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オフィスインタビュー
vol.88 株式会社Speee

ミッションやビジョンをアートで表現!日常に思いが溶け込むSpeeeのオフィス

 

ミッションが描かれた巨大アートがお出迎え!エントランス

 
エントランスに入って、まず目に飛び込んでくるのが、壁一面に描かれた大きなアート。青い円のなかに、年号や日付が入っています。
 

▲エントランスの右側の壁
 

かしみん

わあ、インパクトがありますね…!

 

渡邊さん

画家の方の手描きなんです。青い円のなかには、通信やハードウェア、ソフトウェアの進化となったきっかけの日付を入れているんですよ。

 

かしみん

ほうほう。

 

渡邊さん

例えば、モールス信号の電信機が作られた日とか、アラン・チューリングが現代のAIの元になる理論を提唱した日とか。

 

▲エントランスの左側の壁
 

渡邊さん

エントランスの左側の壁には、会社のミッションを入れています。

 

かしみん

しっかり「解き尽くす。未来を引きよせる。」と入っていますね。

 

渡邊さん

左の壁に描かれたフクロウは、俯瞰的視点をもったジェネラリストを表現し、右の壁に描かれた手は、スペシャリストを表現しています。そして、地図は解像度を高めるプロセスを表しているんです。

 

かしみん

それぞれのモチーフに意味があるんですね。

 

渡邊さん

はい。青い球体は、イノベーションの歴史、そしてそこから予測される未来の日付です。「どの未来を選び、引きよせるべきなのか。『我々だからこそ引きよせられる未来』とは何なのか、それを解き尽くす。そして、選択した未来を引きよせる。」、そんなメッセージを表現しています。

 

かしみん

しっかりとミッションをアートで体現しているんですね。

 

8室とも違うアート!ビジョンを表現した会議室

 
次に案内してもらったのは、会議室。Speeeには会議室が8つあり、ビジョンも8つ。ひと部屋ひとつのアートが描かれています。
 

 

小林さん

僕のお気に入りは、いちばん大きな会議室にあるアートです。

 

かしみん

この部屋のアートもインパクトがありますね!えーっと、ビジョンは「『解く』の連鎖で、より大きな解決を。」…。アートとどのように関連しているんですか?

 

小林さん

過去に先人たちが解いてきたさまざまな答えが連鎖していることで、便利な現代があります。なので、このアートは、東京の街並みの変化を表しているんです。

 

 

小林さん

昔の田んぼしかない街並みから、現代の高層ビルが建ち並んだ風景まで。左から右にかけて、街の景色が移り変わっているんです。

 

かしみん

おっ、本当ですね!真ん中あたりをよく見ると、建設中の東京タワーまである!

 

小林さん

アートが渦を巻いているようなのは、ビジョンの「『解く』の連鎖」とかけて、DNAの連鎖をイメージしているんですよ。先人たちの「解く」を受け継ぎ、より大きな解決を社会に提供していきたい、という意志も込めています。
 
 

かしみん

細かいところまで、ビジョンを表現しているんですね。

 

▲「解決法はデータに潜む。」の会議室
 

▲「新しい市場を創り、新しい日常を創る。」の会議室
 

渡邊さん

画家の方に平日にも来てもらって、メンバーがこのオフィスで働いているなか、アートを描いてもらったんです。

 

かしみん

じゃあ実際にメンバーは、作られていく過程を見ていたんですか?

 

渡邊さん

はい。実制作に入る前のコンセプトディスカッションにも、数十人規模の社員に参加してもらいましたし、ペイントしている様子も間近で見てもらいました。なので、メンバー自身、アートにとても愛着が湧いているんです!

 

かしみん

完成作品だけを見るのと、アート制作の過程を最初から見るのとでは、イメージが変わりそうですね。

 

渡邊さん

アートに愛着が湧くと、ミッションやビジョンにも愛着が湧くと思っています。

 

かしみん

確かに、ミッションやビジョンも一層大切に思えそう!

 

デジタルサイネージでビジョンを体感!カフェスペース

 
最後に案内してもらったのは、カフェスペース。開放感のある空間で、木目調が温かみのある雰囲気を出しています。ランチを食べたり、軽いミーティングをしたり、イベントを開いたり。息抜きとして、この場所で仕事をしているメンバーもいます。
 

 

かしみん

コーヒーの香りが漂う、おしゃれな空間ですね!

 

小林さん

コーヒーは飲み放題なんです。仕事に煮詰まったときは、僕もこのスペースでコーヒーを飲みながら、気分転換してますよ。

 

▲ミーティングの風景
 

かしみん

カフェスペースでも、ミッションやビジョンを表現しているんですか?

 

小林さん

はい、こっちに来てください!

 
と、小林さんに案内されたのは、
 

ミッションが映し出されたデジタルサイネージです。
 

かしみん

エントランスや会議室のアートとは一風変わって、今度はデジタルのアートなんですか?

 

小林さん

はい。ちょっと手を上げてみてください!

 
と言われて手を上げてみると……、
 

 

かしみん

おお!画面が反応して、ポーズの形に人影が映しだされてる!

 

小林さん

そうなんです。センサーが人を認識して、ビジョンをランダムで表示してくれます。

 

▲「深度と領域。」のビジョンが映しだされたデジタルサイネージ
 

小林さん

ただ見るだけではなく、楽しんでもらいながらビジョンを浸透させられたらいいなと思っています。オフィスに来たお客さんにも好評なんですよ!

 

かしみん

テンション上がりますね!何回でもやりたくなります(笑)。

 

 

かしみん

本当にさまざまなポイントで、ミッション・ビジョンが感じられる施策が取り入れられていましたね。

 

渡邊さん

そうなんです。今後、事業が広がっていくにあたって、会社も大きくなるし、新しいことに挑戦するメンバーも増えていきます。そんなとき、組織をまとめてくれる大きな要素のひとつが、ミッションとビジョンなんです。

 

かしみん

メンバーにとって「どんな行動をするべきか」「どんなマインドでいるべきか」の指標になりますもんね。

 

渡邊さん

はい。なので、これからも会社の成長を、アートを取り入れたオフィス環境からサポートしていきたいです!

 

かしみん

すてきなお話をありがとうございました。

 

渡邊さん

こちらこそ、ありがとうございました!

 

 
アートを取り入れて、ミッションやビジョンを表現しているSpeeeのオフィス。
 
「このミッションが描かれたアート、壮大だな」「体を動かしながらビジョンを体感できて楽しい!」。このように感情が動かされる場所で働くことで、ミッションやビジョンを覚えようとせずとも、自然にメンバーへと浸透していくのでしょう。
 
このオフィスこそ、Speeeメンバーが一致団結して、新規事業を生み出すヒミツなのかもしれません。

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取材先

株式会社Speee

https://speee.jp/ 公式サイト

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