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オフィスインタビュー
vol.60 SHE株式会社

わたしたちが創る「わたしたちの未来」ー女性が夢を見つける場所SHEのオフィスに行って来た

21世紀を生きる女性のための夢を叶える事業を運営するSHE株式会社。本当はずっとやってみたかったことや子供の頃から憧れていたこと。そんな誰しもが心の奥に持っている自分の好きや得意を見つけ、楽しみながら学べる場所として、20代〜30代の女性たちから注目を集めています。可愛い外見、表参道というおしゃれな立地。今回は、そんな女性のためのSHEの場所に込められた思いを探りに行ってきました!

2017年4月に設立されたSHE株式会社は、SHElikes(シーライクス)、SHEloves(シーラブズ)、SHEworks(シーワークス)の3つのサービスを提供しています。

私だけの「好き」を見つけるレッスン講座の「SHElikes」、上ステップで見つけた「好き」を深堀りし、専門スキル化する短期集中講座の2ヶ月間の集中講座「SHEloves」、そして上2ステップで見つけた「好き」を活かして、働けるまでのフローを支援をする「SHEworks」。

これらを通して女性が「わたしらしい働き方」を見つけていくための取り組みをされています。今回、SHEでお話を聞かせてくれたのは、代表の中山紗彩さんとコミュニケーションリードの奥山悠海さん。

SHE代表取締役 中山紗彩さん (なかやまさあや)
早稲田大学在学中、コンサルティング事業を経営。 新卒で入社したリクルートキャリアの社内新規事業提案制度にて教育サービスを立ち上げ、後リクルートマーケティングパートナーズに事業売却。
スタートアップ取締役を経て、2017年4月SHE株式会社設立
コミュニケーションリード 奥山 悠海さん (おくやま ゆうみ)
SHEでは秘書とコミュニケーションリードを担当。
代表中山とは高校時代からの友人で、SHEの理念に共感し、2018年4月よりジョイン。
SHEを通じて人生が変わった第一人者として、自分の夢や好きに向かっている人のサポートをしたい。

表参道駅を降りて、おしゃれなカフェや雑貨屋さんを眺めながら、骨董通りを進むとSHEのオフィスがあります。

木目調のエントランスはお店のような雰囲気。

やや中が透ける、ガラス戸からは女性たちが楽しそうに過ごしている空気も伝わってきますよ。

それでは早速、SHEのオフィスにお邪魔します!

SHEは「好きを見つけて、なりたい自分になれる場所」

まずは中山さんと奥山さんに、SHEの場所やコンセプトなどを聞いてみました。

鈴木

とても可愛らしいスペースですが、何かコンセプトなどはありますか?

奥山

弊社のコンセプトである「ひとりひとりが自分にしかない価値を発揮し熱狂して生きる世の中を作る」を実現するための、オフィス空間をイメージしました。

カラーも若い女性らしくミレニアルピンクが良いか、という案が出たのですが、私たちを支える存在、応援者の態度を示す色としてブルーグレーを基調としました。

あちらこちらに可愛いらしいアイテムを発見…!

鈴木

ミレニアル向けの、というわけではないんですね。

中山

はい、世代をミレニアル世代に限定するかどうかという話もあったのですが、結果的にはしませんでした。ビジョン的に「ひとりひとり」としているように、0歳から100歳までターゲットを絞らないようにしました。

鈴木

なるほど。いま会社としては、何人くらいの方がいらっしゃるんでしょうか?

中山

メンバーはフリーランスで業務を手伝ってくれている方なども含めて、20人くらいです。これから4月に1人、6月に5人ほど入社する予定です。

鈴木

その方たちが、スペースを使われることが多いんですか?

奥山

わたしたちはもちろん、SHEworks会員やSHElikes会員の方もよく利用されています。平日の夜や土日などは、たくさんの方が訪れますよ。自分の作業をされる方はもちろん、月1回の交流会を通して会員の方同士が交流されています。

12月はドリームマップの作成、1月は新年会などを開催されたそうです。

コワーキングスペースには思い出の詰まった可愛い雑貨がいっぱい

SHEオフィスは、コワーキングスペースと大きな講座などを開催できる広めのコミュニティスペースの2つの空間から成っています。

全体的に大きな窓からは日の光が入るような、明るい空間が印象的。まずは、コワーキングスペースを見ていきたいと思います。

鈴木

こちらのスペースはどのように使われているんですか?

奥山

この場所は、主にSHEworksの会員さんがコワーキングとして使っています。ほかにも、講座の開催や会員さんがコミュニケーションをとるスペースとして活用することもありますよ。

鈴木

SHEを運営している方もここでお仕事されるんですか?

奥山

はい、この場所も含めて各々好きな場所やスタイルで働くことが多いです。

壁やテーブルには様々な可愛らしい雑貨が並ぶ

鈴木

この可愛らしい雑貨たちは、会社の方が選んでいるんですか?

奥山

この雑貨たちはメンバーが買ってきたり、講師の方がSHEのためにとプレゼントしてくださったりとそれぞれSHEにまつわるストーリーがあるんです。

たとえば、このしおりはSHElikes講師の方がSHEのメンバーをイラストで書いてくれたんですよ。

中山

この羽は奥山のお誕生日を祝った時のケーキの飾りだったものを置いています。

奥山

見るたびに色んな思い出を思い出そう、という気持ちが込められているんです。その他にもたくさん思い出が詰まったものがあるので、遊びに来た時はぜひ探してみてくださいね♪

旅行先で見つけた”she”をお土産として頂いたもの

おしゃれなインテリアがたくさん載っている本

コミュニティスペースはレッスンやフリースペースに活用

コミュニティスペースでは、実際にお仕事をされているスタッフの方たちもいました。

普段はこんな風に……

講義をする取締役/COOの福田さん

多くの女性がスキルアップやライフスタイルのレッスンの中から、自分のキャリアに適したレッスンを受け、学びに来る場所としても使われています。SHElikesだけで、いままで2000名を超える受講者さんが参加されたそう。

鈴木

どのくらいの数の講座があるんですか?

奥山

1ヵ月に25〜30件くらいの講座を開いています。最初はライフスタイル系の講座が多かったのですが、徐々にライティングやマーケティングといったキャリアに関するものの方が増えてきています。

中山

最近受講された方が転職するケースも多くて。過去・現在・自分に向き合うスキームを提供する機会を面談やレッスンを通じて多く作るようにはしています。そうやって改めて自分に向き合ってみると転職したい気持ちになる女性も多いようです。転職のサポートもはじめているので、一歩を歩み出す女性が増えるのは嬉しいですね。

夢の詰まった、大人も子供に帰れる場所でありたい

「小さいころに思い描いていた夢を、夢で終わらせない。夢を思い出し、その実現に向けてサポートしていく場所でありたい」そう語るのは、代表の中山さん。

ビジョンやミッションを大切にするSHEでは四半期に1回の合宿を開催し、どういった世界を作っていきたいのか、自分らしくパフォーマンスをどうやって上げていくかといったことをメンバーで話し合うそうです。

奥山

ビジョンの言語化という目的で、みんなでテーマソングの歌詞を作ったりもしました。

歌詞を作ったイメージ曲のテーマ

鈴木

すごく本格的ですね。奥山さんはどうして入社しようと思ったんですか?

奥山

やはりSHEのビジョンに共感した、という部分が大きいです。SHEのビジョンに出会ってから、自分の好きは何だろう?と考えるようになりました。お手伝いから初めて、SHElikesのレッスンに参加する人の話や講師の方々の話を聞き、自分の価値を発揮できるようになりたいと思ったんです。
やっていくうちにできないと思っていたことが、できるようになった時は嬉しかったですね。

中山

SHEはスタートアップとしてやっている以上、大事にしている指標の1つにスケール性を置いています。

本当はずっとやってみたかったこと。子供の頃から憧れていたこと。 心の奥に持っているそんな 「自分の好き」や「得意」を活かして生きることを志向し、目を輝かせながら行動に移す方々をこの半年で2000人ほど目にしてきました。

SHEを通じて、0から100歳の人が真っ直ぐに夢を語り、人の目を気にせずその実現に向かって真っ直ぐに歩める、そんな世界を作りたいんです。

取材先

SHE株式会社

http://she-inc.jp/ 公式サイト

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