- オフィスインタビュー
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いいプロダクトのためには「メンバー」が大切。心地よく働き、最大限のパフォーマンスを発揮するためのProgateのオフィス
オンラインで学べるプログラミング学習サービスの開発・企画・運営事業を展開している、株式会社Progate。
いいプロダクトを作るには「メンバー」が大切。そのメンバーが働きやすく、最大限のパフォーマンスを発揮できる環境を提供することが、オフィス作りにおいて重要視している点なのだそうです。そんなProgateのオフィスは、まさにメンバーが心地よく働ける工夫がなされていました。
人事の尾嵜さんにこだわりを詳しく伺ってきたのでご紹介します!
新卒で学習塾運営のベンチャー企業へ入社。塾講師として小・中学~高校生までを指導する。2014年にオフィス移転のプロデュースを行うヒトカラメディアに転職し、営業として100社以上の移転を手掛ける。その後、クライアントであったProgateの価値観に共感し、2017年11月に入社。法人営業、マーケティングを経て2018年7月より人事領域を担当。
目次
オンラインプログラミング学習サービスの開発・企画・運営事業を展開
ameri
Progateが展開する事業について教えてください!
尾嵜さん
弊社は、オンラインプログラミング学習サービスの開発・企画・運営事業を展開しています。
代表の加藤自身が、プログラミングで挫折してしまったことがありまして。その経験から「プログラミングでできるだけ多くの人の可能性を広げたい」「自分のように挫折する人を少しでも減らしたい」という思いを抱き、Progateを立ち上げたんです。
ameri
実は私もProgateを愛用しています。とてもわかりやすく、私のようなプログラミング初心者にもやさしいところがうれしいです……!
尾嵜さん
ご愛用、ありがとうございます!
そうなんです。挫折せずに学べるよう、イメージしやすくイラストを用いたり、スモールステップで「できた!」を感じやすい仕組みにしたり、とこだわっています。
作りながら学べるところも、挫折しにくいポイントだと考えています。
ameri
プログラミングはハードルが高いと思っていましたけど、Progateのおかげで楽しく学べています!
尾嵜さん
プログラミングというと、分厚い本を読んだり自分で環境構築をしたりとむずかしいイメージが先行してしまいます。しかし、Progateはそれをせずに取りかかれることも特徴です。
「自分にもできるんだ」「プログラミングって楽しい」という気持ちをまず感じてもらえることを意識していますね。
ameri
Progateで働くみなさんが大切にしている考え方はありますか?
尾嵜さん
「ユーザーのために」という強い思いは共通して持っています。
事業なのでもちろん数字も大切ですが、最終的な意思決定は「ユーザーのためになるかどうか」を軸にしています。
いいプロダクトのためには「メンバー」が大切。心地よく働き最大限のパフォーマンスを発揮するためのオフィス
Progateのオフィスは、渋谷駅から歩いて3分ほどのところにあります。
ameri
渋谷エリアにオフィスを構えた理由はあるのでしょうか?
尾嵜さん
はい。メンバーにオフィスへ来る働き方をしてもらいたかったからです。
いいプロダクトを作るためには、みんなで話し合えて心地よく働ける空間が大切です。そのため、今いるメンバーが働きやすく、来てもらいやすい渋谷エリアにしました。
ameri
ではオフィスの内部も、働くみなさんが心地よく過ごせるように意識されたんですか?
尾嵜さん
そうですね。メンバーに来てもらう環境づくりにはこだわりました。
ameri
みなさんから意見を募ったんですか?
尾嵜さん
はい!
移転に際して社内でワークショップを開き、「どうやって働きたいか」を調査しました。その結果、できるだけ執務スペースを少なくし、オープンスペースを増やしてほしいという希望が多かったんです。
そういった社員からの希望を取り入れながらオフィス作りをしました。タイミングに合わせて自分で考えて使えるところが特徴です。
ameri
詳しくご紹介お願いします!
気分転換にぴったり!「カフェスペース」
社内に足を踏み入れて最初に目に入るのが、カフェのようにおしゃれなスペースです。
尾嵜さん
こちらがカフェスペースです。気分転換をしたいときに使っている社員が大多数ですね。
ameri
いい意味でオフィスらしくない、おしゃれな空間です!
尾嵜さん
カフェに行って作業したいときってありますよね。わざわざカフェまで行かずとも、オフィス内にカフェのような空間があれば……と思い作りました。
カフェの雰囲気を徹底して作るためにも、ここにはあえてモニターやホワイトボードは置いていないんです。
ameri
スペースの真ん中にあるのは卓球台ですよね……?
尾嵜さん
そうです!体を動かして気分転換したいときに使っています。結構本気で卓球をしている社員が多いんですよ(笑)。
▲バーカウンターもあり、本格的なカフェの雰囲気が漂っている
ラフに話し合いながら作業ができる「オープンスペース」
尾嵜さん
こちらがオープンスペースです。
ameri
思った以上に広々としています!
尾嵜さん
「広いところで気分を変えながら働きたい」「考えながら作業をしたい」という声から、リラックスしながら仕事ができるオープンスペースにしました。
集まってホワイトボードを使いながらミーティングをしている人もいれば、ひとりで仕事をしている人もいます。弊社は話しながら作ったり、考えながら作ったりすることが多いので、オープンスペースはとても活用されています。
ameri
自由に、自分のタイミングや気分に合わせた過ごし方ができるんですね。
尾嵜さん
そうですね。
そして、よりいいものを作るためには「開放感」も必要だと考えているので、開放的になるようにも意識しました。「オープンスペースで考え、執務スペースで集中して作業をする」という切り替えができるところもメンバーから人気ですね。
最大限のパフォーマンスを発揮するための休息をとれる「仮眠スペース」
尾嵜さん
こちらが仮眠室です。集中力が切れてきたときなどに利用しています。
ameri
少し休むことでパフォーマンスが上がることもありますもんね。
ソフト面での働きやすい環境づくりも大切。Uniposでバリューに沿った行動を称え合う。
ameri
社員のみなさんが働きやすい空間作りのために、オフィス以外で取り入れていることはあるのでしょうか?
尾嵜さん
ピアボーナスのUniposを導入しています。 メンバー同士が感謝の気持ちを送り合うことで社内の雰囲気もよくなりますし、そのやりとりが周りにも見えるので、普段あまり関わりのないチームの動きを知ることもできます。
単にソフト面からの働きやすい環境作りというだけでなく、会社のバリューに沿った行動を称え合うことで、バリュー浸透にも生きていると思いますね。
アジアへ進出していく。Progateのこれから
ameri
今後の展望についてお聞かせください。
尾嵜さん
会社としては、コンテンツの増強と海外展開により注力していく予定です。
プログラミング学習のハードルが下がり、学び始める人が増えている一方で、まだまだ多くの方が途中で挫折してしまっている状況かと思います。Progateとしては、レッスンコンテンツをより充実させ、本当に創れるようになるまでの道のりを提供するためのコンテンツ開発に力を入れています。
ameri
海外はどちらに?
尾嵜さん
まずはアジア市場ですね。日本から地理的・文化的に近いアジアで、ベストなプログラミング学習サービスとなることが直近数年間の目標です。
弊社は、「誰もがプログラミングで可能性を広げられる世界を創る。」というビジョンを掲げています。先は長いですが、「誰もが」を達成できるように今後は世界中のユーザーさんに一人でも多くProgateを届けていきたいですね。
「いいプロダクトを作るためには、メンバーが大切」と、社員のみなさんが働きやすい環境を徹底的に整えている株式会社Progate。
特に印象的だったのは、オフィスのおよそ1/3を占める大きさのオープンスペースでした。社員の要望を汲み取り、心地よく働けるオフィス作りにこだわっているからこそ、多くのユーザーに愛されるサービスを提供できるのだと感じました。