オフィスで使うリースコピー機について｜メリット・最新おすすめコピー機５選

公開 2017.07.27 更新 2023.08.08

オフィスにあるコピー機の多くがリースされています。しかし実際にコピー機を購入するのとリースするのではどちらが良いのでしょうか。ここではリースコピー機のメリットやオススメのコピー機についてまとめてみました。

レンタルコピー機とリースコピー機の違いとメリット

レンタルコピー機とリースコピー機の違いとメリット

レンタルコピー機とリースコピー機の違いは期間の長さです。レンタルはリースよりも期間が短い場合に使います。リースは基本的に５年以上使い、使いたいコピー機をリース会社が代わりに購入して、それを借りるというシステムです。

コピー機をリースするメリット紹介

好きなコピー機を選べる

レンタルコピー機だとレンタル会社の指定する範囲の中でしかコピー機を選べません。しかしリースコピー機は、最新のものでも好きなコピー機を選ぶことが出来て、さらに中古でなく新品なので、シミや汚れ、経年劣化といった使用感が感じられることもありません。

経費計上できる

またリースコピー機のメリットの一つが、リース料を経費として計上できることです。機種や価格によっても異なりますが、税務上認められたリース期間であれば、全額経費として処理できます。そのため、利益を圧縮して法人税の納税を抑えられますし、固定資産税扱いされないためこの点においてもメリットがあります。

初期費用が抑えられる

業務用のコピー機を購入しようとするとそれなりに金額がかかります。リースコピー機であれば初期費用を抑えることができ、さらに月々の支払いも決まっているため、運用面でも効率よく行えます。

その他にもリースコピー機は、企業リソースを有効活用できる、性能や機能も十分、紙詰まりなどのトラブルにも対処してもらえる、税制上も有利になるにくわえて、導入手続きを簡略化できます。

コピー機を購入した場合のコストについて

一般的にコピー機や複合機はパソコンなどの情報家電と同じように購入したらそれでおしまいと思われていますが、購入後にもコストがかかります。

コピー機は機能によって金額が異なる

法人のコピー機購入では、一括購入が基本であるため、コピー機の性能や機能に応じた代金を一括払いしなければなりません。副車速度やモノクロ・カラーなど、新品中古などによって違ってきます。

法人向けの業務用コピー機の相場は、新品の場合でおおよそ70万円～、中古の場合だと30万円～が多くなっています。中には10万円～で購入できることもありますが、複写速度が遅いなどストレスを感じる可能性もあるので事前の確認が必要です。

コピー機購入時のオプションサービスについて

購入する際には、購入価格にオプションサービスを利用することがあります。オプションサービスとは、コピー機の性能を向上させるものでイメージスタンプ、パンチ機能、ステープル、地紋印字プリントなどがあります。

イメージスタンプ

イメージスタンプは、用紙の任意の場所に重要、社内秘などのスタンプをおしてくれます。

パンチ機能

パンチ機能は、分類仕分けするソート機能に搭載するもので分類された書類に穴を開けてくれる機能です。

ステープル

ステープルは、分類された書類をまとめ、ホッチキスを自動的に止めてくれるため、複写後に書類を分類まとめる必要がありません。

地紋プリント

地紋プリントは不正プリントを防ぐ機能で、プリント禁止などの地紋を読み取るとプリントを停止します。

これらのサービスを利用すると購入コストが増加することになります。

リースコピー機の相場とは

複写速度など性能や機能によって違ってきますが、リースコピー機の相場は月額4000円～1万5000円です。新品のコピー機を購入するとなると、100万円以上のまとまった資金が必要となります。

リースコピー機は5年ほど支払うことが一般的で、月額料金の相場は１分あたりの複写枚数、月々の最大複写枚数、カウンター保守契約内容などによって大きく違ってきます。

●リースコピー機　分速15枚以上　毎月500枚未満

月に500枚未満、分速15枚以上の複写速度を保つ場合には、月額4000円～8000円。

●リースコピー機　分速20枚　毎月500枚以上

月の複写枚数が500枚～8000枚と頻繁に使用し、分速20枚だと7000円～1万5000円。

●リースコピー機　分速30枚、毎月1000枚以上

分速30枚複写できるモデルで月に1000枚～1万枚だと月額1万2000円～1万8000円。

●リースコピー機　分速40枚、　毎月2000枚以上

分速40枚1日に2000枚～2万枚になると月額1万5000円～2万3000円。

●リースコピー機　分速50枚、毎月3000枚以上

最も高性能な機種では分速50枚、1日に3000枚複写する場合で月額1万8000円～2万5000円。

複写速度や月々の最大印刷枚数によってコストが大きく変化することがわかります。これに加えて、カウンター保守契約の内容も影響します。カウンター保守契約は、トナー料、修繕費、印刷1枚あたりの単価などを含んでおり、印刷枚数が多くなるほど月額負担が増える傾向があります。ただし、用紙の目詰まりや故障発生時でも、パーツや出張修理費、修理作業費などの修繕費は無料です。