目次
コンクリートと木を合わせた、人情深いエントランス
まず案内してもらったのは、エントランス。
木目の床とオレンジのライトがほっこりする空間です。壁などにはコンクリートが使われているので、温かみがありながらもスタイリッシュな印象を受けます。
かしみん
コンクリートと木の使われ方が印象的ですね。なぜ、このようなデザインにしたんですか?
植田さん
弊社は、「都会にある最先端企業」から「地方の歴史ある中小企業」まで、幅広い規模の会社へサービスを提供しています。その中で、都会企業と地方企業を、コンクリートと木に見立てました。
最先端の企業は近代的なイメージがあるコンクリート、歴史ある中小企業は伝統的なイメージがある木、です。
かしみん
なぜ、このようなエントランスにされたんですか?
植田さん
コンクリートと木というふたつの素材を融合させることで、お客さんとのつながりを表現したくて。社員にも、親身になってサービス提供をする意識付けをしたいと思いました。
かしみん
お客さんへの思いを素材で表現するなんて、人情がある温かいエントランスですね。
▲テーブルもコンクリートで作られています
仕事する環境をその日の気分で変えられる!執務スペース
次に案内してもらったのは、執務スペース。
ボックス席や大きなテーブルなど、エリアごとにさまざまなタイプの机やイスが並んでいます。
かしみん
なぜいろんな種類の机やイスを置いているんですか?
植田さん
気分によって、最適な仕事環境を選んでもらうためです。集中したいときは区切られた集中スペースへ、コミュニケーションを取りたいときは大きい机へ、というように。軽いミーティングをするときは、ファミレスのようなボックス席を使います。
▲大人気のボックス席
植田さん
このオフィスに移転してきたばかりの頃、机などの配置は今と大きく違いました。
かしみん
どうして今の配置にされたんですか?
植田さん
業務を進めていく中で働きやすさを追求した結果、今の配置になったんです。出入口の近くには、カジュアルに仕事をする人が集まるよう長机を置きました。
かしみん
どうしてですか?
植田さん
入り口付近でカジュアルに仕事をしている人が多いと、出社時や退社時にあいさつが飛び交いやすくなります。
かしみん
そんな仕掛けがあったんですね…!
▲執務スペースの出入口には、あいさつを促す社員さんのパネルが。この高橋さんのパネルは、日本でいちばん熱いアノ人…?ユーモアあふれる工夫で、一日頑張ろうという気分になりますね!
植田さん
今後、「配置を変えたほうが働きやすい」という意見があれば、積極的に取り入れたいと思っています。凝り固まった機械的なオフィスではなく、柔軟性のある人間的なオフィスを作りたいんです。
かしみん
オフィス環境の柔軟性を大切にするからこそ、お客さんにも人間味あるサービスを提供できるんですね。
植田さん
そう言ってもらえるとうれしいです!
かしみん
こんなオフィスで働いてみたいなあ。気分に合わせて場所を変えられると、リフレッシュできて頭がスッキリし、仕事の効率が上がりそう…!
高橋さん
リフレッシュといえば、ぜひ見ていただきたい場所があるんです。こちらへどうぞ!
時には息抜きも!リラックススペース
最後に案内してもらったのは、「リフレッシュ」をキーワードにしたリラックススペースです。
ゆったりと腰掛けられる大きなビーズクッションのソファやマッサージチェアが置いてあります。ナチュラルな木目の壁が優しげで、心癒やされる空間です。
かしみん
このビーズクッションのソファ、大好きなんですよ…!(早速座る)
高橋さん
このスペースいいですよね!わたしもお気に入りの場所です。このスペースで仕事をしてもいいですし、業務に詰まったら休んでもOKなんですよ。
かしみん
最高だ…。
高橋さん
人間誰しも集中力は長く続かないので、どんどんリフレッシュしてほしいです。そして、パフォーマンスを高めて、最終的にお客さんに喜んでもらえたらと思っています。
かしみん
すべてはお客さんのためにつながるんですね。1〜2時間しか集中力が続かないわたしのような人間には、かなりありがたいです。
▲オフィスには卓球台もあります。息抜きとして、卓球を楽しむ社員さんもいるんだそう
人の温かみがある、帰ってきたくなるオフィスに
かしみん
RELATIONSのお客さんに対する人情深さがにじみ出ていたオフィスでしたね。
高橋さん
ありがとうございます。お客さんだけでなく、社内的にも人の温かみを大切にしていきたいと思っているんです。
かしみん
そうなんですね!
高橋さん
はい、社員にとって「第二の家」のようなオフィスになれたらうれしいです。
かしみん
第二の家、ですか。
高橋さん
在宅ワークや地方出張の社員も多いので、会議が集中する月曜日以外は、出社する社員数が半分になってしまうんです。このオフィスには50名ほど在籍しているのですが、火曜日以降は20名ほどしか来ないこともあります。
かしみん
そんなに少なくなるんですか。
高橋さん
だからこそ、「オフィスに帰ってみんなの顔を見たい」と思える存在にしたいんです。今後も、人の温かみを大切にしたオフィス作りをして、社員の心の拠りどころにもなれたらと思います。
お客さんに親身になることを大切にしているRELATIONS。オフィスにも、「喜んでもらいたい」という思いがしっかりと反映されていました。
そして、社員に対して「心の拠りどころになりたい」との強い思いも。社内外問わず人情深いRELATIONSこそが、まさに「ええ会社」だなあと感じたのでした。