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vol.307 株式会社マックスプロデュース

人間力を育む「Echo-Creation」。声の響き合いで加速するマックスプロデュースの新オフィス

伴走型イベントプロデュースを通じて、クライアントの経営課題やブランディング力向上に真正面から向き合う株式会社マックスプロデュース。2012年に創業し、現在では社内研修や動画制作など多彩な事業を展開しています。
2025年3月、事業拡大に伴い渋谷エリアに移転した同社。新オフィスには「Echo-Creation(エコークリエーション)」をコンセプトに、声が響き合う交流スペースを設置。イベント業界ナンバーワンを目指す同社ならではの、成長を加速させる工夫が随所に施されています。
人間力を大切にし、一人ひとりの成長を支える。そんなパッションが感じられるオフィスを見学させていただきました。

桑原 裕文
インタビュー
桑原 裕文
株式会社マックスプロデュース 代表取締役社長

23歳でイベント会社に就職。38歳にてイベントを通じて「人や会社を元気にする」 という目標を掲げマックスプロデュースを起業。さまざまな会社の経営課題に対しての解決策になるようなイベント作りを目指し、サポートをおこなう。主にインナーイベントを中心に、多数の企業のインナーイベント制作と演出に携わり現在は、映像やデザインでのクリエイティブ事業やブランディング事業にも注力中。

林 大樹
インタビュー
林 大樹
株式会社マックスプロデュース 管理本部長

22歳で芸能プロダクションに就職。イベントの制作からバックオフィス業務、芸能マネジメント業務など19年間勤め、2022年よりマックスプロデュースに参画。イベントプロデューサーからスタートし、会社が拡大期に入ったことから前職時代の経験を活かし管理本部(コーポレート推進部、経営企画室)の責任者へ。代表の桑原と「わくわくマックス!」のパーソナリティーを務める。

声が響き合い、刺激を受け合う。コミュニケーションを重視したオフィス

源(IBASHO.ライター) :

まずは自己紹介をお願いします。

桑原さん :

私は23歳からイベント業界に入り、29歳から40歳までの11年間、Jリーグアワード(Jリーグの年間表彰式)の総合演出を担当してきました。その後、世界的アーティストや著名人のイベントに携わり、幅広い経験を積ませていただきました。

13年前に現在の会社を設立。イベントプロデュースを軸に、企業の経営課題に対してブランディングやミッション・ビジョン・バリュー策定、動画制作など、クリエイティブ領域全般もサポートしています。

何事も「派手にすること」よりも「イベントを通して何がしたいのか」という本質を大切にし、お客様に寄り添う伴走型のスタイルを貫いてきました。商品発信やインナーイベントなど、クライアント企業が本当の意味で強く成長するための支援を行っています。「頑張っている方を称えたい」という思いが、すべての事業の原点ですね。

林さん :

私は芸能事務所で20年間、制作業務やバックオフィス、劇場支配人などを務めてきました。3年半前にイベントプロデューサーとしてマックスプロデュースに入社しましたが、会社の拡大に伴い、「芯の部分をしっかり固める必要がある」と考え、現在は管理本部の責任者として、バックオフィス全体の強化に取り組んでいます。

源 :

多様なご経験をされてきたのですね。次に、御社の働き方とオフィスの役割について教えてください。

桑原さん :

基本的に全員出社ですが、フレックス制度を導入しており、10時半から14時半までがコアタイムです。イベント本番前など必要な時には集中して働きますが、街の散策や映画鑑賞などインプットの時間もとても重要だと考えています。イベント業界は忙しいイメージを持たれがちですが、早く帰れる時は14時半に退社してもらい、月内で稼働時間を調整するなど、メリハリのある働き方を推奨しています。

「会社に決められた時間ではなく、オーナーシップを持って自ら時間の使い方を設計することが大切」という考えのもと、社員一人ひとりが主体的に働き方を選択できる環境を整え、良いコンディションでお客様に向き合えるよう心がけています。

源 :

確かに、インプットなしでは良いアウトプットが難しくなってしまいますよね。

桑原さん :

そうなんです。また、オフィスの役割は単なる作業場所ではないと捉えています。出社した時に聞こえてくる声、皆が会話している声が響き合うような環境の中で、刺激を受けながらヒントを得られる空間を目指しました。

クリエイティブな仕事では、自分の中のものを絞り出してさらに出さなければならない瞬間があり、コンディションが大きく影響します。だからこそ、オフィスはリフレッシュしながら人と交われる場所であってほしい。雑談を通じて、年齢や役職に関係なく気軽に声をかけ合える文化づくりを意識しています。そうしたコミュニケーションが、明日への活力につながりますからね。

林さん :

社員の平均年齢は30歳前後。イベント事業部は20代後半、バックオフィスやクリエイティブ部門は40代前半と幅がありますが、皆、似たテンションの高さが特徴です。男女比はほぼ半々で、性別も年齢も多種多様な組織になりました。桑原が言うように、社内でのコミュニケーションが活性化することで、良いアイデアが生まれています。

源 :

代々木エリアからご移転されたとのこと。どのような目的があったのでしょうか。

桑原さん :

事業拡大が一番の移転目的でした。また、旧オフィスには休憩スペースがなく、ランチは外で食べるか自分のデスクか。メリハリがつきづらい環境でした。会議室も1部屋しかなく予約が取りづらい。オンラインミーティングは自席で行うため、周囲の声が入ってしまうという課題もありました。

林さん :

新オフィスでは、エントランスとリフレッシュスペースを設け、休憩や食事、コミュニケーションの場として活用されています。会議室も3部屋用意したことで、来客対応や面談、オンラインミーティングなど、用途に応じて使い分けができるようになりました。

源 :

社員のみなさまや、来客の方々の反響はいかがでしょうか。

桑原さん :

新オフィスへの反応は抜群に良いです。グループ会社からも高く評価されており、社員からの評判も上々。エンゲージメントサーベイのスコアはグループ内でトップレベルです。

林さん :

外部の方からも好評です。特に採用面接に来られる方々からの反応が良いですね。「入った瞬間の雰囲気が大事」という考えから、採用も意識したオフィスづくりを行ったことで、旧オフィスに比べると最終面接の際の印象がかなり変わりました。

桑原さん :

今後も、オフィス環境は経営として考えるべき重要な要素だと捉えています。

源 :

課題にしっかり向き合われ、この素敵なオフィスが出来上がったのですね。それでは早速、新オフィスを拝見させてください!

「Echo-Creation」を体現するマックスプロデュースのオフィスツアー

コンセプトは「Echo-Creation」。聞こえてくる声から元気やアイデア、ヒントをもらえるような、声が響き合う環境を作りたいという想いが詰まったマックスプロデュースの新オフィス。エントランスから順に案内していただきました。

円形カウンターが生む一体感。エントランス兼リフレッシュスペース

エントランス兼リフレッシュスペース
桑原さん :

「Echo-Creation」というコンセプトは、弊社が大切にしている「寄り添う」「伴走する」という姿勢とも深く結びついています。寄り添い、伴走する中にしか成し得ない感動があると考えており、このコンセプトはそこにかけられたものでもあります。共存する中で生まれる化学反応、人と人との声の響き合いは、イベント事業においても非常にイメージしやすいんです。

桑原さん: :

エントランスの大きな円形カウンターは、誰が来ても、どの角度から見ても会話しやすいように設計されています。ここが一番こだわったポイントです。

源 :

とてもインパクトがありますし、コンセプトともぴったりですね!

マックスプロデュースのロゴ
林さん :

実は、ここは”Co-Creation酒場”とも呼ばれていて、社員はもちろん、月に2回ほど外部のお客様をお招きして交流しています。私は”Co-Creation酒場”の店長でもあるんです(笑)。カウンターの内側には、飲み会の備品もたくさん収納しているんですよ。

源 :

店長…!日中だけではなく、夜もフル活用されているんですね。

照明の色味を変えることで違った雰囲気に
モニター上で流れている動画は、マックスプロデュース内で制作
源 :

あちらに飾られているポスターは…?

林さん :

“わくわくマックス!”というラジオを、桑原と私、そしてリクライブ編集長の二宮さんの3人で配信していて、そのポスターです。

桑原さん :

約1年前にスタートし、100回以上配信しています。仕事のことから雑談まで自由にお話ししているのですが、育休で休んでいる社員から「ラジオのおかげで社内の状況がよくわかるので助かる」という声をもらうこともあるんですよ。

源 :

復帰後に心理的な距離を感じにくいというのは、会社にとっても大事なことですね。

窓際のカウンター席
ソファ席
オフィスに馴染むデザインのテレカンブース

採光豊かな3つの会議室

会議室
林さん :

こちらが会議室です。

源 :

窓が大きく、採光に富んだ開放的なお部屋ですね!

林さん :

こちらの会議室の壁沿いには、多機能ベンチを導入しました。普段は椅子として使えますが、救護時には横になれるスペースにもなり、さらに収納もできるんです。

源 :

確かに、オフィスに「ちょっと横になれるスペース」があるだけで、万が一の時にも瞬時に対応できますよね!収納力もバッチリですね。

林さん :

会議室は3つ設けました。イベントプロデュースを手がける私たちならではですが、部屋名に「舞台用語」を取り入れています。ステージを客席から見たとき、右側を「上手(かみて)」、左側を「下手(しもて)」と呼ぶことにならい、会議室も右から順に「上手」「センター」「下手」と命名し、会議の予約の際にも利用しています。

コミュニケーションを支える執務室

執務室
林さん :

こちらは執務室です。向かい合った席の人と視線が合いすぎないようにする工夫や、カバンが置けるようにワゴンを設置するなど、社員が意見を出してくれて、細やかな配慮がどんどん発展していきました。

自席に戻るまでの間、できる限り多くの社員に声をかけ、雑談するという桑原さん
桑原さん :

会社のバリューとして「人間力」を掲げており、それを軸として大切にしています。今の世の中ではAIがどんどん発達していますが、やはり人と人との関係性を一番大事にしたい。リモート環境ではどうしてもコミュニケーションが取りづらいという面もあるため、同じ空間で働くことにこだわりを持ち続けています。

自社で制作したのれん

「ここがある」と思える場所に。成長を支え、会社を加速させる拠点

「会社として大事な時期にこのオフィスに来ているので、みんなにこの環境の中で存分に成長してほしい」と語る桑原さん。イベント業界でナンバーワンになることが現実を帯びてきた今、「マックス(全力で)プロデュースする」という生き方そのものが、成長において大切なものになっていくと考えています。

また、「採用した人にはポテンシャルを感じて入ってもらっているので、働く環境が良くないとパフォーマンスも上がりません。仕事で大変なことや失敗があっても、『ここがある』と思える場所や組織である必要がある」と考える同社。箱としてのオフィスと、人の集まりとしてのオフィス。その両方を整えることを心がけているといいます。

オフィスを単なる働く場所ではなく、一人ひとりが成長し、会社全体が加速していくための拠点として育てていこうとする。そんな強い思いが伝わってきました。

取材先

株式会社マックスプロデュース

https://max-produce.com/ 公式サイト

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