、その日の体調に合わせた食事ができます。

コミュニケーション促進の施策をいろいろとご紹介してきましたが、一方で、業務や個人の状況に合わせて一人でゆっくり休憩できるよう、お弁当の販売も行っています。

毎日社内で焼く、本格カフェ・ベーカリー。夜はバーに変身

伊藤さん :

社員食堂の壁沿いにはカフェ・ベーカリーを用意しました。毎日ここで焼いていて、結構人気なんです。

ライター :

いい香りですね…!とっても美味しそうです。

伊藤さん :

ドリンクも外のカフェと比べてかなりお手頃な価格で提供しているので、食後に自席へ戻る前に立ち寄っていく人も多いです。営業時間は8時から17時はカフェ、18時からはバーに切り替わり、アルコールも楽しめます。

ライター :

それは気軽に利用できそうですね。さらに18時からはバーに変わって、仕事終わりにそのまま一杯楽しめるというのは、社員の方には嬉しいですよね。

本格ダーツバー。遊び心満載の「&BAR」

伊藤さん :

こちらはダーツやバカラテーブル、大型モニターを完備した「&BAR(エンデバー)」という交流スペースです。季節に合わせた装飾やイベント企画も行っています。

ライター :

本格的なスペースがオフィスにあるなんて、すごいですね!

伊藤さん :

実はこのダーツマシン、グループ会社が開発したものなんです。ショールームも兼ねているので、ここで実際に遊びながら製品を知ってもらえるんですよ。

ライター :

自社製品を体験してもらえる場にもなっているんですね。

オフィスコンセプト「GRAND HARBOR」の要素も取り入れた天井デザイン

FREEPORT(フリーポート)「コミュニケーションエリア」

吉岡さん :

こちらは社員食堂の一部を改装した、FREEPORT(フリーポート)のコミュニケーションエリアです。「クルー」と呼ばれる専属スタッフが常駐していて、社員同⼠のコミュニケーションをつなぐハブの役割を果たしています。例えば、同じタイミングでFREEPORTを利用している社員同士に「一緒にお話ししませんか?」と声をかけて、交流のきっかけを作ることもあるんですよ。

ライター :

専属スタッフが常駐しているなんて、すごく手厚いですね…!

吉岡さん :

ホットコーヒーやフレーバーウォーターは無料で提供しているので、気軽な雑談やカジュアルなミーティングにも活⽤されています。ただし、ここは「コミュニケーション」のためのエリアなので、ドリンクを他のエリアに持ち出すのはNGなんです。

ライター :

ルールを設けることで、このスペースの意味を明確にしているんですね。

吉岡さん :

「その場での交流」を優先しているからです。デスクに持ち帰らせないことで、あえてここで足を止め、誰かと顔を合わせる時間を意図的に生み出すようにしています。

落ち着いた雰囲気のコミュニケーションエリア
ハイチェア側は採光も景色も抜群

FREEPORT(フリーポート)「インスピレーションエリア」

本間さん :

こちらは、インスピレーションエリアのライブラリーです。

ライター :

オフィス内にライブラリーがあるなんて!

本間さん :

ビジネス書や自己啓発書から、漫画、アート本、旅本まで幅広いジャンルの書籍を並べています。クリエイティブな発想を必要とする事業も多い会社なので、社内にインプットの環境を整えることはとても重要だと考えているんです。

ライター :

確かに、ここで偶然手に取った本がヒントになることもありそうですね。

本間さん :

こちらのテーブルは可動式なんです。元々は幾つかの小さいテーブルに分かれていて、今のようにピッタリくっつけることもできるんです。利用人数や用途に合わせて、その時々で使い方を工夫しています。

遊び心のある書籍ラインナップ

アロマと自然音で集中力UP。創造力を高める集中ブース

吉岡さん :

こちらはFREEPORT(フリーポート)インスピレーションエリア内にある、集中ブースです。ライブラリーと同様、ゆったりとした空間の中で新たな発想や創造⼒を⾼められるよう設計されているんです。

吉岡さん :

オフィスの雑音は遮断しながらも、鳥のさえずりなど自然の音を流したり、リフレッシュやリラックスなど⽬的に応じたアロマを取り⼊れたり。”嗅覚”や”聴覚”にもこだわって、五感を刺激しながら働ける環境にしています。

ライター :

そこまで配慮されているなんて、素晴らしいですね…!

吉岡さん :

植物を配置するなど、視覚にも配慮しています。細かな工夫を重ねているエリアなんです。

ライター :

ここでも新しいアイデアが生まれそうです!

「つながり」が生まれる場所を作り続けたい

「私たちは日々、グループ会社間の交流を促進する施策を行っているのですが、正直、顔を見たことがない方もたくさんいらっしゃるんです。でもそういった方々にも、出社した際に食堂やフリーポートなどこの施設を活用して、コミュニケーションを取っていただけるよう工夫しています。この場所を通じて、グループの一体感を育んでいけたらと思っています。」と語ってくれたみなさん。

さらには、「各社がこの施設でイベントを開催してくださるのですが、すごく盛り上がっている様子を見ると、こちらまで嬉しくなるんです。日々働く環境を整える仕事ができて、本当によかったと感じています。」と話してくれました。

みなさんのお話からは、多様なバックグラウンドを持つ人々が集う”港”で、新しい出会いと感動体験を生み出し続けたい。——そんな思いが伝わってきました。働く人々の日常に寄り添いながら、グループの絆を育てていくこの場所の今後がとても楽しみです。

取材先

セガサミーホールディングス株式会社

https://www.segasammy.co.jp/ja/ 公式サイト

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